壊死性筋膜炎(necrotizing fasciitis)

筋膜の深層あるいは浅層に感染を生じる。
皮下組織から筋膜に及ぶ広範な壊死組織を見る。
起因菌はA群レンサ球菌による。
感染部位は四肢、特に下肢に多い
外傷を契機とすることが多い
外傷⇒急速に疼痛、腫脹⇒3~5日で水泡形成⇒出血性壊死巣形成
突然高度の発赤、腫脹を生じ、次いで大水泡、壊死性変化を来す。発熱など全身症状を伴う。
糖尿病、動脈硬化症を合併すると死亡率高い
治療は抗菌薬(ペニシリンなど)を併用し、早期に外科的デブリドマンを行う(∵壊死組織が菌の生息部位となる)
男子生殖器と会陰部に生じた壊死性筋膜炎をFournier壊疽という。
最終更新:2009年10月15日 17:24
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