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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

螺旋収束4

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匿名ユーザー

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「竹中―――――っ!!」
掴み掛かるが避けられる。
振り返って睨みつけると、半兵衛は微笑みながら間接剣をしならせた。鞭のようにふるい、愛姫の着物を切った。
切っ先は政宗に向いていない。愛姫に向いている。
「いいのかい? こんな狭いところで戦ったりして。うっかり、愛姫を殺すかもしれないね?」
「…………!!」
「さて、今宵はどうしようか。愛姫、君はどうしたい」
「やめろ」
「どうしてほしい?」
「やめてくれっ……」
膝から崩れ落ちると頭を下げた。半兵衛の足を掴むと踏みつけられた。
「頼む、これ以上愛に伽を命じないでくれ。どうか……どうか……」
今まで築いてきたものは全部失った。
これ以上、何も失いたくない。
「それ相応の代価はあるのかい?」
顔を上げた。体を起こす。
「俺を……好きにしていい。何をしてもいい。だから……」
零れる言葉は、自分のものとは思えないくらい脆かった。
奥州の筆頭としての誇りも、伊達の当主としての誇りも、すべて踏み躙られた。
まだ辛うじて残っていた女としての誇りを、自らの意思で差し出そうとしている。
頬を涙が伝った。目を閉じ、幸村を想う。
ごめん、幸村。
「いいよ。早速手配しよう」
半兵衛は笑う。悪魔の笑みに、政宗は地獄に叩き落されたような気分になった。


佐助が見たのは、黒い装束を用意する主君の姿だった。
闇に紛れる戦装束。真田幸村が選ぶような装束ではない。
速く走れる馬を選び、鞍を載せる。こそこそと出ようとしているものだから、
さすがに放っておくことはできずに声をかけた。
「……どこに行くの、旦那」
振り向いた幸村の顔は険しい。戦に臨むときの顔とよく似ているが、昂揚感はない。
これほど静かな幸村を見るのは珍しい。明日は夏なのに雪かもね、と考える。
「政宗殿を救いに行く」
「伊達政宗? ……ああ、豊臣に滅ぼされたよね。今は、稲葉山だったっけ?」
「佐助は来なくていいぞ。これは、俺の私闘だ」
「私闘って、何? 豊臣に喧嘩売るの? 伊達を勝手に滅ぼされたから?」
「それもある」
「それ「も」? どういうこと? 伊達政宗が女だったことと、何か関係ある?」
幸村は目を伏せた。気まずいことがあると勘付いた。長年仕えているのだ、すぐに分かる。
伊達政宗が女であり、影武者であったことは伊達が滅んだ時点で日本中に知れ渡った。
どうやら幸村は以前から知っていたらしく、一報を聞いたときも静かなものだった。
「そういえばさ、前はよく姿を消してたよね。あれから色々調べたんだけど、
同じ時期に伊達政宗も奥州から姿を消してたらしいね」
「俺と会っていた」
答えは単純。説明もなし。
幸村らしい簡潔な言葉。
予測はしていたが、言葉にされるとダメージは大きい。
「妻を取り返す、てこと?」
こくりと頷く。佐助はため息をついて額に手をやった。莫迦だ莫迦だとは思っていたが、
まさか好きになる相手を間違えるくらい莫迦だとは思わなかった。
普通の、女中や上田城下の娘や武田家中の娘辺りと結ばれれば、それなりに幸せだろうに。
「しょうがないなぁ。俺も行くよ」
「……給金は出せんぞ。これは、内々の私闘だ。仕事でもなんでもない」
「いいよぅ、もう」
くしゃくしゃと幸村の髪を撫でた。
小さな頃から変わらない、茶色くてすぐはねる頭。
「旦那が出て行って、傍に俺がいる。忍びってそういうもんよ?」
「無謀だぞ。豊臣の軍を、稲葉山の城を相手に、たった二人で戦うのだぞ」
「そういうこと、忍びなら慣れてるしへーきっ」
「……何度も言うが、給金は出ないぞ?」
「しつこいなーもう。俺様がついていくっていってるんだから、存分にこき使いなさい! ほらさっさと馬に乗る!」
容赦なく頭をはたいてから、佐助も馬を用意した。連れ立って門をくぐる。
闇に紛れ、一路稲葉山を目指す。季節外れの蛍が一匹、馬の尾についていたがすぐに消えた。


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