トロン - (2012/09/15 (土) 14:05:08) の1つ前との変更点
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**トロン
[[遊戯王ZEXAL]]の登場キャラクター。初登場は26話。
鉄仮面を被っており、長いブロンドの髪を編み込んでおさげにしている謎の少年。
長兄[[Ⅴ]]、次男[[Ⅳ]]、三男[[Ⅲ]]の3兄弟を束ねるトロン一家の家長だが、体格はせいぜい[[天城ハルト]]と同じくらいで外見上はトロン一家で最年少である。
子供じみた一面と冷酷な一面を併せ持つ不気味な人物であり、[[ルチアーノ]]のような高笑いが特徴。
手袋をしていて目立たないが、右手に[[紋章]]がある。また、63話の描写から他の大多数のキャラと違い、右目でARビジョンを見ている様子。
やたらと光る左目ではフォトンモードの酷使で満身創痍な[[カイト>天城カイト]]を赤外線カメラを覗くように見ていた。
[[アストラル]]を見ることも会話することも可能な貴重な人材。
[[チート]]能力の代名詞である[[紋章]]の使い手。
伏せカードを透視できるなど一家の中でも特に強力な紋章の能力を持つが、更に彼独自の能力としてDNAの二重らせんの様なビーム触手(?)を自在に操る力を持っている。
これまでにこのDNAで以下のような行為を行なっている。
-誘拐してきたハルトから[[アストラル世界]]に干渉する能力の一部を奪う
-Ⅲにアストラルと遊馬の接続を断つ能力を与える
-[[ドロワ]]のカイトに対する愛の記憶を食し、ドロワを廃人に((ドロワの片思いの記憶を食べた感想としては「愛って記憶、ちっとも美味しくない」と評している。))
[[Dr.フェイカー]]に強い復讐心を抱いており、ハルトから奪った能力でフェイカーを異世界に吹き飛ばす事を目的としている。
[[神代凌牙]]に《[[No.32 海咬龍シャーク・ドレイク]]》を渡し、彼の心の闇を広げることでフェイカーへの刺客として彼を利用することを企んでいる。
ただし、[[Ⅳ]]らに[[ナンバーズ・カード]]を集めさせたり、「すべてのナンバーズは僕のもの」と発言したり、フェイカーへの復讐だけではなくナンバーズそのものに興味を示す描写も見られる。
これはDr.フェイカーがアストラル世界を滅ぼすのにナンバーズを集めているのと同じように、フェイカーへの復讐の手段・道具としてナンバーズを必要としている可能性がある。
[[ペガサス>ペガサス・J・クロフォード]]のオマージュなのか、大量のカートゥーン・アニメを同時に視聴するという奇妙な趣味を持つ。((本編中に確認できた画面には、「ト〇とジェ〇ー」らしき作品が放映されていた。))
そのため、トロンの使用するカード群は[[トゥーン>トゥーン・ワールド]]なのでは?と予想されていたがまぁそんな事はなく、全国の(わずかな)トゥーン使いの希望を完全に打ち砕いた。
欧州で紋章や勲章に使われる動物や幻獣をモチーフとした「紋章獣」モンスターと、そのサポートカードである「&ruby(メダリオン){紋章}」と名のつく魔法・罠カードを使用。
彼の操るエースモンスター《[[No.8 紋章王ゲノム・ヘリター>ナンバーズ・カード]]》には、オーバーレイユニットを1つ使うことで相手モンスターの名前・攻撃力・効果の3つのうちから1つを「奪う」能力を持つ。
また、一部のカードを召喚・発動する際には、前述のチート紋章やビーム触手が演出として出現する事もある。
Ⅴが語るところによると、その正体は3兄弟の[[父親]]であり、本名はバイロン・アークライト。((ちなみに、Vは決勝大会・パークセクションにて、モブデュエルリストの《ヴァイロン・ディシグマ》使いを脱落させている。もしかしたらこの名前の伏線だったのかもしれない。))
