近衛騎士団

皇室近衛騎士団【こうしつこのえきしだん】



解説

 日本における騎士の就職先としては最高峰。騎士団員は最有力者が集まっているが、数的には世界的に見てそれほどの戦力ではない。
 政府からほぼ完全に独立した組織で、あくまでの天皇の私軍であるため、国家を代表する騎士団ではない。

近衛騎士団右翼大隊

  • 一般騎士によって構成される騎士団。
  • 新撰組を母体としている。
  • エンブレムは「誠」
  • 大隊筆頭騎士は饗庭樟葉。
  • 世間一般で通用する騎士団のすべての任務に従事する。


近衛騎士団左翼大隊

  • 魔法騎士によって構成される騎士団。
  • 平安時代から続く陰陽寮の流れを組む。
  • 上級妖魔の軍勢と五分以上で渡り合った一年戦争で世界に見せつけたその強大な力から世界的には「皇室魔法騎士団」として右翼大隊とは切り離して認識されることが多い。
  • 対妖魔戦闘に関しては本当に世界最強集団(右翼からいわせると「最狂(凶)最悪の変態お祭り集団」)といいきれる。
  • エンブレムは「ケルベロス」
  • 大隊筆頭騎士はルシフェル・ナナリ。


歴史1 陰陽寮時代


歴史2 新撰組時代

 新撰組は本来、京都の治安維持を目的に結成された警備隊。
 将軍徳川家茂の上洛に際して、その露払いとして京都の治安を維持する名目で結成された浪士組(ろうしぐみ 庄内藩の農民・清河八郎の提案による)がその前身である。
 清河八郎が勅諚により浪士をまとめて京を去るが芹沢鴨、近藤勇、土方歳三らはあくまでも将軍警護を主張し、京都に残った。
この京都に残留した浪士達を、当時、治安悪化を懸念した水瀬家が伯家と共に治安維持の手先とすべく画策。
 孝明天皇から将軍家に対して直々の依頼の形をとり、幕府より皇室に浪士達の管理が移動。
 それまで幕府支持だった彼らだが、その際の「見捨てる」という幕府役人の失言ともいうべき一言に怒り狂い、以降、鬱憤を晴らすといわんばかりに京都にて妖魔や浪士達を無差別に殺戮する朝廷直属の武装警察集団として機能。
戊辰戦争でも近代兵器にて新政府軍を圧倒していた幕府軍をほぼ独力をもって撃退、新政府発足に多大な貢献を成し遂げた。


歴史3 明治以降~昭和

 戊辰戦争以降、陰陽寮管轄の魔法騎士隊と合併し、騎士を右近、魔法騎士を左近とする。その後、すぐに騎士を右翼、魔法騎士を左翼の2大隊として再編成、海外の習俗に倣って名称を皇室近衛騎士団として改編される(1870年10月1日)。
なお、新政府発足後も騎士階級が刀剣の常時携帯許可の特権を持てたのは彼らの存在あってのこと。
 近衛騎士団右翼大隊の「誠」のエンブレムはこの時代から続いている。
 初代騎士団長は土方歳三(近藤勇は戊辰戦争で戦死)

特権的立場

 予算も宮内庁や皇室予算とは別会計。
 「第三種事件を巡る騎士報奨金に関する法律」
 「皇室近衛騎士団に関する法律」
 その他近衛関連法によって、政府からの指揮権の独立と作戦行動時のいかなる損害に対しても罪に問われることがないという特権的地位。
 さらに、騎士団の内実は裁判所や内閣でも明らかとすることは出来ないとう保障がある(情報公開法でも、除外対象の1番目に「皇室近衛騎士団およびその関係組織に関する全ての情報」と明記されているため、法律をタテにして内実を知ることは一切出来ない)
 このことが外部からは様々な憶測を生み出しているのも事実。
 つまり、ほとんどが謎に包まれているということでもある。


編成



水瀬1年在学時12月時点の公式な騎士団編成は以下の通り。

騎士団長 饗庭葛葉

右翼大隊大隊長 騎士団長兼務

左翼大隊大隊長 安倍清彰

騎士団総隊筆頭騎士 非公開

右翼大隊筆頭騎士 饗庭樟葉(兼任)

左翼大隊筆頭騎士 ルシフェル・ミナセ


準筆頭騎士
 能代龍臣(右翼)
 西郷康夫(右翼)
 神尾美鈴(左翼)
 加納拓也(左翼)


メサイア中隊【】

  • メサイア搭乗専門騎士によって編成される、いわば第三の大隊。
  • 基本的には右翼騎士によって構成されるため、右翼大隊に分類される。
  • 一年戦争開戦時は4個中隊。

メサイア第一中隊【】

  • 前衛担当。
  • 海外派遣が主要任務。
  • つまり、最も戦闘回数が多い部隊。
  • メサイア乗りの中でも最も精鋭が集まる中隊。

メサイア第二中隊【】

  • 前衛担当。
  • 国内防衛が主要任務。

メサイア第三中隊【】

  • 後衛任務担当。
  • 実体弾兵器の運用もここが中心。
  • この部隊に配備されるメサイアは、他部隊よりML関連の追加武装が多い。
  • 前出二個中隊の後方支援を主要任務とする。
  • 前線での交戦より、MLなどによる戦闘に主眼が置かれる。
  • 41式127ミリ機動多砲身重機関砲もこの部隊で運用される。
  • 戦闘機動をとる敵メサイアを狙撃してのける狙撃能力と、メサイアやその他兵器の驚異に対する忍耐力。狙撃ポイント正確に見極める判断能力を求められるため、メサイアの精霊体、コンビを組むMCの能力まで含めて抜擢される。
  • そのため、この部隊に抜擢されるのはむしろ名誉に近く、後衛部隊といえど、騎士の質はけっして侮れない。

メサイア特務中隊【】

  • 近衛騎士団配備の特殊メサイアの運用担当。
  • 可変メサイア他、かなり特殊なメサイアが配備されている。
  • フライ・ルーも、その性格上、ここの配備。

メサイア教導中隊【】

  • メサイアの訓練を担当。

内親王護衛隊【】

  • 麗菜内親王護衛のための専門部隊。
  • 別名「レイナ・ガーズ」
  • 本来は後述の天皇護衛隊「老親衛隊」からの分派。

天皇護衛隊【】

  • 近衛のメサイア乗りの最精鋭が集う。
  • 別名「老親衛隊(ろうしんえいたい, The Old Guard)」
  • βタイプメサイア配備開始と共に編成されたことから、βタイプメサイア運用部隊の公的隠れ蓑であることは明白。
  • βタイプメサイアは、特別許可された部隊を除き、この部隊のみとされている。
  • 天皇空位の現在、海外のマスコミからは「ヒナコ・ガーズ」と呼ばれることもあるが、正式な「ヒナコ・ガーズ」はたった一人の魔法騎士を指すため、正しくない。
最終更新:2007年11月10日 22:42
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