【ノスタルジア】
2017年03月1日から稼働開始となったBEMANIシリーズの作品。
鍵盤楽器をモチーフにした作品はキーボードマニア#?以来となる。
BeatStreamの筐体を一部キットで改造する形で流用しており、サービスが終了するBeatStreamに代わる機種として登場する形となった。
これまでポップンシリーズで関わっていたwacがポップンから離れて、主体となって制作に関わっている。
2016年02月のJAEPOでおといろはと共に出展されたが、BEMANI作品としては珍しくロケテストの回数が多く、実に1年以上も時間をかけて調整が行われた上で本稼動に至った。
ここ数作の新規BEMANI作品の評価が芳しくなく、おといろはの不評を受けたのか、最近の作品としては本稼働には慎重な姿勢であったことがうかがえる。
独特の世界観と鍵盤を模した操作デバイスによって、一定の支持を得ることに成功。
2019年3月にはコンサートが行われた。
マイナーチェンジ版と言える「~fORTE」を経て、バージョンアップした「~op.2」では新たに「リサイタル」モードが登場。
操作デバイス自体が入力の強弱を認識するため、このモードでは実際のピアノを演奏するかの如く、指定された場所で鍵盤を強く弾く・弱く弾くといった上品な演奏が求められる、通常とは異なった鍵盤力を必要とする。
また、決められた鍵盤を正確を押す力・テーマに沿った選曲も評価の対象となる。
通常とは異なった演奏を求められるためか、8thKACではベーシック(従来通り)とリサイタルの2部門で行われた。
作品名 | 初出 |
ノスタルジア | 2017/03/01 |
ノスタルジア fORTE | 2017/07/19 |
ノスタルジア Op.2 | 2018/09/26 |
ノスタルジア Op.3 | 2019/12/02 |
コナステ版ノスタルジア | 2021/02/02 |
ピアノを主体とした曲が収録されており、有名なクラシック楽曲も多く収録されている。
ピアノをキー音として演奏するゲームコンセプトのため、BEMANIシリーズからの移植曲を含めてほとんどの曲はピアノが強調・ピアノ伴奏が追加される等の微アレンジがかかっている。
第1作ではNormal、Hard、Expertの3段階だったが、op.2から第4難易度のRealが一部楽曲に追加された。
また、Realは他の難易度3種とは異なったレベルの数値が使われており、全てのReal譜面における相対的な指標値として設定されているのが特徴。
稼働記念の交換キャンペーンで、ポップンから[Harmonia]が収録され、同時にノスタルジアから初の移植としてうさぎと猫と少年の夢で[Fly far bounce]が移植された。
また、同作において2017/09/26のオンラインアップデートで、BEMANIカテゴリ内のサブカテゴリとして新設された。
その後、2018/06/21から連動イベント「ポップンミュージック×ノスタルジア共演会」が行われ、期間中にそれぞれの機種を3回プレイすれば[TRUTH behind U]がどちらの機種でもプレイ可能となる。
さらに、翌月にはナビフェスで「ノスタルジアSTAGE」が登場しており、次作peaceでもポップンタイムトリップのノスタルジア編が設けられている。
2021/02からコナステ版のサービスが始まったが、1年後の2022/02/02から「pop'n music セレクション 楽曲パック vol.1」が販売開始となった。
12曲収録されており、いずれもノスタルジアに初移植となる(太文字はこの移植により新規でジャケットが作られた曲)。
後に約半年後に、「合同音楽祭 pop'n music セレクション」と称してAC版Op.3でも期間限定イベントで解禁可能な曲として3曲ずつ全て登場を果たした。
また、曲説明文はどれも冒頭に「『pop'n music』より」が付くが、◆が付いている曲はポップンとは異なる・ポップンには無い曲説明文となっている。
※Ping×Pong×Dashは既にジャケットが存在する機種に移植されているが、それとは別に新規で作られた。
ポップンでの楽曲 | 移植されたバージョン | 備考 |
同時収録曲 |