かつては歳相応の身長と外見をしていたが、髪型は現在と同じ三つ編み、左目は片メガネがはまっている((やっぱりペガサスのオマージュだろうか?))など、年齢を除けば現在と外見的共通点は多い。
フェイカーの親友であり、共に異世界の扉を開く研究をしていたが、その研究は行き詰っていた。
だが、フィールドワークにより異世界へのヒントを掴んだ[[九十九一馬]]がメンバーに加わることで、ついに異世界への扉が次に出現する場所を掴む。
アストラル文字(によく似た文字)が壁や床に掘られた謎の古代遺跡へと到達した3人。
しかし、異世界への扉が2つの魂を犠牲にする事でしか開かない事を知っていたフェイカーは、バイロンと一馬の2人を門を開く代償として異世界に送り込んだのである。
かつてのバイロンは、研究に行き詰まり焦りを見せる親友のフェイカーや、息子たち3人を優しく見守る穏やかな性格の持ち主であった。
しかし、長い時間を経て異世界との狭間を彷徨った彼は人間世界へと帰還した((本人は「自分の命を助けてくれたのはバリアン世界」だと語っている))ものの、その精神と肉体は幼児退行し、狂気に満ちたものとなっていた。
ほとんどの感情や、その素顔の半分さえも含む全てを無くしスッカラカンになってしまった中で、フェイカーへの「復讐」を大事に守り続けそれを生きる目的としている。
自身の息子たち3人を操り[[WDC]]にて暗躍。
登場初期こそケンカする息子たちを「高貴な心を忘れてはいけないよ(笑)」となだめるなど、真意を隠しながら穏やかに振舞っていたが、表舞台に姿を現した頃からその本性を徐々に現し始める。
決勝出場者パーティで衆人の前にその姿を現し、狂気に満ちた笑い声と共に[[Mr.ハートランド]]に向かって「ぶっつぶしてあげる」と宣戦布告。
常に子供のようにおどけた態度で相手を茶化す。人心掌握に長けており、非常に高い煽りスキルも持ちあわせている((ファンサービスを始めとするⅣの煽りスキルは彼譲りのものなのかもしれない。))。
人の[[イラッとくる>神代凌牙]]ツボを的確かつ残虐に踏み荒らすため、彼と相対した者や目的のために利用する者はもれなくブチ切れている。
また単純に怒らせるだけでなく、その怒りの矛先を操りその気持ちを利用することで、他人を駒のように自在に動かしながら自身の目的を達成しようとするなど、「人には人の役割がある」と語るそのやり口は巧妙かつ悪辣。
おそらく遊戯王史上、もっとも[[心理フェイズ]]に長けた人物であろう。
息子たち3人の家族思いな一面を利用して計画の下準備を進め、「凌牙にシャーク・ドレイクを渡す」という役割を終えたⅢに対しては、使用者の体を蝕むほどの強大な力とナンバーズを与え世界を破滅させるカードを渡す。
WDC決勝大会Ⅳvs凌牙戦においては、Ⅳの、ひいては凌牙の闘争心を引き出すためなのか、「父さんのために」と躍起になるⅣに対して「僕はだれも信じない」「別にいいよ、勝たなくて」と非道な言葉を浴びせかけ、凌牙の方を応援。
役割を終え、自身の与えた紋章の力によって息子たちが目を覚まさなくなってしまってもさほど気にかける様子は無かった。
それどころか、息子たちのことを「失望した」、「役立たず」とさんざん詰っている。
(ただし眠ったままの息子たちをちゃんと%%全裸で%%ベッドに寝かせ、「彼らはよくやってくれた、さすがは僕の息子たちだ(笑)」と''いつもどおりのテンションで''彼らを労っている)
凌牙をフェイカーへの刺客とするために、自身やⅣへの怒りをナンバーズによって増大させる。その結果、凌牙は《[[CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス]]》を生み出した。
更にその上で心の闇がすっかり広がってしまった凌牙の記憶を紋章の力で改竄し、自身の忠実な手駒とした。
