「新たなスタイルが発現したみたいだな そのスタイルは・・・」
【システム名】 |
スタイルチェンジ |
【読み方】 |
すたいるちぇんじ |
【分類】 |
バトルシステム |
【登場作品】 |
ゲーム:『2』『3』 アニメ:『無印』 漫画:『鷹岬版』『あさだ版』 その他:『ハナヤシキミッション2』 |
【詳細】
『2』と『3』に登場した戦闘システム。
オペレーターの癖や傾向をより効果的に反映する為に
ナビが自動進化する現象で、
アジーナエリアに保管されていた
チェンジ.batを
ロックマンがインストールした事で発現した。
公式設定では後にチェンジ.batが量産化されたらしく、一般のナビにもスタイルチェンジは広まっているようだ。
記念すべき
シリーズ初の変身能力。『1』では
バトルチップの組み合わせが大きな比重を占めていた戦闘に、
ロックマンの
属性や
チャージショットの変更、特殊能力の付与といった新たな概念をもたらし、後に続く様々な戦闘システムの礎となった。
スタイル名は基本的に「(属性)+(スタイル)」の法則に則っている。
スタイルチェンジ発動までのプレイヤーの戦い方によってスタイルが変化し、更にランダムで属性を1つ得る。
最初のスタイルチェンジの属性は「はじめから」を選んだタイミングで決定し、以降はおそらく(少なくとも『3』では)スタイルを変更した際に次に発現するスタイルの属性も決定する仕様なので、リセットによる属性の厳選はできず、目当ての属性があるならスタイルチェンジを繰り返す必要がある。
『3』ではスタイルを変更するまで発現するスタイルの属性は固定であるため、やろうと思えば目当てのスタイル+属性の厳選も可能。
ノーマルスタイルと
サイトスタイルを除き必ず属性が付与されるので、チャージショットで敵の弱点属性を突ける反面、ロックマン自身も弱点属性を突かれるリスクが生まれる。
『2』では4+1種類のスタイルに変身可能。デフォルトのノーマルスタイルとは別に2種類のスタイルを保存可能で、
PETの「ロックマン」の項目から好きな時に切り替えられる。
3種類目を発現した際はキャンセルするか、手持ちスタイルのいずれかを上書きするかを選択する。
マップ画面のロックマンのグラフィックはノーマルスタイルのまま。
1つのスタイルで戦い続けるとそのスタイルのレベルが上がり、チャージショットの性能が向上。限界のLv3まで上げると再び戦い方のカウントが始まり新たなスタイルが発現する。
基本4スタイルは戦い方を変えればで何度でも発現可能だが、隠しスタイルであるサイトスタイルだけはレベル設定がなく、他のスタイルで上書きしたりトレードしてしまうと
二度と発現しない。
PETの項目の1つである「つうしん」では、スタイルもトレードが可能。さすがにチップと違い、自分もスタイルを提供しなければならない。
『アドコレ』ではサイトスタイルはトレード不可能になった。
『3』では『2』で組み込まれたチェンジ.batが引き続き効果を発揮しているという設定で、6種類のスタイルに変身可能。
しかし、容量の都合なのか、保存可能なスタイルは1種類に減らされた。
また、『2』とは違い、スタイルチェンジの際に現在と同じスタイルにはならなくなった。
新たに
バグスタイルと通常版限定の
グランドスタイル、BLACK版限定の
シャドースタイルが登場。
レベルアップの際にはこのままスタイルのレベルを上げるか、別のスタイルを探すか選択肢が出るようになった。
戦い続けるとレベルが上がるのは『2』と同じだが、今作では基礎性能は変化しない代わりに
プログラムパーツを生成する。
プログラムはレベルに応じてより強力な物が生成され、レベルが最大になると再び戦い方のカウントが始まる。
また、スタイルごとにナビカスでエラーを出さずに使えるカラーが追加され、生成されるプログラムも基本的にこれと同じカラーになる。
なお、戦い方と戦闘回数のカウントは
リザルト画面が表示される全てのバトルで行われるものの、スタイルチェンジとレベルアップは通常の
ウイルス戦後にしか発生しない点に注意。
これまでに登場したスタイルは以下の通り。属性は省略している。スタイルの右はナビカスに追加されるカラー
スタイル自体はスタイル廃止の4からは音沙汰なくチップ化もない…と思われたが、最終的に『6』でサイトスタイルモチーフの
サイトバッチがファルザー版限定でチップ化。
ロックマン以外も使えたりする。
【余談】
新スタイル獲得後に
熱斗の部屋に戻ると
パパからメールが届き、各スタイルの能力解説を何時でも見返せる。
また、スタイルチェンジ発生時にはパパから電話が入り、新スタイルの能力解説や上書き保存をしてくれるのだが、例え
大火傷を負って倒れていようとも電話を掛けてくる。上記のメールも同様。
時系列上『2』の前日談にあたる『トランスミッション』でも少しだけ言及があり、「新種のウイルスに対応する為には戦闘スタイルそのものを状況に合わせて変える必要がある」と語られている。
もっとも、ゲーム版のスタイルチェンジは戦闘中に自在に行える物ではない上、どちらかというとオペレーター側に合わせるシステムなため、
それに近い事が出来るシステムの登場は
もう少し先の話になるのだが。
『4』では
ビデオマンが「デジタルビデオマン」にスタイルチェンジする事を夢見ているが、本当にそんなスタイルがあるのかは不明。
『鷹岬版』では
ブルースが
ムラマサスタイルを発現させている。
最終更新:2025年05月02日 13:56