基本情報



略歴

セロナバルス国王族。
3318年にセロナバルス国はアトレティア国の属国から独立を宣言するが、その後も続く外敵の戦いと国内の再統一による心労から、国王は病に倒れる。
エスタはそのあとを継ぎ、3323年に王位に就く。

ロザンド軍との決戦に備え、軍備を増強し、アーズ国と共にリゼルバを陥落させて戦略的にも優位に立とうとするが、リゼルバ攻略戦においてアーズ国の女王アルスレーナの軽挙妄動によって予期せぬ大敗北を喫し、以後はロザンド軍を相手に防戦一方となる。

3328年6月、アトレティア国とセロナバルス国の間でブライッチの戦いが勃発、この戦いに大敗したため、ロザンド軍の侵攻を防ぎきれなくなり首都を脱出。
以後は、辺境の街を拠点としてゲリラ戦を仕掛けてロザンド軍の補給線を断ちつつ、国を再興する目算もない絶望的な戦いを続けることとなる。

3330年10月、ビーストバリア国が巻き起こしたグスティナの戦いによってロザンドが討たれると、これに便乗する形で国を復興させる。
この復興の裏側には、密かに協力したサウラアリンの働きもあったため、リゼルバの戦い以後冷えきっていたアーズ国、ビーストバリア国との関係を修復させ、同盟を約束する。

六界連合軍には、消極的であったが、アーズ国の発案であったため、形だけの援軍を派遣させる。
以後は、アーズ国の東の同盟国の要として、西のビーストバリアと並んで世界の舵取りをとるほどの発言権を持つこととなる。

王族の血を絶やさぬため、何人もの夫を持ち、四人の子を産んだが、それぞれの夫が実子の王位継承を画策して水面下で対立。
3354年、国内巡幸中に馬車の中で急死、暗殺の噂もあったが真相は謎のまま病死として発表され、次男が後継者に選ばれた。


人物

  • 次男が後継者に選ばれたが、長男はその前後から忽然と姿を消し、以後歴史上に登場することはなかった。


関連項目




最終更新:2024年08月01日 17:40