基本情報



略歴

クルーディア帝国染都将軍。
守備をすることを忘れていると言われるほど攻撃に特化した将で、ライラックの戦いにおいてラグと共に第6部隊の副官を務めていたが、指揮官の無謀な攻撃によって部隊は半壊、残存部隊を率いて撤退中のところを第8部隊のグラスシードに救われた。

半壊した第6部隊は第8部隊に吸収され、以後グラスシードの部下となる。
その後、シグリア攻略戦ランドヴァルク作戦において、グラスシード部隊の将軍として活躍する。

グラスシードのお供として帝都に赴いたとき、皇太子であるケルカと出会う。
まだ幼少で悪戯盛りだったケルカは、メイドたちを振り切って城内で1人で遊んでいた、そこで偶然出会ったラディナが、外で遊びたがっていたケルカをまさか皇太子とは知らずに連れ出して遊ぶが、これが後の戦いで大きな鍵となる。

その後、牙谷の戦いにおけるパレス滅亡、サムルトン遠征におけるサムルトン滅亡に大きな功績をあげと、論功によって帝都の帝室近衛隊長に任命される。
当初はこの人事を不思議に思ったラディナだが、皇帝ファルスに「皇太子ケルカがお前になついている」と言われて納得した。

フェリサスによるクーデターが起きると、ケルカ皇太子とカオスクラウンを奪取して帝都より脱出。
これがグラスシードによる反撃の最大の旗印となり、カオスクラウンの戦いを勝利へと導く大きな要因となる。

グラスシードが皇帝になってからも変わらずに仕えるが、グラスシードは、それまで配下の将軍と友人の様に付き合っていたのが嘘の様に権威を振りかざす様になり、そんな彼との間に摩擦を感じ始めたラディナは徐々に距離を置くようになり、ラグが病死した年に辺境の地への異動を願って帝都から姿を消した。

辺境の地だったことから、後年グラスシードが行った西方への侵略には関与しなかったが、戦いに敗れて退却した帝国軍を国境まで出迎えて救出した。


人物

  • 損得感情よりも気の向いた方へ動く好奇心旺盛な娘。打算より好奇心でグラスシードに荷担する。
  • ラグとは良き悪友として様々な事件を起こしてきた。


関連項目



最終更新:2024年08月10日 16:19