サイレント / SILENT
【サイレント】
人生は こんな ありふれた 音楽 に似ている
ポップンミュージック17 THE MOVIEで登場した楽曲。担当キャラクターはサイレントルーム。
個人解禁イベント「第1回ポップン映画祭」で登場したイベント隠し曲。
ポップンシリーズ最難関のEX譜面を持つ。
音楽 / 弁士カンタビレオ
BPM:210-520【N・H】、360【EX】
5b-19
N-23
H-34
EX-【17】42 ⇒ 【18】43
新難易度
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5Buttons
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NORMAL
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HYPER
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EXTRA
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×
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29→【エクラル途中】26
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40
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50
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ジャンル名から無音と思われがちだがそうでもなく、静かな空間での音楽という意味合いだろう。曲の流れは人の一生と似ているとのことだが、音楽シミュレーションゲームなだけに「音楽」という意味深のある曲名は、ポップン17のキャッチコピーにも使われているだけあってあらゆる意味でwacからの一種のメッセージではないだろうか。Virkato名義でもあることから、まるでピアノ協奏曲第2番的な位置づけにも思える。カンタビレオ、Virkato(=IIDXの蠍火と同じくwac名義の1つ)としての色が見られる辺り、譜面にもその特色が現れている。 NやHは曲が開始して突如BPMが500→520と変化する箇所があるので初見はその速さに驚くだろうが、単純な配置なので道中を考慮してハイスピードはBPM280を基準とした方がいい。…と言いたいがラストが徐々に上がって最終的には360と速くなるため、高いBPMでの変化において速度設定に悩まされる。ハイパーはラストに備えてHsを設定するという方法もあるが、ここは中盤の「><」状の配置など、詰まった配置を考慮すれば初見は速度設定次第では下手すると落ちる場合も。 EXは最初の500→520と変化する箇所が280と、BPM変化が良心的になっているが極端な密度でオブジェが降ってきて(その上少しだけこの箇所がNやHより少し長い上にサントラ版もEX準拠のピアノパターン)、道中も同時押し連打や局所殺しで無茶振りを見せてくる。おまけにBPMが上昇していく、終盤の260の箇所からゲージを削りにくるこれまた酷い譜面配置に加え、ラストは4個以上の同時押し縦連打(*BPM360の8分連打=BPM180の16分連打も存在)が加わったさらなる追い討ちもあって、まさに”どうしようのないもの”としか言えない非情さ。前作のトイコンテンポラリー(EX)に匹敵するどころか上回る、Lv42の中では文句なしの最難曲。 ちなみにEXのノート数が1530となっておりオブジェを見逃していると、最初の方をはじめボタンに割り当てられていないピアノ音が若干残っていたりするのは、ゲージ増減の仕組みに影響する辺り唯一の救いだろうか。
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他のBEMANIシリーズへの収録
SOUND VOLTEX
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「SOUND VOLTEX II製作開始記念 リミックスコンテスト」で採用された「音楽-壊音楽 mix-」が2013/07/03より、「音楽 -resolve-」が2013/08/07よりそれぞれ登場。
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音楽-壊音楽 mix-
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編曲者のLeafはFlying Kyte(ファンタジアフュージョンを参照)の徒兄弟だったりする。
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BPMは270-420と変化するが、原曲と同じく最後の方でBPMが加速するだけなので、270に合わせたハイスピード設定がいいだろう。
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NOVICE譜面はIIでの新要素であるロングBTとショートFXの両方が出てくる。
ラストの高速はほぼアナログデバイスのみ。
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音楽-resolve-
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編曲者はYu_Asahina
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ポップンのソフラン曲もビックリするほどの、SDVXにおける最多の曲中のBPM変化回数を誇る。
【変化】
165→120→152→120→135→145→150→155→156→158→
160→158→155→157→160→165→150→145→135→155→
160→162→164→165→166→167→168→169→170→165→
166→167→168→169→170→165→160→155→133→130→
135→127→114→165→166→167→165→170→171→172→
173→174→175→170→171→172→173→174→175→176→
177→178→179→180→181→182→183→184→185→186→
187→188→189→190→180→170→220→165
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ハイスピードの設定の基準はBPM165前後を目安にするといい。不安ならBPM200付近を基準にハイスピ調整。
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VIVID WAVEにおいて2019/04/26から、EXH譜面を純粋に強化したようなVIVID譜面が登場。
BLASTER GATEで獲得できる。
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後に、[SDVX REMIX SELECTION for pop'n music vol.01]に組み込まれている曲という形で、本家ポップンに登場した。
使われているこの曲のジャケットはEXHAUSTと同じ。
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同一コンテストで同一BEMANI楽曲のREMIXが2曲以上採用されるという例は、Tomorrow Perfumeの前例がある。
beatmaniaIIDX
