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腰椎斜位撮影


【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ズボンのチャック、生地の厚い服、刺しゅう、ブラジャー、ボタン、ネックレス、湿布、ホッカイロ等)

【ポジショニング】
  仰臥位から片側を上げた斜位。患者の向かいから見て第3腰椎棘突起と挙上した側の上前腸骨棘の
   1横指内側が一直線上になる角度にするとおよそ45度になる。
  補助具を入れる事で体動防止になるが、背中の脂肪の厚みによって補助具の角度とは異なる点に注意。 
  挙上側の上肢は反対側の肩をつかむ。

【X線入射点/距離】
  距離100cmの点から腸骨稜2横指の高さで、上前腸骨棘の2横指前に垂直入射。
  78kV/50mAs リス(+)
  呼気停止。
  照射野の左右は必要最小限に絞る。

【チェックポイント】
  腰椎1~5番が投影されている事。 (腰椎が6つある場合もある)
  下部胸椎から腰椎にかけて捻れなく、椎間関節・ ドックライン が椎体の中心に投影されていること。
  角度をつけるほど、椎間関節が棘突起側に映る。
  ぶれていない事。

角度20度

角度30度

角度40度

最終更新:2024年02月19日 22:12