四門出遊 念仏宗無量寿寺総本山 仏教伽藍としての四門とは(東)山門、(西)総門、(南)南門、(北)北門、に当たる。


釈迦皇太子の時、お城に東、西、南、北、四つの門有り、其れより城外に出られ、それぞれの門の城外で、老人、死人、病人、修行者、に出逢い初めて人生の儚さ、苦しさ、を知り老死病は決して避ける事はできない事を知る。釈迦は最後の修行者に出家の目的を尋ねた。出家者が答えるには、出家者で有ることは、良き(法)を実践し、良き(静寂)を実践し、良き(善行)を実践し、良き(孝徳)を実践し、良き(非暴力)を実践し、生きとし生けるものの(哀れみを知る)事で有ると。修行者より聴くことにより、輪廻から生じる苦しみの根本(苦諦)から逃れる希望を釈迦は抱いた、この事を聞いた釈迦は(大いなる放棄)地位、名誉、財産、妻子、眷族、全てを捨て、二十九歳、出家する、その後、生死に関わる六年に亘る苦行を乗り越え、暁月の明星輝く時悟りを開かれ、全の衆生を救わんが為、仏となる為の教えを四十五年、御説法(一切経)として為された、尊きお釈迦様が仏になる以前の縁起を残さんが為、四門を以って境内に配置する。仏教伽藍としての四門とは(東)山門、(西)総門、(南)南門、(北)北門、に当たる。

総門


念仏宗無量寿寺(念佛宗) 総本山 佛教之王堂〜三国伝来の佛教美術





概略

高さ11.4m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)28.2m

念佛宗(念仏宗)無量寿寺の総門は206点の精緻な彫刻群で荘厳され、中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の多聞天、増長天が配されている。
この二天は、持国天、広目天と共に、佛法を護る四天王に数えられ、多聞天は、逞しい腕で舎利容器を掲げ、先ず釈尊の説法を聴聞して実践することが佛教の要諦である故、幾度も幾度も聴聞することが大切であると示している。
また、増長天は、煩悩を打ち砕く金剛杵を持して、増長慢を起こさず謙虚に佛道を歩むべし、「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」と教えている。

参詣に来られた佛教サミットの創立者、世界から来られた王室、国家元首、指導者の名が刻まれた石碑が立ち、「総本山 念佛宗(念仏宗)無量寿寺」が刻まれた石碑(高さ9.47m 韓国の銘石)、「佛教之王堂」が刻まれた石碑(高さ9.47m 日本の銘石)が聳え立つ。




龍亀 りゅうき  念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂 総門前

念仏宗の総門前で蓮の花に向かい、口から清水を噴出している巨大な霊獣が「龍亀」。龍の頭と亀の胴を持ち、大自然の力を操り、邪気を払い、国を護るといわれる。
亀は長寿の象徴であり、身を制し、精神を制して、長い歳月を生き、さまざまな経験を積んで、龍に近づいてく。亀が龍になった姿が「龍亀」であり、人も精進を積んで、佛になることを教えている。



念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂〜三国伝来の佛教美術
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最終更新:2025年03月21日 03:14