基本情報
略歴
1734年、
ガイレスが討たれた為、彼がその後を継ぎ指導者となり、
ロリスザードも将軍という立場になるが、
ロリスザードは将軍であることより一人の戦士という立場を貫くため自ら最前線へと立ち、シーバズルも全く同じ気持ちを持っていた為、二人は両軍の総指揮官という立場にいながら、戦場で何度も直接戦うという、本来なら決してありえないシチュエーションを体験してきた。
この戦場での邂逅が、敵として戦った
ロリスザードとの奇妙な友情関係を生み出し、やがて
ロリスザードと対立するより、同じものを見たいという欲求に駆られ始めた。
両者は1736年、
クライニースの戦い(竜技大戦)という大きな戦いを終えた後、自分の立場と異なる方向へ走り出した欲求の板ばさみに悩み、全ての決着をつけるため単身
ロリスザードに挑んだ。
だが、この戦いでも決着はつかず、
ロリスザードの誘いにより、自らの立場を捨て
ヴァーグリア国へ投降することとなる。
彼を慕ってかつての部下だった
アルス、
カディも
ヴァーグリア国の人材となるが、
ヴァーグリア国に身をおいてからも、それまで敵対していた立場もあった為、国が用意した要職や勲章を全て辞退し、自ら進んで軍略にかかわることはなかった。
人物
- クライニースの戦い以前に、たまたま偵察に来ていたロリスザード、シーナと遭遇して戦ったという記述があるが、これは偶然の遭遇戦であり、正式な戦記としては数えられていない。また、このときシーバズルははじめてシーナと出会っている。
関連項目
最終更新:2024年07月20日 23:37