WDC準決勝では遊馬によって凌牙が倒されてしまったことで、凌牙をフェイカーへの刺客とするという目標は崩されてしまったが、もうひとつの目標のためにハルトを利用してカイトやフェイカーたちを激昂させた。
そしてカイトの[[怒りの一撃>「懺悔の用意はできているか!」]]を凌ぎ、持ち前の人心掌握術によってチクチク貯めていた人々の怒りのエネルギーによって、《[[No.69 紋章神コート・オブ・アームズ>ナンバーズ・カード]]》の召喚に成功する。
&strike(){尚、この時本人は「僕には感情がない」と発言していたが、誰がどう見ても[[顔芸]]全開で喜んだり怒ったりしていたハズである}
その能力でカイトを存分に痛めつけ勝利し、「不味い不味い」と嘲笑いながらカイトの持っていた多数のナンバーズを彼の魂と共に回収した。
WDC決勝戦、スフィア・フィールドの影響下で[[九十九遊馬]]&[[アストラル]]と決戦。
「[[神>ラーの翼神竜]]」の名に違わぬ[[強力>チート]]な効果を持つ《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》を使い二人を[[追い詰める>鉄壁]]も、
[[ZEXAL]]に変身し、負けじと[[強力>「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]な[[ZW]]を駆使した二人の前に敗北。
自分の息子たちと同じように[[父親のいない遊馬の言葉>「不安で泣きたくて一生懸命だったんだよ!」]]を受け、空っぽになってしまったハズの心の中に「家族への想い」が残っていることに気づく。((もしかしたら異世界の狭間をさまよっている間、バイロン自身も息子たちに会えなくて不安で泣きたくて寂しかったのかもしれない))
そしてスフィア・フィールドに飲み込まれそうになる中、かつての一馬と同じように身を呈して自分を助けた遊馬を見て、
ずっとDr.フェイカーへの復讐のための道具としてデュエルをしてきた自分に対し、
「デュエルは復讐のための道具じゃない」「デュエルは絆を、仲間を作ってくれる」と訴え続けてきた遊馬と、自分を救ってくれた一馬の言葉の本義に気づく。
二人の諦めない心・[[「かっとビング」]]の精神を理解した彼は、最後に今まで捉えていた多数の魂とともにⅤ・Ⅳ・Ⅲの魂を開放し、
ようやく思い出すことができた「家族への想い」と共にスフィア・フィールドの中に消えていった。
スフィア・フィールドはデュエルの勝敗に関係なくナンバーズを全て吸収する力を持つため、
結果論ではあるが、WDCに出場した時点で、つまり初登場時点で既に彼はフェイカーに負けていたといえる。
ただし、彼は決勝以前からスフィア・フィールドの性質を知っていたらしく、凌牙を自身の計画に引きこもうとしていたのもこれに対抗するためだったとも考えられる。((凌牙を優勝させスフィア・フィールドへの犠牲とした上で、自分は準決勝でカイトあたりにちゃっちゃと負けて難を逃れることができれば紋章神を温存した状態でフェイカーと対峙できる))
トロンが復讐を果たすには、WDCに優勝し、スフィア・フィールドからも脱出、相応の実力を持つDr.フェイカーを追い詰め、さらにフェイカーの力でアストラル界滅亡を望むバリアンをも敵に回すという無理ゲー甚だしい困難な道のりであった。結局WDC優勝前で頓挫してしまったが。
声優はよりによって[[遊戯王5D's]]でスライを演じた國立幸。
*トロン一家
現在判明している家族構成は、「トロン」、長兄:「[[Ⅴ]]」、次兄:「[[Ⅳ]]」、三男:「[[Ⅲ]]」の4人。ⅠとⅡが居ない理由は不明。父母の当て番という事だろうか?
息子たちは皆トロンの忠実な手足として働いている。
[[1人あんまり働いてない人>Ⅴ]]が居るって?これからだよ!これから!
