追記:10/18
「なにこのニヤニヤ動画賞」なるものを頂きました!w
コメNo.171さんありがとう!運営さんお疲れ様でした!
今回は健全志向を目指して作成しましたが如何でしょうか。
ただ一点、心残りがあるとすれば、「うずまきたいようさん」と光源の位置関係が合っておらず、影の付き方がおかしい点。でも、それを正すとモデル達はずっと暗い顔をしていなければならず、でも出来れば多くのシーンで「たいようさん」には画面上に浮かんで頂きたいので、もうそこはどうでもいいことにしました。あるいは、地面の影は消しちゃった方が良かったかも……。
でも、最後の夕焼けのシーンだけは「たいようさん」の位置に光源を合わせてみましたので、ご容赦の程を。
で、以下にMMD作業の近況について。
最近、どうにもモーションを作る能力が、日に日に落ちていくことを感じつつあります。
MMDの意義、MMDは何をするべきソフトウェアなのか、と考えますと、登場した当時を思い起こせば、「初音ミク3D化計画」なるタグが存在し、パッケのイラストから3DCGに起こして、様々なPVが3D職人の手によって披露されていく、そんな時代だったかと記憶しています。
そこで生まれたMMD、だれでも手軽に3Dミクが扱え、簡単にダンスモーションが作れるよ、という物であったかと記憶しています(なんか間違ってたらゴメンナサイw)。
ですので、MMDの仕様を見る限り、ドラマとかそういうのは想定外だったのかな、とMMDを操作しつつ感じています。各シーンの時間を調整したりするには、全キャラ、全アクセのモーションを一人ずつ調整したりしなければならず、あるいは(一部、仕様が強化されていますが)モーションをずらしても表情が反映されない、とか。これは恐らく口パク・表情が音源とずれないようにするためでしょうね。樋口Mさんに聞いてみないと判りませんが。
それに伴い、私の作業の仕方もいろいろと変わりつつあります。以前はPMDファイル一本で、表計算ソフトによりフレーム数を計算しながら各シーンを作っていました。いざ、ここでもう少し間を広げたいと思うと、それはもう大変な作業で、20体ぐらい表示させている後半になると、全キャラのモーションをチマチマとコピペしなくてはなりません。もう後戻り作業なんて考えたくもないw
今から考えると、それはちょっと頭が悪かったなと感じています。今では各センテンスごとにPMDを作り分け、最後に動画編集ソフトで繋げるようにしてます。
また、最近は静止画中心で作っています。文字通りの紙芝居なのでそれで良いのですが、静止画の方が動画編集ソフト上で各シーンの間とかを簡単に調整できるからです。また、「ここだけ、ちょっとモーション入れたい」という場合でも、「静止画→動画→静止画」という連結が意外にもスムーズに可能です(物理計算が入っているとぶれてしまいますが)。更に、モーション部分でも再生速度を調整できるので(動きがカクカクになっちゃいますが)、より細かく細かく部品を作り分ければ、全体の構成がしやすくなるかなと考えています。
そんなわけで、最初の一文に戻りますが、静止画ばかり作ってるので、チクチクとモーションを作る作業が出来なく成りつつありますw といっても、それほど大したモーションを作れた訳ではないんですけどね。
特に思うのが、モーションと言うよりも、モデルにポーズを取らせるだけでも最近は一苦労です。正直、私はモデルの動かし方、体の動かし方を判ってません。いい加減トレースでもして、一からMMDを学び直さなくちゃダメかもしれませんねw
でもなぁ……そうすると一本作るのにメチャクチャ時間がかかるので、うp出来ない日々が続くと、私はイライラしてしまうんですw
長々と前置きをしてしまいましたが、そんな経緯を経た、私の現状の作成工程を記しておきます。
1.計画(脳内)
2.台本作成(表計算ソフト)
必要ならば、ここでフレーム数を計算したりします。ですが、紙芝居においては台詞をあらかじめ作っておくぐらいです。しかも、今回は音声化する作業が無いので、台本すら不要となってしまいました。
3.音声化
MMDの作業の後でも良いのですが、音声の長さが前もって必要な場合もありますので、音声ファイルの再生時間を台本にフィードバックして、フレーム数に反映させます。
4.アクセ・モデル作成
メタセコでアクセを作成したり、PMDE上でモデルを作成したりします。モデルと言っても、作業を楽にするためにアクセをモデル化する程度です。更に、最近はGoogle3Dからアクセを拝借することが多くなってしまいました。
5.MMD
台本を元に、MMD上で静止画、動画を作成します。以前はPMD一本で作った動画をそのままうpする感じだったのですが、今は静止画を作るという、行程の一つでしかありません。音声は後の動画編集ソフトで貼り付けるため、ここでMMDで読み込むとすれば、音とモーションを合わせる作業をするためだけです。
6.動画編集ソフト
私は「Corel VideoStudio」という市販ソフトを使っています。静止画の表示時間を調整したり、動画とつなぎ合わせたり、テロップを入れたりする作業が直感的に出来て簡単です。とはいえ、AVIUtilとかその他のソフトをまったく使ったことがないので、これが一番良いかと聞かれたら、何とも言えません。また、ここでBGMやSEを貼り付けたりします。
6.うp用エンコード
最後にニコニコ動画にうpするため、「つんでれんこ」様に通して完成。
こんな感じです。
最終更新:2010年10月18日 17:17