【項目名】 |
電脳ウィルスバスターズ4! |
【分類】 |
依頼 |
【登場作品】 |
「L.o.N」 |
【詳細】
4度目となるこの依頼。
依頼掲示板には、
「私は電脳ウィルスバスターズの司令官、キャプテン☆アダチ!
電脳世界を守るため、日夜
ウィルスと命がけの攻防を繰り広げている。私の意志に賛同する若者よ、秘密の司令基地、
犬小屋の電脳に来たれ!」
と、何時もの文言で今回も犬小屋の電脳にて同志を集うことを待っているようだ。
で、ロックマンはなぜこの依頼を受けるかって?僕達は、何者かの手でこの依頼を受けることを強いられているんだ!
さて、依頼人である
オフィシャルの外見のナビごと、
キャプテン☆アダチに会うと、「よーく来たな!おお、貴様か!貴様の活躍、なかなかのものだ!」と何時ものテンションで
ロックマンが電脳ウィルスバスターズで活躍していることを褒める。
ロックマンは、本当は参加したくない、と今度こそ言い切るのだが、「待て待て、言わずともよい!貴様の意気込みは、その大地を踏みしめる足に現れておる!」と聞き流し、
何時ものように続けて「それでは、貴様に記念すべき四回目の任務を言い渡そう!」と司令を言い渡そうとする。
ロックマンは再度参加したくないと強い口調で言うも、
「ええぃ黙れぃ!今直ぐに
石碑の電脳に向かうのだ!
ウィルスによる、我々の活動への妨害工作が行われておる!」と
任務をロックマンへ強引に伝えた。
そしてロックマンは黙って現場に急行をする。
なので今回もまた、電脳世界にまた一つ笑顔を取り戻すためにロックマンは任務を遂行し、今回もキャプテン☆アダチに報告するのが目的となる。
石碑の電脳に向うと緑色のオフィシャルの外見のナビが居るが、キャプテン☆アダチが言っていた通り、ウィルスが文字を刻むプログラムを襲っていた。
このままでは自分の請けた仕事が進まないと、呆然をするナビを助けるために仕方ないと気が乗らない熱斗と気合満々なロックマンはウィルスハンティングを行使するのだ。
ウィルスはスウォータル2体とバキュームファンの3体。
ウィルスからナビを守ると、ナビはこれで作業の続きが出来ると、助かったことにはホッと一安心するのだが、ふと気になったのか「作業って、何の作業ですか?」とそのナビにロックマンが聞くと、
「ええ……なんでも電脳ウィルスバスターズとかいう団体の石碑らしくて……」と、
電脳ウィルスバスターズ!の石碑に文字を打ち込んでいたことを話し、それを聴いたロックマンは驚愕。更にナビは。
『「電脳世界の平和を守るため、戦い続けるのが我らの使命! C☆アダチ&ロックマン」って言うのが注文された文言ですね』とそれを掘っていることを告げる。
このままでは黒歴史や大惨事という言葉ですら生温い、深傷が電脳世界に刻まれてしまうのを察知したロックマンは任務対象を変更すると、残りの作業は自分に任せてくれないかと頼みこむ。ナビは反論しようとするがロックマンは
「大丈夫ですから。ホントに。大丈夫です」
と
恐ろしいまでに平坦な声で言う。それを聴いたナビは
「わ、わかりました……。そ、それじゃ、これ掘りかけの石碑データです」と手渡す。
とある科学がナビも1人の人間と言ってたので、ナビも殺意が湧くことがあることはおかしくないので、ロックマンの反応は至極まっとう、健全な反応である
ロックマンはお礼を言ってナビを見送った後……。
「……熱斗くん。とりあえず、このデータは破壊してもいいよね?」と熱斗に確認すると「……ああ、仕方ないな」と背筋に冷たいものを走るのを感じた熱斗から承諾を得たロックマンはその石碑を木っ端微塵に粉砕!跡形もなく亡くなったのを確認すると……。
「よしっ!」と
証拠隠滅出来たことに小さなガッツポーズをとった。
「残念ながらデータ自体はウィルスから守れなかったね。でも……あの人が無事でよかった」
と、ウィルスによる、活動への妨害工作を防げたことにロックマンは肩の荷を下ろす。
明らかにロックマンの自作自演なのだが、そんなロックマンを見た熱斗は「そ、そうだな……」と触らぬ神に祟りなしと言わんばかりの反応しかできなかった
こうして電脳世界にまた一つ笑顔を取り戻すためにロックマンは任務を遂行したので、キャプテン☆アダチの下に報告に戻ると、「ハッハッハ!よくやったぞ、若者!」と何時もの調子の口調でロックマンを出迎え、石碑データは残念だったが、これで電脳世界は平和に一歩近づいたとキャプテン☆アダチは満足する。そして、4度目の任務達成の報酬をロックマンに手渡した。
今回の任務完了の報酬は、強化プログラム、
HPメモリ
キャプテン☆アダチは「新たなる任務があれば、掲示板を通して連絡する!」と伝えるが、ロックマンはそれを阻止するように、「さっきも言ったように僕は参加したくない」と、これ以上のウィルスバスターズによる活動を受け持つつもりはないことを明白に言う。
キャプテン☆アダチはロックマンが続ける意志が無いことに、そうか……と呟くと、
「ならば、あと一度!あと一度だけ、任務をこなしてほしい!それでも私の思いが伝わらねば諦めるとしよう!」と懇願してきた。
ロックマンは、あと一度。これで最後と、渋々ながらも約束すると「ありがとう若者よ」と礼を言い、次も会える機会を楽しみにしてると言って去っていった。
キャプテン☆アダチが去った後、熱斗は「いいのか?ロックマン。あんな約束して」と石碑の態度で見せたロックマンを見ていただけに飲み込んだのは以外という反応だが、
「……あと一回だけだからね。我慢するよ」とロックマンは答えると、ロックマンがそういうことならと熱斗は納得する。
「次の依頼は何時だろうな」と熱斗は身構えるが、「速くても遅くても微妙な気分」とロックマンの気分は曇り空。しかし、気に病んでもしかたないと熱斗は言い、行こうぜと再び歩き出すのであった。
最終更新:2025年05月29日 15:06