アーマー

【用語名】 アーマー
【読み方】 あーまー
【登場作品】 『1』『トランスミッション』

【詳細】

装備すると敵から受けるダメージが半減する鎧。
ウッド・ヒート・アクアの3属性分が存在し、特定の属性のウイルスが多く登場するエリア毎に付け替えることで優れた防御性能を発揮する。
『1』では何故かエレキアーマーだけは無い。

ロックマンのステータス画面で装備すると、それぞれの弱点となる属性以外のダメージを半減する。
弱点属性のダメージが2倍になったりはしないので、手に入れたらとりあえず付けておいて損はない。
逆に付けていなくてもクリアは可能だが、所持しているだけでもロックマンのレベルが1つにつき+6される。
ファラオマンの出現条件である「ロックマンのレベル70」を目指すうえでは全部買っておくと少し楽ができる。
エレキアーマーだけないのは、木属性の攻撃をしてくる相手が少ない*1のでデメリットがほぼ無い故だと思われる。

後続の作品には登場せず、『1』リメイクでも削られるなどの不遇のシステム。
もっとも、特定の属性以外のダメージを全て半減する(特に弱点を突けない無属性が不利になる)のはストーリー攻略はおろか通信対戦でもバランスブレイカーとまではいかなくても十分強力なので、バランス調整を鑑みて削除されたのかもしれない。
そもそも、アーマーを装備していない場合のメリットが一切無しというのも「ならば最初からアーマーを装備している状態でのダメージ量をデフォルトの数値にすればいいのでは?」ということになるわけなので…*2

この属性付与能力が洗練され、次作のスタイルチェンジにつながったのだろう。

外伝作品である『トランスミッション』にも登場。
アクションゲームであるこちらではシステムが異なっており、同族性のダメージを半減(例えばヒートアーマーなら火属性のみ)という性能。このためちゃんと4属性分そろっている。
効果範囲が狭まっていることから、『1』以上に付け替えが大事になっている。

元ネタ…というかほぼそのままだが、おそらく『ロックマンX』シリーズの中でも本作から見て直近にあたる『X5』、『X6』で登場する「アーマー集め・選択」という遊び方がそのまま持ってこられていたものと考えられる。

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最終更新:2024年11月10日 19:59

*1 ウッドマンミノゴロモン系、ダイジャン(最下種)のエッグスネーク、ドリームウイルスが召喚してくるドリームモスぐらい。ポイットン系は攻撃自体は無属性

*2 例えば「ガイアント3rd」は、アーマー無しだと「400」ものダメージを喰らう恐ろしい火力を持ち、アーマーによる半減で「200」になる。以降のシリーズだと、ウイルスの最上位種のダメージはこの「200」が多い