ゼロウイルス

【名前】 ゼロウイルス
【読み方】 ぜろういるす
【分類】 用語
【登場作品】 『トランスミッション』

【詳細】

『トランスミッション』におけるキーワード。

名前の通りウイルスで、それもエグゼのザコ敵のようなウイルスではなく、現実のコンピュータウイルスのような性質を見せる。
ゼロウイルスは電子機器に感染し、機能を低下させてしまう。

なんとネットナビにも感染し、感染したネットナビは暴走してしまう。
おまけにこのウイルスは常に進化し続けており、どんなワクチンを作ろうとその場しのぎにしかならず、消すためには大元のマザーウイルスを叩くしかないという代物である。

このゼロウイルスを中心に『トランスミッション』のストーリーが展開される。

元々の開発者はかのWWWの首領Dr.ワイリー
しかし、諸事情あって一旦このウイルスは凍結されていたが、『1』でWWWが壊滅させられたのちにワイリーの助手であった「教授」がこのウイルスを呼び覚ました。
そして、教授に命じられたスターマンが、ニセのワクチンとしてこのウイルスをばら撒いていた。

このウイルスは上でも軽く触れた通り、マザーウイルスからゼロウイルスが生み出されている。
そして、生み出されたゼロウイルスは端末として得た情報をマザーウイルスへと送っていた。
その送っていた情報の中にはナビの「心」「感情」も含まれており、その情報がマザーウイルスゼロに自我を生じさせた。

アニメ版

最終シリーズ『BEAST+』に登場。

教授が作り出した新たなウイルスであり、現実世界への実体化が可能という特徴を持つ。
ウイルスの種類は「ゼロ」を筆頭に、前作『BEAST』のグレイガ軍・ファルザー軍の獣化ウイルスやナイトメアの姿をしたもので占められる。

また、感染するという性質を持っている。
第13話「穴掘り野郎がやってきた!」、第14話「暴走メットール」では、並行世界「ビヨンダード」からやってきた堀杉土太郎ミスタープレスの弟子となっている巨大メットール「マッハツルハシ」に感染し、実体化・暴走していた。
ゼロウイルスに感染した場合の対処法が確立されていないのだが、土太郎・プレスとの友情で正気に戻っていた。

教授がネット警察に逮捕された第18話「ゼロの魂」以降は出現していないため、全滅したと思われる。

【余談】

『ロックマンX5』にも同名のコンピューターウイルスが登場しており、こちらも(ロックマンXの)ゼロによく似た形をしていて、レプリロイド(ロボット)にとりつくことで悪影響を及ぼす。
取りついた者を暴走させてしまう性質はどちらかというと『ロックマンX6』に登場するナイトメアウィルスの方が近いが、こちらも元はと言えばゼロのDNAデータから作り出されたものであり、ゼロとは決して無縁の存在ではない。

このゼロウイルスが元ネタなのか、エグゼの世界観に合わせた結果こうなっただけの偶然の一致なのかは定かではない。

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最終更新:2023年11月15日 15:01