アディポネクチン

脂肪細胞は単にエネルギーを貯蔵するだけでなく、様々な生理活性物質アディポサイトカインを分泌している。エネルギーの過剰摂取などにより脂肪細胞に過剰な脂肪が蓄積してくると、アディポサイトカイン分泌異常が生じ、種々の病態が惹起される。アディポネクチンはアディポサイトカインの一つであり、インスリン抵抗性改善作用や抗動脈硬化作用などを有することが知られている。
  • 肥満(特に内蔵肥満)、糖尿病、冠動脈疾患などにおいては、血中濃度が減少する。
  • メタボリックシンドロームのマーカーになり得る可能性が示唆されている。
最終更新:2009年09月30日 06:09
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。