一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。

The English version of the new website is available here !!










踵骨側面撮影

  軸遺贈で観察できない部位を側面から観察する。

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ズボン、湿布、ホッカイロ等)

【ポジショニング】
  背臥位または座位。
  検側を下にした斜位で、膝関節を軽度屈曲して下肢を弛緩させる。
  足部の外側をカセッテに付け、踵骨が側面とする(必要に応じて踵の下にポジショニングブロックを挟む)。
  立方骨、舟状骨を含める。

【X線入射点/距離】
  内果の下2横指の点(距踵関節)に向けて垂直入射
  100cm

【撮影条件】
  50kV/4mAs リスなし

【チェックポイント】
  踵骨、距踵関節、舟状骨、立方骨が明瞭に投影されていること。
  踵骨の骨梁が観察できること。
  Bohler角の測定が可能であること。



Böhler角(ベーラー角)
正常例においては20~40°の角度で、踵骨骨折の患者はこの角度が減少する。ただし、ベーラー角が正常範囲であっても骨折でないとは断言できない。


【動画】
2:40~

1:33~


最終更新:2024年03月26日 00:24