全身麻酔の補助として、腹部手術では、禁忌がない限りほぼ全例に施行されている
顔面と頭部を除く全ての部位の手術に用いられる。
また、末期癌患者の疼痛管理にも効果的。
分節麻酔が可能。
目的
- より少ない吸入麻酔薬で十分な麻酔を得る
- より少ない筋弛緩薬で十分な筋弛緩を得る
- 持続的な局所麻酔薬(あるいはモルヒネなどの麻薬)を投与することにより、術後除痛を図る
合併症
- 全脊髄クモ膜下麻酔(TSB)
- 局所麻酔薬中毒
- BP↓(交感神経節前線維の遮断→血管の拡張、静脈還流量の低下、交感神経心臓枝の遮断による心拍出量の低下など)
- カテトラブル(切断、infection, etc.)
- 硬膜外膿瘍
最終更新:2009年10月12日 09:23