概要
星(ヒトデ)を操る能力を持つ、千年前の魔物(
石版魔物)。
かつては実力と志を持った魔物だったが、千年前の
ゴーレンとの戦いに屈して石版化。
ゾフィスによって復活させられてからは、
脅迫により
四天王の一角として使役される事となる。
代表的なカード
魔物カード
自分のバトルフェイズにMPを2払う事で、自身にMPカウンターを1個乗せる事ができる。
MPカウンターを大量に乗せる事を目指すなら採用したいカード。
多量のMPカウンターを積めれば
S-249 ファルガで大量の連続攻撃が行えるようになる等、パムーン独自の戦術を最大まで発揮できる。
ただし、コストと時間が掛かる事が課題ではあるので、大量にMPカウンターを乗せるなら他のサポートカード併用も視野に入れよう。
場に出た時に自身にMPカウンターを2個乗せる「魔物の
ルール」、このゲーム中に相手のダメージ以外の効果で自分の魔物が捨て札になっていれば、その回数まで「使用を宣言する→」で相手の魔本を2枚めくる事のできる「魔物の効果」を持つ。
「魔物の効果」は受動的なので扱いやすいとは言えないが、
魔物破壊効果を使う相手への牽制となる事は期待できる。
どちらかと言えば注目すべきは「魔物の
ルール」側だろう。
これによって乗せたMPカウンターもMPの支払いに利用可能なので、実質的に場に出ただけでMPを2増やす事にも相当する。
《恐怖の目》とコンボでMPカウンターを4個乗せた状態を素早く作り、
S-249 ファルガ等に役立てるというのも選択肢に入るだろう。
また、
S-294 ペンダラム・ファルガ等のMPカウンターの数を参照しないカードで戦う場合には、基本的には
魔物カードはこれを採用する事となるだろう。
捨て札にして使用し、次のターン以降に、自分がパムーンを出す時にMPカウンターを2個乗せる効果を【スタンバイ】させる。
《星を操る者》で大量に乗せる場合の準備としても、
《屈辱の記憶》で素早く4個乗せた状態を作るコンボとしても有用なので、「パムーンにMPカウンターを乗せる」システムを使うなら採用したい。
ただし、効果を使ってから適用可能になるまでに1ターンのラグがある点には注意。
ゲーム中に1回だけ「使用を宣言する→」で、「この魔物に乗っているMPカウンターの数」を「自分の捨て札の
魔物カードの枚数」と同じにできる。
条件が厳しく、
《恐怖の目》とのコンボもできないのも弱点が、捨て札に魔物を用意するコンボを用いるなら検討できるか。
S魔物カード
この魔物の攻撃のダメージを1増やす効果を持つ。
連続攻撃や連続ダメージの得意なパムーンとの相性は良く、
ワンターンキル狙いにも貢献する。
なお、
石版魔物扱いにならない可能性があるので、
石版魔物魔本として組む場合には当日の裁定を注意して確認したい。
W魔物カード
自分は
W魔物にパートナーを2枚まで付けられるようになる効果を持つ。
W魔物中心でパートナーを多用したい場合には採用を検討したい。
VS魔物カード
捨て札にすると、自分か相手の魔物1体を
石版状態にするか、自分か相手の
石版状態の魔物1体を健康状態にする効果が使える。
どちらのターンでも使用できるという長所もあるが、カードの消費が激しいため、
石版状態にするだけなら
ゴーレン《悪夢》の方が扱いやすい。
どちらかといえば、
パムーンにとっても
ゴーレンにとっても唯一の
VS魔物という事を活かして、相手魔物の除去として役立てる事を考えたい。
なお、
ランス《継がれた血統》が付けられない点には注意。
パートナーカード
捨て札にすると、次の自分のターンのエンドフェイズまで
MP枯渇効果を防ぐ事ができる。
現在だとあまり採用する価値は高くないが、場合によっては選択肢として考えても良いかもしれない。
「ランス」をパートナーとするパムーンにも付けられる「カードの
ルール」、自分のバトルフェイズに捨て札にする事でパムーンにMPカウンターを1個乗せられる「カードの効果」を持つ。
MPカウンターを乗せる戦術を採用するのであれば、このカードも積んで、少しでも素早く多くのMPカウンターを乗せられるようにすると良いだろう。