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tricoroに、クプロ・ミミニャミ・パステルくんのみんなで宇宙戦争!!を介して移植された。
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BPM変化はHYPER・ANOTHERがEX譜面と同一で、N譜面は500-520になる箇所のBPMが半減されて、幾分ハイスピードを調整しやすくなった。
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N譜面はスクラッチが一切出てこない。
A譜面は当然のLv12だが、ラストが余計なオブジェが抜かれた関係で押しやすくポップンよりやや弱体化した代わりに、序盤~中盤の縦連打の比重が増えているので連打力が要求される。
DPAでは150近く抜かれており、思った以上にクリア難度は易しいと思われるが、見た目以上に押しづらく上位クラスかも。
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前述通りポップンのN・H譜面版とEX譜面版では曲の長さが異なるため、2PのBATTLEプレイで左右別難易度にすると、NORMALとHYPERまたはANOTHERで別難易度の同時プレイをすると、最初の無音地帯の時点でずれてしまうという有様であった。
後に、22 PENDUALで2Pプレイ時の別難易度選択ができない曲として仕様変更された。
REFLEC BEAT
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groovin'!! Upperに、怪盗BisCoの予告状!!を介して移植された。
音源・BPMがHARDのみポップンのEXと同様(リフレシアでリメイクされた際も同じ)。
BASIC・MEDIUMとHARDでジャケットが異なり、HARDはサイレントルームの2Pカラー版となっている。
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BASIC・MEDIUMはポップンのN・Hと同じく、BPMが500-520になる箇所あり。
この地帯で両端のバーティカルオブジェのロングをタッチし続けている間にオブジェが流れてくる部分があり、初見ではコンボを切りやすいため気をつけよう。
DANCERUSH STARDOM
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2022/11/22から始まった「DANCERUSH STARDOM GYM5」内にて、2022/12/21から解禁できる曲として音楽 (STARDOM Remix)が登場。
cosMo@暴走P#?によるREMIXバージョンとなっており、BPMは一律135。
Dance Dance Revolution
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GRAND PRIXで音楽 (STARDOM Remix)が、2024/07/04から販売開始となった「スペシャル楽曲パック feat.DANCERUSH STARDOM vol.2」を購入することでプレイできる曲として登場。
同日からAC版のWORLDでもプレイできる曲として、購入することでAC版でもプレイできるようになる。
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鬼譜面は同日発売の「feat.DANCERUSH STARDOM vol.1」も購入するとプレイできるようになり、こちらもAC版のWORLDでもプレイできる譜面となる。
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HELL17のラストに位置するEXは「どうしようもないもの」と形容される開幕発狂、終盤発狂に加え、同時押しや高速縦連打を交えたラス殺しまで完備した凶悪難度。
トイコンテンポラリーEXをクリアした人ですら、(初見を含めて)クリアできない人が多いというほどの難しさ。
これが何故ポップン17で登場時はLv42に位置していたのかが意味不明。
ちなみにBPMはNやHとは異なって500~520に上がる部分は280のままとなっている。
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全曲制覇を阻む譜面としてトイコンテンポラリーEXとこのEX譜面があるということから、ポップン15までは全曲(むしろLv42、43)制覇できたプレイヤーですら、
・トイコンテンポラリーEXがクリアできたがサイレントEXがクリアできない
・上記のEX2曲がクリアできない
というステータスに分かれることがほとんどだろう。
しかし、クリアで精一杯なほど無理かと思われたこの譜面も、遂に2009年9月7日にフルコンボが達成された。
達成したのはなんと、あのトイコンテンポラリーEXを初フルコンボしたトビーズ推氏。
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ポップン19稼動中に2人目のフルコンボ者が確認された(その達成者は、Lv43の9曲含め収録曲全曲のフルコンボを達成済み)。
そして2011年10月には3人目となる、TATSU氏が達成している。
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KAC2012決勝で選曲され、TATSU以外がクリアできなかったこともあってか、wacが「ごめんなさい」という発言を残した後に「そんな難しくないと思ったんだけどなー」と発言している。
むしろユーザー側からすれば最高難度という認識が圧倒的なので、スタッフとユーザーの難易度基準の正確さに差があると考えられる発言だろう。
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fantasiaでは譜面傾向的にも類似した同作曲者のダージュが登場し、EXはこのEXと肩を並べるほどの難しさを持っている。
SunnyParkではトイコンテンポラリー・ダージュ・ムラクモと共に新難易度でLv50にされた四天王譜面の1つで、その中でも最強の一角に立つため、今後はこれがクリアできるかどうかがクリア力のステータスになることは間違いないかと思われる。
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wacの1stアルバム「音楽」にLONG版が収録された。
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原曲を単純に長くしたものではなく曲調に大幅なアレンジが加えられており、オーケストラによる生演奏で10分近い大曲となっている。
また、BabeL~roof garden~が含まれている。
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編曲・ピアノ演奏はジャズ・アリアの久保田修氏、オーケストラ演奏はTaQが中心となって設立した録音専門オーケストラ
gaQdan
が担当している。
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ゲームサイズで最後のポップ君が降り終わった後に流れる音は、「I」というタイトルでアルバムの最初のトラックに収録されており、後にこの曲はノスタルジアにてゲームプレイできる曲として登場した。
収録作品
AC版
ポップンミュージック17 THE MOVIEからの全作品
CS版
ロング版収録
音楽 / wac
関連リンク
-関連曲
ダージュ
HELL17
音楽(アルバム名)
wac
-メドレー関連
[Popperz Chronicle]
楽曲一覧/ポップンミュージック17 THE MOVIE
最終更新:2024年07月03日 07:54