全員がコードネームのような偽名を名乗っているが、なぜか家族内でも「Ⅴ兄様」などと偽名のままで呼び合っている。
彼らが本名を封印しているのは、56話のⅤの台詞によると、「Dr.フェイカーに復讐を遂げるまで名前を捨てる」と考えたことが解釈できる。つまり、そんなに大した理由はなかったようだ。
**トロン
[[遊戯王ZEXAL]]の登場キャラクター。初登場は26話。
鉄仮面を被っており、長いブロンドの髪を編み込んでおさげにしている謎の少年。
長兄[[Ⅴ]]、次男[[Ⅳ]]、三男[[Ⅲ]]の3兄弟を束ねるトロン一家の家長だが、体格はせいぜい[[天城ハルト]]と同じくらいで外見上はトロン一家で最年少である。
子供じみた一面と冷酷な一面を併せ持つ不気味な人物であり、[[ルチアーノ]]のような高笑いが特徴。
手袋をしていて目立たないが、右手に[[紋章]]がある。また、63話の描写から他の大多数のキャラと違い、右目でARビジョンを見ている様子。
やたらと光る左目ではフォトンモードの酷使で満身創痍な[[カイト>天城カイト]]を赤外線カメラを覗くように見ていた。
[[アストラル]]を見ることも会話することも可能な貴重な人材。
[[チート]]能力の代名詞である[[紋章]]の使い手。
伏せカードを透視できるなど一家の中でも特に強力な紋章の能力を持つが、更に彼独自の能力としてDNAの二重らせんの様なビーム触手(?)を自在に操る力を持っている。
これまでにこのDNAで以下のような行為を行なっている。
-誘拐してきたハルトから[[アストラル世界]]に干渉する能力の一部を奪う
-Ⅲにアストラルと遊馬の接続を断つ能力を与える
-[[ドロワ]]のカイトに対する愛の記憶を食し、ドロワを廃人に((ドロワの片思いの記憶を食べた感想としては「愛って記憶、ちっとも美味しくない」と評している。))
[[Dr.フェイカー]]に強い復讐心を抱いており、ハルトから奪った能力でフェイカーを異世界に吹き飛ばす事を目的としている。
[[神代凌牙]]に《[[No.32 海咬龍シャーク・ドレイク]]》を渡し、彼の心の闇を広げることでフェイカーへの刺客として彼を利用することを企んでいる。
ただし、[[Ⅳ]]らに[[ナンバーズ・カード]]を集めさせたり、「すべてのナンバーズは僕のもの」と発言したり、フェイカーへの復讐だけではなくナンバーズそのものに興味を示す描写も見られる。
これはDr.フェイカーがアストラル世界を滅ぼすのにナンバーズを集めているのと同じように、フェイカーへの復讐の手段・道具としてナンバーズを必要としている可能性がある。
[[ペガサス>ペガサス・J・クロフォード]]のオマージュなのか、大量のカートゥーン・アニメを同時に視聴するという奇妙な趣味を持つ。((本編中に確認できた画面には、「ト〇とジェ〇ー」らしき作品が放映されていた。))
そのため、トロンの使用するカード群は[[トゥーン>トゥーン・ワールド]]なのでは?と予想されていたがまぁそんな事はなく、全国の(わずかな)トゥーン使いの希望を完全に打ち砕いた。
欧州で紋章や勲章に使われる動物や幻獣をモチーフとした「紋章獣」モンスターと、そのサポートカードである「&ruby(メダリオン){紋章}」と名のつく魔法・罠カードを使用。
彼の操るエースモンスター《[[No.8 紋章王ゲノム・ヘリター>ナンバーズ・カード]]》には、オーバーレイユニットを1つ使うことで相手モンスターの名前・攻撃力・効果の3つのうちから1つを「奪う」能力を持つ。
また、一部のカードを召喚・発動する際には、前述のチート紋章やビーム触手が演出として出現する事もある。
Ⅴが語るところによると、その正体は3兄弟の[[父親]]であり、本名はバイロン・アークライト。((ちなみに、Vは決勝大会・パークセクションにて、モブデュエルリストの《ヴァイロン・ディシグマ》使いを脱落させている。もしかしたらこの名前の伏線だったのかもしれない。))
かつては歳相応の身長と外見をしていたが、髪型は現在と同じ三つ編み、左目は片メガネがはまっている((やっぱりペガサスのオマージュだろうか?))など、年齢を除けば現在と外見的共通点は多い。
