概要
第134話~第136話において
キッド&
キャンチョメの2ペアを相手に戦った、
石版魔物四天王と称される中の一体。
古代エジプト王族の棺桶やミイラを合わせたような不気味な風貌をしており、常に椅子に座っている。
とても大柄で、背丈だけでも椅子に座った状態で人間の大人の倍以上、
立ち上がれば3倍以上はある事が確認できる。
一方、精神面はとても幼く、
フォルゴレと一緒に歌おうとするコミカルな一面があったり、「ディカポルク」を前に「おっきくなった、おっきくなった!怖いよ、ダリア、どんどん攻撃だよ!」と子供らしい反応を見せていたりする。
また、最終話では魔界の学校に
ガッシュ・ベルと同学年で通っている姿も描かれている。
「E・O」は「
イスにかわって・おしおきよ」の意。
これに関して読者からの「Eはローマ字で「え」なのでは?」という質問に対し、作者は「
私もわかってたんですが、ベルギムはバカですからね…。
」という回答がされている(『まるかじりブック2』193ページ)。
代表的なカード
魔物カード
このターン中に、この魔物がダメージを受けて「負傷状態」になっていれば、「使用を宣言する→」で相手の魔本を2枚めくる事のできる効果を持つ。
ダメージをかばわせて効果を使い、
V-001 バルカン三代目等で回復させて繰り返し使用を狙うのが基本的な使い方だろう。
自分の効果でダメージを与えても良いため、
E-095 最強の意地等とコンボさせるのも手。
このターン中に、自分の魔本が相手の効果でダメージを受けるかめくられていれば、「このカードを捨て札にする→」で相手の魔本を2枚めくる事のできる効果を持つ。
相手の効果に限定されているので受動的だが、
魔本めくり効果にも対応している上、ダメージをかばわずに魔本で受けても良いため、条件達成は難しくはない。
しかし、魔本が被害を受ける事が前提となる上に、「このカードを捨て札にする→」というコストがあるため、立て直す手段を十分に考えた魔本構築が求められる。
MP2を支払い、自分か相手の投げたコイン1個をウラにする効果を持つ。
自身の術のサポートになるのでベルギム・E・Oの術で戦う魔本での優先度は特に高い。
相手の投げたコインにも使えるので、妨害としての働きも少なからず期待できる他、
E-102 一緒に歌おうとコンボもできる。
コストはMP2とやや掛かるものの、MPさえあればカードを消費する事なく使い回せるので、使いやすい部類に入ると言えるだろう。
S魔物カード
この魔物の攻撃のダメージを1増やす効果を持つ。
傾向的にはベルギム・E・Oは単発の術が多く、格闘効果も持たないので、他の四天王魔物に比べると相性はやや劣る。
使う場合は
S-246 リュウズ・ヨーヨーを多めに採用する事も考えたい。
VS魔物カード
ゲーム中に1回だけ、このゲーム中に相手の効果で自分の魔本がダメージを受けるかめくられていれば、「使用を宣言する→」で5ダメージを与える効果を使える。
ゲーム中に1回でも魔本が被害を受けていれば良いので、条件を満たす事はとても容易。
一方で、使える回数もゲーム中に1回だけなので、いつどのように使うかの工夫が必要。
VS魔物なので相手魔物の除去に使える利点もあるが、
ベルギム・E・Oや
ビクトリームを狙い撃ちするなら
【ラストVS】の付いた他のカードが優先されるか。
キッド及び
ベルギム・E・Oの
【ラストVS】を持つカードで、「魔物の効果」はMP1で次のターンのエンドフェイズまで、相手はコスト1以下でイベントカードを使えなくなるというもの。
【ステイ】効果という弱点はあるが、2ターンに渡って幅広くイベントを封じられるというのは優秀。
ベルギム・E・Oの強力な術、
キッド側の
ナゾナゾ博士《賢者の謀》といった強力なパートナー効果を両立できる点も面白い上、
【ラストVS】で相手のそれらを封じられるというのもポイント。
ただし、
