北門 念仏宗無量寿寺総本山 念佛宗仏教美術の宝箱

念佛宗(念仏宗)無量寿寺 佛教之王堂〜三国伝来の佛教美術

概要



念仏宗の北門は涅槃門にして北方に当たり、色は黒、四季に於いては冬の景色、
よって門には他の門ほど派手さがない。
柱には北方を守る毘沙門天に因んで、毘沙門天が身につける鎧の紋様、
毘沙門亀甲紋様を柱に彫刻として施してある。
門の屋根の四隅に四匹の猿の置物あり、(見)猿、(言)わ猿、(聞)か猿、(行)は猿、なり。猿は(水)を司どる。
門、下場に馬の彫金、彫り物の根巻き有り、馬は火を司どる。
馬の火は煩悩に当たり、猿の水は浄水に当たる。
涅槃を迎える時煩悩(火)を消(水)し去って浄土の門に入れとの教え。
人間の目的は大涅槃(煩悩の火が静かに消え去って眠り滅びる)を迎える事、
故にこの門を喜び多い門(喜多門)北門と名ずく。

「四猿」阿吽形 留蓋瓦 北門
見猿、言わ猿、聞か猿、行わ猿

古代エジプトやインドを起源として、猿は「知恵の象徴」ともされてきました。

念佛宗総本山佛教之王堂
仏教美術 The Buddhist Art of Nenbutsushu

全世界 仏教徒の聖地
「佛教之王堂」念佛宗 総本山 無量壽寺 仏教美術の宝箱

故タイ法王猊下 世界各国の仏教最高指導者 並びに
カンボジア王国 故ノロドム・シアヌーク国王陛下の御聖骨がお祀りされている寺院です。

佛教之王堂は佛法に基づいて建­­立され
建物全ての部位に、仏縁を結ぶ教えが込められています。

伽藍工事全体、およそ7年間で10,524点の彫刻、450,173点を超える彫金が製作されました。

The Royal Grand Hall of Buddhism - Nenbutsushu Buddhist Sect of Japan
The sacred place for all Buddhists in the world
The Royal Grand Hall of Buddhism


最終更新:2025年02月25日 17:48