「ふふふ…… 僕に勝てるとでも思っているのかい?」
【詳細】
『トランスミッション』にて、
教授の部下として登場する自立型
ネットナビ。
元ネタは初代
ロックマン5のボス。ほぼ別人レベルのリデザインが施されており、
リトルグレイのような大きな瞳を持つ顔に、流星の尾を思わせる黄色く逆立った髪、首からは先端に巨大な星(☆)がついたマフラーのようなものをなびかせている。ナビマークは額にあり、ストレートに星(☆)のマーク。
身体は、ブーツ以外に装飾のないシンプルさがリトルグレイ味をさらに思わせるが、上半身と下半身で色が異なり(下半分が灰色で上半分が暗い青)、その境目が不規則なラインとなっている。
一人称は「ボク」で、基本的に笑顔を絶やさず、やや気取った口調で話す。
きらびやかな見た目とは裏腹に、冷徹非道な性格をしており、自我が芽生えて苦悩する
ゼロに冷徹な言葉を投げつけるなどの一面を見せる。
ゼロウイルス配布の中心的役割を担い、
光熱斗と
ロックマンの前にもストーリー序盤から何度か現れる。
会う度に逃げるため、企みを止めることはできないが、
ゼロアカウントへ通じる最後の関門、
無重力エリアの最奥にて、
ゼロアカウントの入口を守るため、ついにロックマンと戦うこととなる。
『4.5』
まさかのGBA版への登場。
シルバートーナメント付近という序盤から敵として登場するのだが、コロコロコミックなどの誌面では発売前にこのナビがプレイアブルキャラとして登場すると告知された。
隠しナビという扱いのため、プレイアブルキャラとして使うには
バトルチップゲートとナビデータチップが必要。
ナビデータチップは「バトルチップゲートパック」と呼ばれる、
炎山版バトルチップゲートが同梱された『4.5』に特典としてついていたのだが、後に全隠しナビを収録したナビデータチップのブースターにも封入された。
敵としては、キラキラメテオを短い間隔で降らせながらスターアローを放ってくる強敵。序盤で登場してくるのだが、『4.5』独自の自動移動での回避は中々難しい。
ムーンダンスは
ナンバーマンのナンバールーラーとほぼ同じ軌道で攻撃してくる。
固有のナビチップは存在せず、敵として戦う場合は、高ランクで撃破すると、代わりに星繋がりなのか
リュウセイグンが手に入る。
また、
ウラインターネットの「ウラトーナメント」に出てくるスターマンSPを高ランクで倒すと、同じく天体つながりで
メテオレッドサンか
ブルームーンレイを落とすようになっている。
他の悪役ナビと同様に非道な一面はなくなり、見た目通りの爽やかな性格になっている。
ただし気取った部分は変わっておらず、
ネットバトルでの勝利時には「素敵な流れ星は見れたかい?」と相手を煽る一面も。
プレイアブルキャラとしては、
ロールと酷似する部分が見られる。
最大HPが900と低めの無属性で、フロートシューズ持ちは彼女と同じ。
星占いを得意としており、その日の運勢をオペレーターに教えてくれる。
「シューティングスター」が出た時には、ロールの
レディースデーの時と同じ値引きが発生する。
「スターダスト」が出た場合、ナビ戦(
バスティングレベルS時)で得られる
バグのかけらが5個になる。
また、星占いで数字を教えてくれるが、それに該当する数字を持つエリア内に
HPメモリが出現するようになる。
溜め撃ちは「キラキラメテオ」を持つ。
上空から降ってきて命中した相手を混乱状態にするという能力を持つ。
相手の行動を制限できる点では強力だが、命中させるのは難しい。
他の装備は標準的な「バスター」「シールド」の2つ。
【能力】
腕を弓に変化させ、先端が星型の矢を一直線に放つ。
基本的に2連続で放つため、完全に避け切ってから反撃したい。
スターマンの3マス前方に三日月形のカッターを出現させる。
カッターは出現位置から時計回りに回転して攻撃する。
スターマン本体の動きとは関係なく、こちらのエリアに五芒星(☆)型の流星が降り注ぐ。
基本的には単発で落下するが、最大5回連続で落下することもある。
避けた先でスターアローが飛んでくることもあるため、相手の動きもよく確認すべし。
アニメ版
AXESS
第46話で
Dr.リーガルの手によって復活し、コントロールXを破壊すべくネット警察を他のダークロイドと共に襲撃。
ネット警察のサイバーワールドに侵入して早々に、
ガッツソウルに変身したロックマンによりデリートされた。
Stream
第38話にて
アステロイドとして登場し、
スラーにより占い師・安藤ロメダに授けられた。
ダークロイド時にはなかった「星を用いた能力」という原作『4.5』寄りの能力を新たに備えており、ロメダの星占いの
サポートすることになる。(ロメダが占いと称した内容をスターマンが細工を行うという仕組み)
しかし、ロメダは師匠から「今年下半期の大事件」という大きな課題を与えられ、どうしようか苦悩しているところで、テレビ番組の予言として「
秋原町に流星を落とす」というネタを本当に敢行しようと暴走する。
ディメンショナルチップで実体化するもCFロックマンとCFロールにデリートされた。
【余談】
ゲーム、アニメ共に総じて悪役としての出演が多い。
善玉としての登場は正史ではない『4.5』のみであり、ある意味で『4.5』のスターマンは貴重といえる。
最終更新:2025年03月20日 17:10