誰の命令にも服さない凶暴な私掠船(コルセール)の拠点で、城壁に囲まれた港町。あの『コルセーア』はこのコルセール?
イングランドと一緒でコルセールもフランス王が私掠免許を発行。襲撃していいのは敵国船だけで、略奪した品物の一部はフランス王に献上するシステム。もし破ったらは絞首刑。
16世紀初めから1713年ユトレヒト条約(ラシュタット条約?)までの間、南米やカリブ海から金銀を積んだスペイン船をバンバン襲撃。
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イングランドにもネーデルラントにも近い、12世紀頃から貿易港として栄えた港町。
百年戦争ではイングランドに、八十年戦争ではスペインに、第二次世界大戦(ダンケルクの戦い)ではドイツに占領されている。平和になった現在はユーロトンネルのフランス側入口。
フランスではドーバー海峡を「カレー海峡」と呼んでます。イギリス海峡は「ラ・マンシュ海峡」と呼んでます。
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フランスはカトリック国だけど、16世紀になるとプロテスタント採用の都市が17くらいあった。
乱暴に言っちゃうとカトリックは「贅沢も金儲けも罪」、プロテスタント(カルヴァン派)は「贅沢しなけりゃ金儲けオケ」。昔から貿易港として栄え、商人いっぱいのラ・ロシェルがプロテスタントに傾くのは自然の流れ?
ちなみに15世紀までのラ・ロシェルはフランスの大西洋側最大の貿易港。商品はワイン、塩、チーズなど。
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