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単独でオーダーされることはほとんどなく、斜位撮影とセットで撮影する。肩鎖関節の観察には適するが胸鎖関節には不適。
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)
【ポジショニング】
受像面に背中を付けた立位、または座位。
検側上肢は中間位とする
→「検側上肢を内旋することで、鎖骨と肩甲骨棘上部との重なりを減らす」という資料もある
【X線入射点/距離】
距離100〜120cmの点から鎖骨に向け、垂直入斜。
70kV/16mAs リス(+)
呼吸停止。
照射野の左右:外側の皮膚~胸鎖関節、上下:頭側の皮膚~肩甲骨中央
【チェックポイント】
鎖骨全体が明瞭に投影されている事。
必要十分な範囲に照射野が絞られている事。
呼吸停止時に撮影されていること。(ぶれていない事。)
最終更新:2024年02月21日 20:13