概要
戦闘に至るまでの背景
▲706年3月における勢力図
一月の別離酒の影響は、すぐに形となって表れた。
それまで、何度かの
ベルザフィリス国軍の進軍を撃退していた
ハーヴィルだが、
バイアラス、そして国境守備の総指揮ともいえる
シルヴァスが他国に流れたという情報によって大混乱に陥っていた。
そこに、
ディグドを総指揮とする
ベルザフィリス国軍が、これまでの小競り合いと異なり、大兵力を率いて現れる。
多くの憶測が乱れ飛ぶ中、国境守備部隊は何を信じていいのかわからない状態で出陣することとなった。
両軍の戦力
戦闘経緯
籠城をもって長期戦の構えを見せるべきという
メディの進言に対して、指揮官
ハーヴィルは「時間をかけるわけにはいかない、野戦を挑みすぐに敵を撃退することで兵士たちの士気を盛り上げる」と、全軍を出陣させた。
だが、結果として
ディグドの用兵の前に出陣した
ロードレア国軍は大敗を喫し、リボン、エスデリア平原を奪われ、殿軍を務めた
メディは戦死、
ハーヴィルは、後方からの援軍と合流して
クルス山地にてかろうじて
ベルザフィリス国軍を撃退する。
戦いの結末
最終更新:2024年08月22日 13:47