フェイカーの親友であり、共に異世界の扉を開く研究をしていたが、その研究は行き詰っていた。
だが、フィールドワークにより異世界へのヒントを掴んだ[[九十九一馬]]がメンバーに加わることで、ついに異世界への扉が次に出現する場所を掴む。
アストラル文字(によく似た文字)が壁や床に掘られた謎の古代遺跡へと到達した3人。
しかし、異世界への扉が2つの魂を犠牲にする事でしか開かない事を知っていたフェイカーは、バイロンと一馬の2人を門を開く代償として異世界に送り込んだのである。
かつてのバイロンは、研究に行き詰まり焦りを見せる親友のフェイカーや、息子たち3人を優しく見守る穏やかな性格の持ち主であった。
しかし、長い時間を経て異世界との狭間を彷徨った彼は人間世界へと帰還した((本人は「自分の命を助けてくれたのはバリアン世界」だと語っている))ものの、その精神と肉体は幼児退行し、狂気に満ちたものとなっていた。
ほとんどの感情や、その素顔の半分さえも含む全てを無くしスッカラカンになってしまった中で、フェイカーへの「復讐」を大事に守り続けそれを生きる目的としている。
自身の息子たち3人を操り[[WDC]]にて暗躍。
登場初期こそケンカする息子たちを「高貴な心を忘れてはいけないよ(笑)」となだめるなど、真意を隠しながら穏やかに振舞っていたが、表舞台に姿を現した頃からその本性を徐々に現し始める。
決勝出場者パーティで衆人の前にその姿を現し、狂気に満ちた笑い声と共に[[Mr.ハートランド]]に向かって「ぶっつぶしてあげる」と宣戦布告。
常に子供のようにおどけた態度で相手を茶化す。人心掌握に長けており、非常に高い煽りスキルも持ちあわせている((ファンサービスを始めとするⅣの煽りスキルは彼譲りのものなのかもしれない。))。
人の[[イラッとくる>神代凌牙]]ツボを的確かつ残虐に踏み荒らすため、彼と相対した者や目的のために利用する者はもれなくブチ切れている。
また単純に怒らせるだけでなく、その怒りの矛先を操りその気持ちを利用することで、他人を駒のように自在に動かしながら自身の目的を達成しようとするなど、「人には人の役割がある」と語るそのやり口は巧妙かつ悪辣。
おそらく遊戯王史上、もっとも[[心理フェイズ]]に長けた人物であろう。
息子たち3人の家族思いな一面を利用して計画の下準備を進め、「凌牙にシャーク・ドレイクを渡す」という役割を終えたⅢに対しては、使用者の体を蝕むほどの強大な力とナンバーズを与え世界を破滅させるカードを渡す。
WDC決勝大会Ⅳvs凌牙戦においては、Ⅳの、ひいては凌牙の闘争心を引き出すためなのか、「父さんのために」と躍起になるⅣに対して「僕はだれも信じない」「別にいいよ、勝たなくて」と非道な言葉を浴びせかけ、凌牙の方を応援。
役割を終え、自身の与えた紋章の力によって息子たちが目を覚まさなくなってしまってもさほど気にかける様子は無かった。
それどころか、息子たちのことを「失望した」、「役立たず」とさんざん詰っている。
(ただし眠ったままの息子たちをちゃんと%%全裸で%%ベッドに寝かせ、「彼らはよくやってくれた、さすがは僕の息子たちだ(笑)」と''いつもどおりのテンションで''彼らを労っている)
凌牙をフェイカーへの刺客とするために、自身やⅣへの怒りをナンバーズによって増大させる。その結果、凌牙は《[[CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス]]》を生み出した。
更にその上で心の闇がすっかり広がってしまった凌牙の記憶を紋章の力で改竄し、自身の忠実な手駒とした。
WDC準決勝では遊馬によって凌牙が倒されてしまったことで、凌牙をフェイカーへの刺客とするという目標は崩されてしまったが、もうひとつの目標のためにハルトを利用してカイトやフェイカーたちを激昂させた。
そしてカイトの[[怒りの一撃>「懺悔の用意はできているか!」]]を凌ぎ、持ち前の人心掌握術によってチクチク貯めていた人々の怒りのエネルギーによって、《[[No.69 紋章神コート・オブ・アームズ>ナンバーズ・カード]]》の召喚に成功する。
