「Ok――来な、どうにかなりそうだ」
この、意外にも細い腰、じっとりと濡れても固く狭苦しいほどの中。
絶対に、いたがる癖に。
「噛みつこうが爪を立てようが、かまわねぇ……アンタを、見せなよ」
幸村は畏れないのだろう。
「怪我をさせるのは決闘の時が相応しければ」
幸村は小さく笑って目を閉じ、ゆるゆると腰を落とした。
何度も滑り、幸村は眉根を寄せて刺激に堪える。
切ない、いい顔だ。
政宗は軽く誘導した。
「ま、まさむっ……っ、い、……っ!」
躊躇いのない動きが、途中で止まる。
先端だけで繋がり、引くことも進むこともない。
半端な姿勢のせいか、じきに幸村の太腿がぶるぶると震えだした。
振動が伝わる。
政宗を焦らし高ぶらせるつもりで、なら大したものだがそんな訳がないだろう。
この、意外にも細い腰、じっとりと濡れても固く狭苦しいほどの中。
絶対に、いたがる癖に。
「噛みつこうが爪を立てようが、かまわねぇ……アンタを、見せなよ」
幸村は畏れないのだろう。
「怪我をさせるのは決闘の時が相応しければ」
幸村は小さく笑って目を閉じ、ゆるゆると腰を落とした。
何度も滑り、幸村は眉根を寄せて刺激に堪える。
切ない、いい顔だ。
政宗は軽く誘導した。
「ま、まさむっ……っ、い、……っ!」
躊躇いのない動きが、途中で止まる。
先端だけで繋がり、引くことも進むこともない。
半端な姿勢のせいか、じきに幸村の太腿がぶるぶると震えだした。
振動が伝わる。
政宗を焦らし高ぶらせるつもりで、なら大したものだがそんな訳がないだろう。
「come on…力抜いて体預けな」
震える腰に回した手を僅かに引き寄せると、引きつった体が戸惑うように揺れた。
「……痛いか?」
だからなのか、と聞けば、幸村は首を左右に振る。
「そう言うことでは……っ、政宗殿!」
強く呼んで、幸村は体を一気に沈めた。
幸村の全身に緊張が走っている。政宗もまた、一時息を詰めた。
十分に潤んではいるが、入り込んだものを潰そうとするような締め付けは変わっていない。
多分、幾度も肌を合わせ、慣れるまではこうなのだろう。
こりゃ幸村も相当辛いな、と間近な顔を窺う。
目を強く閉じていた。
眉根が軽く寄っていて、口元が僅かに開いて、早く浅い呼吸を洩らしていた。
それほど苦しげでもなかった。どちらかと言えば、満足げな顔に見えた。
頬は明かりに照らされて赤く、肌は滲んだ汗でしっとりと潤んでいる。
「…タメで、話せって言ったろ?」
「慣れていなければ…また、後ほどに」
せわしい呼吸のなか、幸村は幸せそうな声で答えた。
暫く息を整えた幸村が、さて、と首をかしげる。
「この後は、いかが致す」
「動きな、幸村。好きなように」
幸村は暫し考えると、政宗の胸のあたりについた痣を撫でた。
そう言う動くじゃねえぞおい、と言う前に、政宗の唇はちゅ、と軽い音と共にふさがれる。
幸村の手に体重がかかり、本当に痣が痛んだ。
仕返しに、軽く下から突き上げる。
了解したのか、幸村は僅かに腰を揺らめかせながら、押し当てるだけだった唇を離した。
「……ちがうもので、ござるな」
昼間と、か。
「気分だろ」
返ってきたのは満足げな笑みひとつ。
この上なく解りやすい幸村の顔に浮かぶ感情の理由は分からず、
問いただす気にはなれなくとも、その顔が気に入って自らも唇を押しつけた。
震える腰に回した手を僅かに引き寄せると、引きつった体が戸惑うように揺れた。
「……痛いか?」
だからなのか、と聞けば、幸村は首を左右に振る。
「そう言うことでは……っ、政宗殿!」
強く呼んで、幸村は体を一気に沈めた。
幸村の全身に緊張が走っている。政宗もまた、一時息を詰めた。
十分に潤んではいるが、入り込んだものを潰そうとするような締め付けは変わっていない。
多分、幾度も肌を合わせ、慣れるまではこうなのだろう。
こりゃ幸村も相当辛いな、と間近な顔を窺う。
目を強く閉じていた。
眉根が軽く寄っていて、口元が僅かに開いて、早く浅い呼吸を洩らしていた。
それほど苦しげでもなかった。どちらかと言えば、満足げな顔に見えた。
頬は明かりに照らされて赤く、肌は滲んだ汗でしっとりと潤んでいる。
「…タメで、話せって言ったろ?」
「慣れていなければ…また、後ほどに」
せわしい呼吸のなか、幸村は幸せそうな声で答えた。
暫く息を整えた幸村が、さて、と首をかしげる。
「この後は、いかが致す」
「動きな、幸村。好きなように」
幸村は暫し考えると、政宗の胸のあたりについた痣を撫でた。
そう言う動くじゃねえぞおい、と言う前に、政宗の唇はちゅ、と軽い音と共にふさがれる。
幸村の手に体重がかかり、本当に痣が痛んだ。
仕返しに、軽く下から突き上げる。
了解したのか、幸村は僅かに腰を揺らめかせながら、押し当てるだけだった唇を離した。
「……ちがうもので、ござるな」
昼間と、か。
「気分だろ」
返ってきたのは満足げな笑みひとつ。
この上なく解りやすい幸村の顔に浮かぶ感情の理由は分からず、
問いただす気にはなれなくとも、その顔が気に入って自らも唇を押しつけた。




