邪鬼 山門
概略
中国工芸美術大師(人間国宝)仏師制作。
4基の邪鬼が山門の扉を支えている。
念仏宗の邪鬼は仁王と共に山門を護っている。
へそ曲がりを一般的に「天邪鬼」(あまのじゃく)ともいうように、邪鬼とは通常、佛に敵対し、佛道修行の邪魔をする困り者である。
しかし念佛宗(念仏宗)では、四天王や仁王に諭されて心を入れ替え、懸命な形相で支え、正法護持に一役かっている。
王堂の邪鬼でございます。
仁王と共に激しい雨風にも耐え、山門、結界を護っています。
仁王は天部で位が低いため蓮華座に乗ることはできません。よって、岩座です。その為、邪鬼は山門でいつも待機をしていて仁王様が疲れたら、足の疲れを和らげる為、いつでも自身の体の上に乗っていただく様お側に寄り添い捨身施で、以ってお仕えする姿となっています。
最終更新:2025年02月24日 14:33