術カード
―第1の術「ファルガ」
1ターンに「パムーンにのっているMPカウンターの数」の回数まで使える、MP1で魔力+0・1ダメージが出せる攻撃術。
「ペンダラム・ファルガ」超えの攻撃回数が見込める事、コンボ次第では序盤からの連射も狙える等、中々に夢のあるカード。
石版魔物四天王《四天王》や
イバリス《ジャアアアア》といったカードとの相性も良く、MPカウンターを乗せる場合においては主力術にもなり得る。
一方、MPカウンターを複数乗せない事には大した効力を発揮できないという課題もあるので、よく考えて魔本を構築したい。
―第2の術「ファシルド」
1ターンに「パムーンにのっているMPカウンターの数」の回数まで使える、MP1で魔力+3000の防御術。
MPカウンターを乗せる戦術を使用した上、相手からの連続攻撃に警戒するなら防御ページに添える手もあるだろう。
―第5の術「オルゴ・ファルゼルク」
MP2の非バトル術で、次の自分のターンのエンドフェイズまで、「使用を宣言する→」で合計魔力9000で攻撃(2ダメージ)または防御する効果を得る事ができる。
【ステイ】効果なので解除される可能性は懸念されるものの、MP2で攻撃2回と防御1回の権利が得られるのは悪くない。
石版魔物四天王《四天王》によるダメージの補強も可能なので、構築次第では採用圏内となるカードだろう。
―第6の術「ディオガ・ファリスドン」
MP5で魔力+2000・「パムーンにのっているMPカウンターの数+2」のダメージを出せる攻撃術。
最低でも2ダメージが保証されているのがポイントで、
S-252 エクセレス・ファルガのほぼ上位互換となる。
パムーンではやや珍しい単発ダメージの術となるが、MPカウンターを乗せた上で、
E-013 ナオミちゃん等によって「一撃で大ダメージを与える」といった狙いがあるなら採用を考えられるだろう。
―第7の術「ペンダラム・ファルガ」
MP5で魔力+6000・1ダメージを5回与える上級術。
MPカウンターの数を参照しないで使える上、単純に見ても5ダメージという効率、5連続ダメージゆえに全てかばうのも困難と優れた点が多い。
更に連続ダメージなので
ダメージをふやす効果との相性も優れており、+1するだけで10ダメージが見込めるようになる等、かなり強力な術カード。
1ターンに5回まで使用可能な、MP1で魔力+4000・1ダメージを与える術。
MP対ダメージの効率では
S-294 ペンダラム・ファルガと同等だが、こちらは1回ずつ攻撃を行うという違いが長所にも短所にもなる。
どちらにしても強力な事に変わりはないので、使い分けを考えて採用したい。
―専用コマンド
MP2で魔力+2000・ダメージ無しの攻撃術で、魔力勝負に勝てば「パムーンにのっているMPカウンターの数」まで相手の魔物とパートナーを選び、次のターンのエンドフェイズまでそれらの「魔物の効果」「パートナーの効果」を使えなくできる。
MPカウンターを乗せておく必要があり、「バトル・インの確認」時に効果を使われてしまうという弱点もあるが、
イベントカードの使用権を使わずに、対象の効果を2ターンに渡って封じられるのは悪くない効果と言える。
相性の良いカード
攻撃性能は高い一方、防御・妨害面は薄い方なので、相手から妨害系の効果を受けると思い通りに動けなくなる可能性がある。
E-181 おおーーっ!!や
PR-047 赤い魔本等の汎用カードで多方面に対策しておいたり、味方魔物でこちらから積極的に妨害を仕掛ける事で相手に妨害系カードを使わせない等の策を用意しておくのが良いだろう。
関連カードリスト
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魔物カード |
―石版魔物カード
―S魔物カード
―W魔物カード
―VS魔物カード
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関連リンク
最終更新:2024年04月18日 20:00