【ラストVS】によって以降自分のそれらの展開も封じられるため、ベルギム・E・Oを主力とする魔本で採用する場合は、除去効果に細心の注意を払いたいところ。
パートナーカード
捨て札にする事で、自分の投げたコイン1個をウラにできる。
ベルギム・E・Oの術を使う場合にサポートとして採用が考えられる。
術カード
―第1の術「ギガノ・リュウス」
MP3で魔力+4000・3ダメージの攻守両用術で、コイントスでウラが出ればかばった魔物が捨て札になる効果が追加される。
オモテが出てもデメリットがないので、
コイントスサポート効果に頼らずとも、単純にコストパフォーマンスの良い術として使用可能。
勿論、コインでウラが出れば相手は迂闊にかばえなくなるので、サポート効果込みで使っても良いという柔軟性を持つ。
かなり扱いやすい一方、中級術なので12ページ以前には入れられない事には注意。
―第2の術「ガンズ・ゴウ・リュウガ」
―第3の術「エルム・リュウガ」
MP3で魔力+3000・2ダメージの
火属性攻撃術で、コインを投げてウラならダメージを+2する効果を持つ。
運次第で2ダメージか4ダメージに振れるものの、最低でも2ダメージは見込む事が可能なので
S-458 ディオガ・リュウスドンよりは使いやすいだろう。
かばえない効果を使った上で4ダメージに期待するなら使う価値はある。
一方、
かばえない効果を用いない場合は、術の効果でかばうを牽制できる可能性のある
S-243 ギガノ・リュウスの方が使いやすいか。
―第4の術「リュウズ・ヨーヨー」
1ターンに3回まで使用でき、2回目以降はコストが0になる「カードの
ルール」を持つ、MP3で魔力+3000・コイントスでウラが出れば2ダメージの攻守両用術。
オモテが出ればダメージを与えられないが、チャンスは3回あるのである程度の成果は期待可能。
特に
石版魔物四天王《四天王》・
ダリア・アンジェ《赤いドレス》といったカードを併用する事で、この術の価値は大きく上がると言えるだろう。
―第5の術「リュウズレード・キロロ」
MP3で魔力+3000の攻撃術で、相手の魔物全てに対し、1体ずつ順に対象に取ってコインを投げてウラなら「その魔物にダメージ」か「その魔物のパートナーを捨て札にする」効果を使う。
オモテが出た相手には何も起こらず、対象に取ってから判定を行うため、肝心の相手に不発になる怖れもあるのが難点。
ベルギム・E・Oでは唯一の魔物狙いの攻撃手段になり、最大で全体攻撃も見込めるが、
魔物破壊はベルギム・E・Oの基本戦術とあまり噛み合わないので優先度は低いか。
―第6の術「ディオガ・リュウスドン」
MP5で魔力+8000・コインを2回投げてウラが2回出れば5ダメージの攻撃術。
ダメージは非常に大きく、MP5というコストで放てるのも長所ではあるが、2連続でウラを出さなければ不発という巨大なリスクを背負う。
ベルギム・E・O《怒りの発射》と
ダリア・アンジェ《ケケケー!!》を併用すれば確実に成功させる事も可能だが、それでも使いこなすのはかなり高難易度と言えるだろう。
MP4で魔力+8000・コインを投げてウラなら4ダメージの攻撃術。
S-248 ディオガ・リュウスドンよりリスクが軽いとはいえ、オモテの場合は不発になってしまうというリスクはある。
魔力こそこちらに劣るが、コイントスでウラなら同等の4ダメージが出せて、オモテでも2ダメージは出していける
S-245 エルム・リュウガの方が優先する価値は上だろう。
相性の良いカード
関連カードリスト
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魔物カード |
―石版魔物カード
―S魔物カード
―VS魔物カード
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関連リンク
最終更新:2024年05月02日 18:20