概要

第2次リボンの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ706年3月、ロードレア国軍とベルザフィリス国軍の間に起きた戦いである。


戦闘に至るまでの背景


▲706年3月における勢力図

一月の別離酒の影響は、すぐに形となって表れた。
それまで、何度かのベルザフィリス国軍の進軍を撃退していたハーヴィルだが、バイアラス、そして国境守備の総指揮ともいえるシルヴァスが他国に流れたという情報によって大混乱に陥っていた。
そこに、ディグドを総指揮とするベルザフィリス国軍が、これまでの小競り合いと異なり、大兵力を率いて現れる。
多くの憶測が乱れ飛ぶ中、国境守備部隊は何を信じていいのかわからない状態で出陣することとなった。


両軍の戦力

攻撃側 守備側

ロードレア国軍
軍勢
ベルザフィリス国軍
総兵力41000 兵力 総兵力33000
ディグド 総指揮 ハーヴィル
軍師 メディ
主要参戦者

ディグド

カイル




ハーヴィル

メディ





戦闘経緯


籠城をもって長期戦の構えを見せるべきというメディの進言に対して、指揮官ハーヴィルは「時間をかけるわけにはいかない、野戦を挑みすぐに敵を撃退することで兵士たちの士気を盛り上げる」と、全軍を出陣させた。
だが、結果としてディグドの用兵の前に出陣したロードレア国軍は大敗を喫し、リボン、エスデリア平原を奪われ、殿軍を務めたメディは戦死、ハーヴィルは、後方からの援軍と合流してクルス山地にてかろうじてベルザフィリス国軍を撃退する。


戦いの結末

クルス山地は、城や砦こそなかったが、堅固な自然の要塞であり、ロードレアに攻め込むには通らなければならない要所であった為、ロードレア国軍はここを防衛線としてベルザフィリス国軍を撃退する。
その一方で、ヴェリア自らがフェルス城に向かい、フェルス城の戦いにてベルザフィリス国と三度目の決戦に赴くこととなる。


最終更新:2024年08月22日 13:47