戦国BASARA/エロパロ保管庫

幸村はじめて物語。

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
【諸注意】
  • お館様×にょた村
  • 余談なし。最初から最後までヤッてるだけです。
  • ムードとは何ですか。
  • 苗る?褒め言葉であります。



「今宵はどうぞ…よろしくお願い致しまする」
目の前で姿勢正しく正座し、深々と礼をする少女に、信玄は微笑んだ。


雪深くなる信州のとある館にて、今宵一人の少女が大人の女へと変わろうとしていた。
「幸村、準備は良いか」
「はいお館様!この幸村、今宵の為に日々精進して参りました!!いざ参るぅうあッ!!」
「待ーてぃッッ!!」
「ぬおッ?!」
真っ白で肌理細やかな刺繍の施されている寝着を勢いよく脱ごうとした幸村を、信玄の太く低い声が強く制止させる。
そして普段なら拳が飛ぶ所だが、此処は夜深き静まり返った神聖なる閨の中。
信玄はゆっくり己の手を伸ばし、少々緊張気味で硬くなっている幸村の精神をほぐしてやる為に、優しく頭を撫でてやる。
すると、元より信玄に心酔している幸村はその行為に大いに喜びを感じ、照れ臭そうに少しだけ甘える仕種を見せた。
柔らかい茶褐色の髪を梳くと、気持ち良さそうに目を細める。
「幸村よ、男女の交わりには数多くの順序を踏まねばならぬ」
「はい。心得ておりまする!」
「それ故にじゃ、女子から寝着を脱ぐというのは少々はしたない」
「も、申し訳ございませぬお館様ッ!!」
速攻駄目出しを喰らい、悔しそうに拳を握り、上目遣いで見上げてくる幸村に、信玄は手招きする。
首を傾げながらも、誘われるままに主の膝元まで近寄れば、信玄の逞しい腕に脇下を抱えられ、軽々と彼の膝の上に座らされた。
それと同時に幸村は歓喜の声を上げると共に、その頬を朱に変えるのだった。
その時信玄は、彼女が幼い頃こうやってよく抱き上げたものだと、何やらとても懐かしい思い出に浸りながら、
幸村の顎を持って顔を上げさせると、信玄は彼女の唇に己の唇を重ねる。
「んぅ……」
ただ唇を合わせるだけの戯れのような軽い口付けにも関わらず、それだけで幸村は体の力が抜けていき、先程よりも頬を上気させている。
「どうした…惚けるにはまだまだ早いぞ」
「も、申し訳ございませぬ……されどこの幸村…お館様と無事このような日を迎えられる事、幸せ過ぎて言葉になりませぬ…」

ずっとこの日を待ち侘びていた。
心より慕う信玄に、己の処女を捧げる事が出来るこの日を…。
その日の為にくのいちである佐助に数度に渡り、房術の施しも受けてきた。
全ては身も心も信玄に捧げる為、そして何より自分自身が女としての成長を信玄に見て貰う為である。

「何も気負う事はない。今宵は武士ではなく、一人の女子として儂に愛でられれば良いだけの事」
「お館様…」
なんとお優しい言葉…感動して言葉が出ず、逆に心臓の音だけが大きくなっていく。
このようなお方に身も心も捧げられたならば女として本望というもの…
幸村が普段信じてもいない神という存在に感謝した。
そして顔を上げ、じっと信玄の目を見つめ、顔を近づけながら目を瞑る。
それと同時にまた信玄の薄く固い唇が振ってきて、互いの唇が重なり、二人の影は柔らかな灯りに照らされながら静かに一つになる。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー