概要
カオスゼロとは、
ラドリザンに存在した兵器である。
圧縮された魔力を放出する巨大砲の役割を果たすが、その技術は、6286年
六界連合軍で合流した時に
ザールックの
ダルスバードを独自に解析して手に入れた
魔導砲のものを応用している。
六界連合軍の関係者だった
魔族の誰かがこの技術を継承し、独自に研究を続けていたと思われるが、そこからどういった経緯で
カオスゼロという兵器になり、この土地に流れてきたのかは不明である。
5850年頃に
六柱将が
魔族と戦ったとき、魔族の切り札として用意されたが、
六柱将によって破壊された。
その後、当時周辺国と戦争状態となっていた
サムルトン国が古戦場から発掘し、切り札とするべく修復作業を行い、6894年
サムルトン遠征におけるレンシアの戦いで猛威を振るうが、連射が効かない弱点を突かれこの戦いで完全に破壊された。
かつて
魔族が使用し
六柱将を苦しめるものの、六人の団結によって破壊された
カオスゼロ。
その残骸を、
サムルトンの子孫が修復し、
クルーディアの子孫を撃退するために使ったという事実から、世の中の無情、時の移り変わりの虚しさを揶揄する言葉として引用されることもある。
関連項目
最終更新:2024年07月28日 00:49