Osteoporosis
骨強度の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大しやすくなる疾患
- 50歳以上の女性の約1/4が罹患している
- やせはosteoporosisのリスクファクター
- 脆弱性骨折とは、低骨量が原因で、軽微な外力により発生した非外傷性骨折。
Dx
- 骨量がYAMの70%未満
- 骨量がYAMの70%以上80%未満+脆弱性骨折あり
※YAM:若年成人(20~44歳)平均値
Tx
日常生活の改善(栄養療法、運動・生活療法、理学療法(力学的負荷))と薬物療法の2つからなる
- 食事療法:積極的なCa摂取を心がける。その他、Vit.D、Vit.K、タンパク質、etc.
- 薬物療法:ビスフォスフォネート、選択的estrogen受容体調節薬(SERM)、カルシトニン、活性型Vit.D3製剤、Vit.K製剤、Ca製剤、estrogen
※SERMは骨のestrogen receptorに選択的に結合し、乳房や子宮の受容体には作用しない。estrogenの場合、子宮内膜癌・乳癌のリスク↑
最終更新:2009年10月29日 06:02