&strike(){尚、この時本人は「僕には感情がない」と発言していたが、誰がどう見ても[[顔芸]]全開で喜んだり怒ったりしていたハズである}
その能力でカイトを存分に痛めつけ勝利し、「不味い不味い」と嘲笑いながらカイトの持っていた多数のナンバーズを彼の魂と共に回収した。
WDC決勝戦、スフィア・フィールドの影響下で[[九十九遊馬]]&[[アストラル]]と決戦。
「[[神>ラーの翼神竜]]」の名に違わぬ[[強力>チート]]な効果を持つ《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》を使い二人を[[追い詰める>鉄壁]]も、
[[ZEXAL]]に変身し、負けじと[[強力>「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]な[[ZW]]を駆使した二人の前に敗北。
自分の息子たちと同じように[[父親のいない遊馬の言葉>「不安で泣きたくて一生懸命だったんだよ!」]]を受け、空っぽになってしまったハズの心の中に「家族への想い」が残っていることに気づく。((もしかしたら異世界の狭間をさまよっている間、バイロン自身も息子たちに会えなくて不安で泣きたくて寂しかったのかもしれない))
そしてスフィア・フィールドに飲み込まれそうになる中、かつての一馬と同じように身を呈して自分を助けた遊馬を見て、
ずっとDr.フェイカーへの復讐のための道具としてデュエルをしてきた自分に対し、
「デュエルは復讐のための道具じゃない」「デュエルは絆を、仲間を作ってくれる」と訴え続けてきた遊馬と、自分を救ってくれた一馬の言葉の本義に気づく。
二人の諦めない心・[[「かっとビング」]]の精神を理解した彼は、最後に今まで捉えていた多数の魂とともにⅤ・Ⅳ・Ⅲの魂を開放し、
ようやく思い出すことができた「家族への想い」と共にスフィア・フィールドの中に消えていった。
スフィア・フィールドはデュエルの勝敗に関係なくナンバーズを全て吸収する力を持つため、
結果論ではあるが、WDCに出場した時点で、つまり初登場時点で既に彼はフェイカーに負けていたといえる。
スフィア・フィールドの性質を知っている様子もあり、なぜナンバーズを奪われるとわかっていながらスフィアフィールドに入ったのかは定かではないが、紋章の力でスフィア・フィールドに抵抗していたことから、紋章の力ならスフィア・フィールドにも対抗できると考えていたのかもしれない。
トロンが復讐を果たすには、WDCに優勝し、スフィア・フィールドからも脱出、相応の実力を持つDr.フェイカーを追い詰め、さらにフェイカーの力でアストラル界滅亡を望むバリアンをも敵に回すという無理ゲー甚だしい困難な道のりであった。結局WDC優勝前で頓挫してしまったが。
その後、スフィア・フィールド内でフェイカーの独白を聞いていたらしく、子供の為に全てを捨てたフェイカーの行動にも想うところがあったようだ。フェイカーを崩れる塔から救出し、フェイカーからの謝罪を受け入れ、再び友と呼んでから消滅した。
声優は[[遊戯王5D's]]でスライを演じた國立幸。
*トロン一家
現在判明している家族構成は、「トロン」、長兄:「[[Ⅴ]]」、次兄:「[[Ⅳ]]」、三男:「[[Ⅲ]]」の4人。ⅠとⅡが居ない理由は不明。父母の当て番という事だろうか?
息子たちは皆トロンの忠実な手足として働いている。
[[1人あんまり働いてない人>Ⅴ]]が居るって?これからだよ!これから!
全員がコードネームのような偽名を名乗っているが、なぜか家族内でも「Ⅴ兄様」などと偽名のままで呼び合っている。
彼らが本名を封印しているのは、56話のⅤの台詞によると、「Dr.フェイカーに復讐を遂げるまで名前を捨てる」と考えたことが解釈できる。つまり、そんなに大した理由はなかったようだ。
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