概要
戦闘に至るまでの背景
▲691年10月における勢力図
ゼイレアン地帯は、こうして一進一退の攻防を繰り広げるが、
カルディスは、決着をつけるべきときが来たと692年5月、本格的な侵攻を決意することとなる。
両軍の戦力
戦闘経緯
第5次
ゼイレアンの戦いは、
エルザイア城を舞台に、互いに死力を尽くした総力戦となる。
そのため、「
ゼイレアンの戦いは第4次までで、これはエルザイアの戦いと表記するべき」と主張する戦史家もいるが、ここでは通例通り第5次として扱う。
籠城戦は二十日にわたって続き、激しい攻防が繰り広げられるが、
ソフィスの指揮によってついに城を守り切り、
カルディスは一旦軍を退かせた。
しかし、この戦いの最中、
ソフィスは自ら城壁に出て指揮を振るっていたが、風に乗った一本の流れ矢によって討死を遂げていた。
この突然すぎる戦死は、
ロー・レアルス国軍の戦史には残されていない。
あまりにも突然かつ偶発的な事だった為、討ち取った
ロー・レアルス国がそのことを知らなかったという説と、
カルディスが旧知(
カルディスの兄と
ソフィスの姉は夫婦だった為、幼少期に二人は何度か顔を合わせている)の
ソフィスの死を悼み、あえて自国の史書に残さなかったという説があるが、真相は謎である。
伝説
戦いの結末
最終更新:2024年07月10日 15:42