注意!!
このページは、「呪われた姫神」のネタバレを目的としたページです。
まだ同作品を完読されていない方は、申し訳ございませんが閲覧をご遠慮くださいますよう、お奨めいたします。
作品を振り返って
- 自分の作品にこういう表現はしたくないのですが……この作品は、私にとって悪夢の存在でした。
- 話が全然前に進まず、いえ、進めることが出来ず、あまりに滞ったおかげで最初のホームページを閉鎖にまで追い込んだのです。
- 最後はもうメチャクチャです。東京駅で由里香達が有里香母子を出迎えるシーンだけは書こうと思っていたのですが、話をまとめることが出来ず、本当に最後まで悪夢を見させてくれた作品でした。
巫女としての綾乃
- 元々、綾乃はPS2ゲーム「LoveSongs」のキャラです(それ言ったらほとんどのキャラがそうですけど……)
- で、このシリーズも、同作品の小さなファンフィクションから始まっています。
- 当初、「綾乃は単なる芸能人じゃ面白くないなぁ」と考え、安易な所で「実は巫女」という設定を作りました。これがすべての始まりです……ホントに安易だな。
- ところが、すでに水瀬が神社の息子で設定があがっていたので、神社に住まわせることも出来ず、結局、「綾乃は巫女の娘」に落ち着いたのです。
瀬戸夫婦
- 二人とも、結構早くキャラが出来上がっていました。
- ただ、巫女=魔導師の図式を導入してよいかは悩んだのを覚えています。
静御前
- 実は、「お茶と着物」の方でテキトーに敵として書き上げてしまったので、引っ込みがつかずに真の敵として登場させたという気の毒な存在です。
- 静御前に怨霊伝説はないはずです。少なくとも、私は知りません。
倉橋家&倉橋の巫女
- 「倉橋」姓は伏線です。
- 他は本当にありがちなギャルゲーからイメージとりました。
- 私は神社の関係者ではないので、儀式や装束はメチャクチャです。
- 一族についても特段の設定はしていません。
- 由里香の過去のシーンは、横溝正史の「犬神家」あたりをイメージしました。
- ツッコミは「演出です」の一言で勘弁してください……。
イーリス&メトセラ教団
- キャットウォークの「デミウルゴスの娘」に登場するシスター、イーリスからです。
- グノーシス主義や玉依姫といった、作品の根幹はこの作品あってこそでした。
- 「ナイトメア」で聖書の一節を作品に取り上げたのもそうです。結局、活かせませんでしたけど……。
- ……まぁ、イーリスは書き続けている間にかなりイメージが変わってしまいましたね。かなり優秀な人物ですし、何よりキャラとしては水瀬に次いで書きやすい存在ですので、この後、かなり活躍してもらう予定です。
- 教団のトップ「ミロード」は名無しの権兵衛状態だったのですが、イメージは「種死」の「ぎちょー」ドノでしたから、声優つながりで「アズナブル」としました。
- ヤローの命名はこんなにいい加減なのが私です。
影達
- 忍軍。
- 騎士集団を出すにしても巫女・神社という純和風世界ではどうもしっくりこないので、忍者にしてみました。
- 「カリオストロ」の影達そのまんまです。だから、黒に「倉橋も終わりじゃ……斬れ」と言わせたのですが、わかりましたか?
瀬戸由衣
- 誰?
- 由忠と戦った、黒の娘、あのくの一のことです。
- 彼女はこの次の作品(「闇の天使達」(仮題))で由忠やイーリスと再開の上、本格的に活躍してもらうためだけに登場させた、いわばゲスト出演です。
- 作品では珍しい、皮肉が似合う鉄火な娘です。
水瀬と綾乃
- この設定の公開は、世界観がはっきりまとまるまでもう少し待つべきだったと今でもちょっと後悔してます。
- 綾乃が魔界の血を引いているらしい。そう考えてはいた遥香と天界ですが、その魂が魔界のお姫様と関係があるとわかれば、対応が変わってきます。
- 「天界の兵器」と「人間界ではよくある魔族とのハーフ」ではなく、「天界の兵器」と「魔界の兵器」。この組み合わせをどう考えるか?ということです。
- 二人は単なる幼なじみではもう済まない関係なのです。
- この二人をかけあわせることが、天界と魔界双方にとって得策かどうか?
- 結論がどう出るかによって二人の運命はかなり変わってくるでしょう。
ロイズール
- 元ネタは「魔法戦士スイートナイツ」のプリンセス・ティアです。
- 何だか、綾乃に似てるなぁ……で始まってこの有様です。
- 魔界のお姫様、魔界における日菜子ですね。
- 予定ではこの後、人間界に正式に登場させます。
- それから先、それこそすごく気の長い話ですけど、彼女はこのシリーズの終わりに大きく関わります。
- 多分、そこまでシリーズを持たせることは出来ないでしょうから、ここで究極のネタばれを……。
- ロイズールと悠理は、最後に夫婦(永遠のパートナー)になります。
- 人間界での妻は綾乃か日菜子か美奈子か、それとも祷子かはまだ決めていません。
- しかし、人間界から天界へ。そして本来予定されている段階を踏んだ水瀬と同格に並べる存在、つまり、パートナーになれる存在は、生まれながらに悠理と同じ素質をもつ彼女だけです。
- いってみれば、「最初から悠理の妻になるべく登場する唯一のキャラ」がロイズールです。
- 何だそれ?という方は、作者がこのシリーズの真のエンディングをどこで結ぶつもりかを知る意味で、「アセリア」やってみて下さい。
- 「本来予定されている段階」がどういう意味かわかります。
- 作品中でもこのゲームを意識していることは伏線張ってますし。
- ととにかく、作者は、本気であの作品のエンディングをロイズールでやるつもりです(時深エンディングかな?)
- ……まぁ、それまでシリーズを作り続けていられるかは難しいですね。本当に。
最終更新:2007年03月14日 17:16