トイコンテンポラリー / TOY CONTEMPORARY

【トイコンテンポラリー】

ひとつの ものごとに とらわれると すべてを みうしなってしまう にゃ

ポップンミュージック16 PARTY♪で登場した楽曲。担当キャラクターはテント・カント
個人解禁イベントあつまれ!ポップンパーティー」で登場したイベント隠し曲
AC初出曲では初のLv50(旧難易度方式でLv43)のEX譜面が登場した楽曲である。

シュレーディンガーの猫 / Cait Sith
BPM:187
5b-19
N-26
H-39
EX-43
新難易度
EASY NORMAL HYPER EXTRA
17※ 32 45 50

※eclaleより稼動途中でEASY譜面が追加

 曲名は名前を冠した量子力学における波動方程式などで知られるシュレーディンガーが、”放射線の放出の有無が、猫が死ぬか生きるか”という量子論に関する思考実験に由来するもの。ちなみにドイツでは「自分の出来ないことは、他人に押し付けてはならない」という意味のことわざになっているようだ。つまり、ひとつの見方に決め付けると他の周りが見えなくなってしまうという矛盾が存在する。猫の鳴き声が入っていながらも、目まぐるしく変わる曲調はまさに捉えどころがない感じ。いろいろな音が入っているので、いかにも音のおもちゃ箱というジャンル名のイメージにも合っている。そんな謎のアーティスト、Cait Sithの正体は……なんとTOMOSUKE。猫といえばwacやTOMOSUKEということもあってか、予測できた人もいるのでは。
 ボス曲という位置づけもあってノーマルでも新曲では最も高いLv26で、交互押しの配置はLv26にしてはキツイ存在。ハイパーは長らく存在していなかったLv39のハイパーとしてようやく登場(何気にAC初出のハイパーでは過去最高難度、かつハイパー譜面では2番目のノート数)。16分・24分など長めの階段もさることながら同時押し・交互も多いため総合力が問われる、Lv39にしてはかなりの難譜面。
 EXはとうとう新たな領域に踏み込んだ、AC初出曲では初となるLv43。最大の山場は猫の悲鳴直後、HELLコースでもラストの壁として位置しゲージを一気に奪ってクリアを阻んでくる、通称「わけのわからない」高密度で降ってくる同時押し乱打地帯。前作のニエンテよりはオブジェ数は少ないものの、密度の高さはこちらの方が上。過去に全曲制覇できた実力でも通用しない難しさがあり、それ以外の同時押し・高速階段など決して楽なものではない。ラストで少し回復できるがノート数が1700を超えているためゲージ稼ぎすら困難。まさしく譜面が発狂を通り越して「わけのわからないもの」としかいえない、今作のボスを象徴している。

他のBEMANIシリーズへの収録

beatmaniaIIDX

  • tricoroに、クプロ・ミミニャミ・パステルくんのみんなで宇宙戦争!!を介して移植された。
  • A譜面は当然のLv12だが、少々オブジェが抜かれている分、「わけのわからないもの」の、ごちゃごちゃした部分がなくなって見やすくなっており、IIDXでのゲージの伸びやすさもあってか弱体化した。
    そのため、IIDXにおけるクリアレートとしては☆12の中では中堅クラスといったところ。

REFLEC BEAT

Dance Dance Revolution

  • DDR Aにおいて2018/11/15から、EXTRA SAVIORで獲得できる曲として登場。
    必然的にPASELIプレイでの解禁が必須となる。
    ポップンに[Come To Life]が移植されたこともあって、ポップン・DDRの20周年を記念しての交換移植と言える。
  • 鬼のレベルは18となっており、終盤の12分地帯でシンバルの音に合わせた部分で24分矢印が混じっている点に注意。
    BPM変化・途中停止のギミックが無いレベル18は[Prey]に続き3譜面目となる。

ノスタルジア

  • コナステ版において、サービス開始からから1年のタイミングで販売開始(2022/02/02)となった「pop'n music セレクション 楽曲パック vol.1」に収録されている曲として登場。
  • AC版はOp.3で、2022/07/28~2022/11/16の期間で行われる「合同音楽祭 pop'n musicセレクション」で解禁できる曲として2022/09/29から登場した。

SOUND VOLTEX

  • コナステ版EXCEED GEARにおいて、2024/03/13から販売開始となった「BEMANI セレクション 楽曲パック」に収録されている曲として登場。

  • AC初のLv43
  • 新難易度でEXのLvが最高値の50を示す通り、HELL16コースの4曲目にして、ポップン史上でもトップクラスの凶悪さを誇る譜面。
    AC初のLv43で、その譜面は42がほとんど出来る人でもいとも容易く落とすほどの極悪な譜面。
    「わけのわからないもの」と呼ばれる発狂地帯は特に凄まじく、現時点でポップン最強曲の座を争っている曲であると言えよう。

    ちなみにフルコンボの達成者はすでに存在している
  • クリアできればかなりの実力を持っているEX譜面ですら、大阪のトビーズ推氏が隠し要素全解禁前(あつまれ!ポップンパーティー開催期間中)にフルコンボを達成し、全国のトッププレイヤー界隈に大きな衝撃を与えた。
    IRに連ねるランカークラスでもクリアができていない人も多く、このことからかなりの発狂譜面への耐性がなければクリアは不可と言われるほど。
    • このことからIRなどの影響でスコアが重要視されていた中で、クリア力を見直されるようになり、難易度の高い譜面をフルコンボする重要性が一層高まった。
  • 公式ページのサイレントのページにおいては、オオツ氏曰く、フルコンボ者は新たに千葉県のえりか@S氏が確認され、これらを含め4名が達成されているとのこと(2009年7月現在)。
    またクリア者は400名超ということで、これからのポップンの実力は発狂譜面への対応力は必須と言わざるを得ないことになっている。
    • 公式の楽曲コメント掲載時においては4名がフルコンボを達成したとあったが、2009年11月にTATSU氏が5人目の達成者となった。
  • 2011年にコナミから発売されたXbox360周辺機器キネクト専用ゲーム「Leed Mees(リードミーズ)」で、
    トイコンテンポラリーのリミックス(アレンジ?)バージョンがBGMに使用されている。
    youtubeのコナミ公式チャンネルで公開されているトレーラーでBGMとして聞くことが可能。
  • 2020年のJAEPOで、この曲のEXにおけるいわゆる「わけのわからないもの」の譜面配置がデザインされたタオルが発売された。
    ポップン公式のグッズとしては初めて、譜面がデザインとなっている。
  • バンめし♪のふるさとグランプリで、夜叉姫神楽のうぐいすが、BBBの曲をトイコンに例えているという表現をした。→https://twitter.com/yasyahimekagura/status/1315981748342153216

収録作品

AC版
ポップンミュージック16 PARTY♪からの全作品

CS版
ポップンミュージック ポータブル2

  • 一部の譜面に変更有り。EXはノート数自体は変わっていない。

関連リンク

TOMOSUKE

-メドレー関連
[Popperz Chronicle]

楽曲一覧/ポップンミュージック16 PARTY♪

最終更新:2024年03月12日 22:57