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胸椎側面撮影
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(生地の厚い服、刺しゅう、ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)
【ポジショニング】
側臥位。(R→L,L→Rは施設のルーチンによる)
補助具を入れる事で体を側面に保つ。(両膝の間・脇腹・頭の下に枕)
体の捻れがないように、矢状面と受像面を平行にする。(頭側から確認)
両膝を屈曲させ、体を安定させる。
両手は掌を合わせて顔の前へ持っていく。
【X線入射点/距離】
距離100cmの点から肩甲骨下縁の高さで、上腕骨頭と背側皮膚面の中心に向け垂直入射。
75kV/32mAs リス(+)
呼気停止。または、肺野陰影をボケさせるため、ゆっくり呼吸をさせながら撮影する。
照射野の左右は必要最小限に絞る。背側からの散乱線を防ぐため、鉛エプロン等を置く。
【チェックポイント】
胸椎1~12番が投影されている事が望ましいが、上部胸椎は肩と重なり観察できない事が多い。
椎体の辺縁が接線で投影されている事で側面性を確認する。
ぶれていない事。
最終更新:2024年02月19日 22:10