ウェンディ・プリークリー
概要
プロゴナー出身の一つ目エイリアン。ひょろ長い黄緑色の身体で、頭から触角が一本生えている。プロゴナーの中ではかなりのイケメンらしく、本名のウェンデルも「勇敢な戦士」という意味があるという。
エピソード
試作品626号は
リロ・ペレカイというハワイの女の子に飼われ、スティッチと名付けられていた。ジャンバは力ずくでスティッチを捕らえようとするが、地球で大事を起こさないというルールを遵守するプリークリーを息が合わずに何度も痛い目に遭う。ジャンバとプリークリーの仕事ぶりに業を煮やした議長は二人をクビにする。
ジャンバはスティッチを追い、
リロの家へと追い詰める。クビになったジャンバは派手なやり方でスティッチを追い詰め、プリークリーはリロの安全を守ろうとする。結果、争いによってリロの家を破壊してしまう。
そこへ議長にスティッチの逮捕を命じられた
ガントゥ大尉が上陸し、リロとスティッチを誘拐してしまう。脱出に成功したスティッチはナニ、ジャンバ、プリークリーを説得して宇宙船でガントゥを追跡。スティッチはガントゥを退け、リロを救出する。
ハワイに戻ってきたスティッチのもとに銀河連邦議長が到着し、スティッチを拘束する。スティッチはリロとナニのことを自分で見つけた家族だと紹介したことで、議長は危険生物であるはずのスティッチの変化を認める。議長は拘束を撤回し、地球へ“追放”することを決める。スティッチはリロ、ナニ、
デイヴィッド・カウェナ、ジャンバ、プリークリーのオハナ(家族)としてハワイの
コカウア・タウンで暮らす。
ナニの計画でリロ、スティッチ、ジャンバ、プリークリー、デイヴィッドと家族団欒の時間に映画を見ていた。すると突然スティッチが不具合を起こしてしまう。ジャンバによると、スティッチを開発した時に分子エネルギーを十分に注入できなかったことが原因だという。
ジャンバはスティッチを元に戻すために実験に明け暮れるが、失敗してしまう。スティッチを元に戻すには
フュージョン・チェンバー*が必要なのだが、かつてスティッチを発明した時に使ったものは自分で発明したものではなく、カタログで注文したものであった。落ち込むジャンバはプリークリーにおだてられ、やる気を取り戻す。
プリークリーはナニとうまく行っていないデイヴィッドを応援するため、お得意の女装を使ってナニの嫉妬心を煽ろうとするが、すべて空回りしてナニに呆れられる。
リロのフラダンス大会当日、スティッチのコンディションは悪化し、ジャンバはテスト無しでスティッチをフュージョン・チェンバーに入れることにする。フラダンス大会に到着したジャンバとプリークリーは、舞台を投げ出したリロからスティッチがいなくなったことを知らされる。
リロ、ナニ、ジャンバ、プリークリー、デイヴィッドは、スティッチが
ザ・レッド・ワンに乗って誰もいない惑星へ行こうとしているのを見つける。スティッチが山の上に不時着すると、リロはスティッチのもとへ行くが間に合わずスティッチは意識を失う。リロはスティッチに自分勝手な振る舞いを詫び、彼がオハナであることを認める。リロがスティッチを抱きしめると、彼は目を覚ましみんなは再会を喜ぶ。
夜になり、再びステージに立ったリロとオハナたちはヒイアカとロヒアウのフラダンスを披露する。
カウアイ島のコカウア・タウンでオハナ(リロ、スティッチ、ナニ、ジャンバ)と暮らすプリークリーのもとへガントゥが訪れる。ジャンバはプリークリーにスティッチ以前に作った試作品625体のカプセルを託すとガントゥに誘拐されてしまう。
ジャンバが誘拐され、ナニは元CIAのコブラ・バブルスに応援を要請する。プリークリーは
銀河系パープル・ページ*に記載されている電話番号に片っ端から電話をかけ、ガントゥの電話番号を見つけ出す。この電話によって黒幕がジャンバの元相棒の
ハムスターヴィール博士であることが判明する。相手の要求が残りの試作品すべてであったことから、プリークリーとコブラは試作品のカプセルを持って約束の場所へと向かった。
受け渡しの場所である
キラウエア灯台で、ハムスターヴィールはプリークリーの持ってきたカプセルが一つ不足していることを指摘する。その一つはリロとスティッチが始動させ、
スパーキーと名付けていた。コブラはジャンバを救うためにスパーキーを受け渡すように促すが、リロは「スパーキーはスティッチの大事なイトコだから」と言って彼を自由にする。そしてジャンバを助けると、リロとスティッチは
ガントゥの宇宙船に忍び込んで残りの試作品カプセルの救出に向かう。
リロとスティッチの活躍により試作品カプセル623個はハムスターヴィールの魔の手を逃れたが、既に島中に散らばっていた。銀河連邦議長は危険な惑星となった地球を爆破しようとするが、リロの説得によりリロとスティッチが試作品の回収とおうち探し係に任命される。
リロとスティッチの試作品集めをサポートし、普段はプリークリーおばさんとして生活している。レギュラーとして登場し、「モーフォロミュー」以外のすべてのエピソードに登場。
「フィバー」では、いつまでも結婚しないことに業を煮やした母
ミセス・プリークリーに「もうすぐ結婚する」と嘘をついた結果、実際に訪問を受けてしまう。
「ヤープ」では、
ヤープを勇敢に助け出し名付け親になる活躍を見せる。
リロ、スティッチ、ジャンバ、プリークリーはすべての試作品を集め終えてトゥーロ星で表彰される。スティッチは議長から
銀河艦隊*大尉の職と
B.R.B. 9000の艦長を任命される。ジャンバは
ジャンバの研究室に戻れることになり、プリークリーも
銀河同盟短期大学地球学部の名誉教授になれることに。リロは新天地に旅立つ彼らを送り出すことにし、スティッチにネックレス、ジャンバにレコード、プリークリーに石をプレゼントする。
寂しさのあまりジャンバに会いに来たプリークリーは、ハムスターヴィールと最強の試作品
リロイによって捕まり、ジャンバとスティッチも捕まってしまう。
G.A.C.C.の宇宙船に乗せられてブラックホールに飛ばされたスティッチ、ジャンバ、プリークリーだが無事に脱出し、リロとルーベン(試作品625号)とガントゥに合流。
アロハ・スタジアムでハムスターヴィール率いるリロイのクローン軍団と対決。リロとスティッチとルーベン率いるイトコたちのバンドが「
アロハ・オエ」を演奏してリロイを停止させる。
地球に戻ったスティッチ、ジャンバ、プリークリーはリロたちと家に戻ることを決意。リロたちは家で盛大な家族写真を撮影する。
その他
ゲーム
2023年8月1日に開始したシーズン3から登場した、「リロ&スティッチ」のレーサーが装備できるレアリティ「エピック」のクルー。名称は「プリークリー」。
ジャンバの専用クルーであり、全ステータスと専用スキル「アンステーブルブラスター」の性能を向上させる。さらに、スタートスキル「ボム」を持った状態でレースをスタートできる。
KH
登場作品
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:08