【名前】 |
ビヨンダード |
【読み方】 |
びよんだーど |
【登場作品】 |
『BEAST』『BEAST+』 |
【詳細】
「向こうの世界」を意味する言葉。端的に言えば、もう1つの世界、すやわち並行世界(パラレルワールド)。
『BEAST』第1話「ビヨンダード」で登場した2体の
ゾアノロイドが述べたのが初。
こちらの世界から見れば
ゾアノロイドや電脳獣がいる世界がビヨンダードであり、
ゾアノロイド達のいる世界から見ればこちらの世界がビヨンダードである。
ビヨンダードにも容姿が全く同じ人物が存在し、
ゾアノロイドのほとんども、熱斗たちがいた世界で
ネットナビとして登場している。
第12話「
トリルの秘密」で現れたグレイガ軍のゾアノガッツマンが「一種のパラレルワールド」と述べており、以降も熱斗達はパラレルワールドという認識で合致している。
その理論はこちらの世界とあちらの世界の
光正が既に提唱していた。
ただ、実際に存在するかどうかは定かではなかったのだが、『BEAST』になってその理論や世界が実在することが証明された。
異なる世界を繋ぐのは「
フォッサアンビエンス」と呼ばれる次元の裂け目。
これまでは発生することはなかったのだが、熱斗達とは違う世界で「獣化因子戦争」が勃発したことで、2体の
電脳獣の衝突により偶発的に発生するようになった。
こちらの世界から見たビヨンダード
同じナビや人間が存在する辺りはパラレルワールドなのだが、起こっている事件などは異なっている。
言語が熱斗達の世界と異なっており、ビヨンダードに飛ばされた五人は各自の方法でビヨンダードの言語を
PETにインストールして会話手段を得ている。
- 熱斗:グレイガ軍のロボットの残骸の電子頭脳から修得。
- 炎山&メイル:廃墟の端末から修得。
- ライカ&ディンゴ:義勇軍から提供された翻訳チップにより修得。
ともあれ熱斗達の活躍で獣化因子戦争が終結した後は、フォッサアンビエンスが再び開く要素も無くなった。
…はずだったのだが、『BEAST+』第13話「穴掘り野郎がやってきた!」では何故か、
堀杉土太郎と
ミスタープレスのコンビと彼らの弟子「マッハツルハシ」がこちらの世界へやって来てしまった。
ゲーム版における「パラレルワールド」
『エグゼ』シリーズ
『5』が『6』に繋がる話となっているのだが、『
チームオブブルース』版だけが『6』と繋がらない部分がある。
したがって、ミヤビや
ディンゴらと出会うことがない『
チームオブブルース』版は、『6』に(綺麗に)繋がらない一種のパラレルワールドの世界線といえる。
なお、『4』は遠征を用いればレッドサン、ブルームーンのどちらにもソウルナビ全12体がストーリー上のトーナメントに登場するため、『5』以降に特に影響はない。
なんならこのシステムで『P.o.N』では
ヒノケン、『L.o.N』では
城戸舟子のストーリーを見ている前提と思しき台詞が存在する。
『流星のロックマン』シリーズ
『エグゼ』から200年後を描いた『流星』
シリーズ第2作『流星2』では、人類が「滅びの前兆」を乗り越えることができなかったもう1つの未来として、パラレルワールドを舞台としたゲームクリア後の隠しシナリオが用意されている。
公式的にゲーム内でパラレルワールドと謳って取り扱った作品は、『エグゼ』『流星』を通してこの作品のみ。
クロスフュージョンに似た電波変換など、アニメの要素を取り入れていることが多い。
最終更新:2025年07月01日 08:34