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上腕骨正面撮影

  肩の概観を観察するのに適した方法であり、救急などに適している。

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)
  痛い場所はどこか確認する(近位か遠位か)

【ポジショニング】
  カセッテに背を付けた立位(救急の場合は仰臥位で撮影することもある)
  検側の腕を体幹から離し、カセッテの対角線上に投影されるようにする。
  肘関節を外旋させ、正面を向くようにする。

【X線入射点/距離】
  距離100cm
  65kV/10mAs リス(+)
  肩関節~肘関節が含まれるようにする(入射点はその中間)。
  照射野の短軸は必要最小限に絞る。

【チェックポイント】
  肩関節~肘関節が含まれていること。
  肘関節が正面を向いていること。
  体動によるブレがないこと。
  骨梁・軟部組織まで観察できる画質であること。


最終更新:2024年02月21日 23:25