グフス


基本情報


略歴

もともとは、ロー・レアルス国の将軍だったが、693年リューグ国との戦いの最中味方の壊滅を知ると、進退窮まってリューグ国に投降、その後はベルザウスに見込まれ彼の配下となり、兵法を託された。
その結果、ベルザウスをして「たとえ私でも、彼が城にいる限り5倍程度の兵力では勝てないだろう」といわしめた名将にまで育つ。
その言葉通り、守勢における粘りに定評があり、防衛戦、篭城戦においては生涯20回戦って一度として負けなかった。
リューグ国で出会い、常に行動を共にしていた親友エルドスと並んで「攻めのエルドス、守りのグフス」と讃えられる。

エルキバーナの戦い(694)では留守部隊を任されていたため、決戦には参戦していなかったが、本隊が崩壊したとの報告が入るとエルドスと共に軍勢を率いて国境へ向かい、国主ライグを守って帰国、自身はそのままシャリアル国との国境に配備され、追撃を仕掛けてくる敵軍の進入を一切許さなかった。

ベルザウスのクーデターには進んで協力し、反抗派の城を攻略する。
親友であるエルドスは、ライグへの忠義を通してこの叛乱に加わらなかったが、後にベルザウスとグフスの説得により帰順、再び轡を並べることとなる。

698年には、ラケイトの戦いの序盤戦において、10倍の兵力で攻めてくるメスローの遠征軍をラケイト城で防ぎ、シャリアル国軍の士気を削ぎ取った。この後メスローは、ベルザウスの火計により焼死、ベルザウスから一連の戦いの最大功労者として賞されるが、その2年後この地方に流行りだした病にかかってベルザウスに惜しまれて逝く。

人物

  • ロー・レアルス国に所属していた頃は、そこまで有能な将と思われていなかった。これは、彼の才能に気付く者が(本人を含めて)近くにおらず、適材適所な仕事を任されなかった為と思われる。その一方で、ベルザウスは彼の才能をいち早く見抜いた。

関連項目


最終更新:2014年02月17日 23:32