「秀吉っ……ダメだ、そこは」
秀吉の顔が下がる。舌が胸を腹を臍を弄る。
秀吉によって開かれ敏感に作られた体は、次の刺激を予想して潤む。
知略を駆使する頭脳も、こんなときは少しも役に立たない。
男を悦ばせようと体が勝手に反応する。
舌を、感じた。粘膜の擦れるいやらしい音。敷布を必死に握りこみ、背をしならせた。
「君は、本当に、いや、らしいね……っ」
罵倒の言葉も、淫らな吐息に紛れれば何の効果も示さない。
舌先が浅く差し込まれ、肉芽を擦られ、愛液を塗り込められる。
少し前に抱かれたせいもあるだろう。過敏すぎる体は、容易く快楽に飲まれた。
首を振り、足を上げる。暴れるとでも思われたのか、秀吉が半兵衛の足を強く抑えた。
足の内側に跡をつけられた。舌が足を這う。
秀吉の口の周りには半兵衛が垂らした愛液がべったりとついている。
それがやけにやましいもののように感じ、半兵衛は秀吉から顔を背けた。
膝裏に手を感じた。強い異物感。たまらず、呻くような声を漏らす。
「んんっ……ぅ……」
強い鼓動を感じた。命の音。秀吉の命。
浅く早い呼吸を繰り返す。圧し掛かるようにして見下ろしてくる秀吉を見た。
だらしなく口を開けて呼吸をする自分の姿が、彼にはどう見えているのだろう。
動こうとしない秀吉に向けて腕を伸ばした。秀吉の腕は自分の腕よりずっと長くて、肩まで届かない。
「……大丈夫だよ」
気遣うように、小さく笑う。
この体に刻み込んで。
君の命を。君の鼓動を。
秀吉が屈み込んできた。微笑み、口付けを受け入れる。
舌と舌が触れ合うだけで、ぞくりと背筋が震えた。腕を背中に回すと抱え込まれる。
急に体勢が変わり、半兵衛は小さく悲鳴を上げた。
「ぁっ……」
擦れる部分が変わる。漏れた声が自分のものとは思えないほど甘い。
いつになく体が蕩ける。
「どうしたんだい、急に体勢を変えるなんて」
なんとか息を整え、顔を首筋に寄せて問いかける。
胎内に自分のものとは違う脈動を感じ、それだけで体が熱くなる。
繋がっている。
脈が、それを主張していた。
先ほど抱かれたときとは違う。
心が通じ合うだけで、これほどまでに満ち足りた快楽を得ることができるのか。
「お前が、潰れるような気がしたのでな」
囁かれる声はどこかぎこちない。
秀吉は褥に膝を立てる形で座ると、髪に手を差し込んで口付けてくる。くすぐったい。
「くすぐったいよ、秀吉。……僕が欲しいのは、そんなのじゃないよ」
秀吉を見上げて笑う。秀吉は唇を歪めて笑った。
半兵衛は唇を寄せた。そっと、口付けを落とされる。
手が、胸から臍、腰へと移動した。抑え込むというより支えるような手つき。
半兵衛は秀吉の背を強くつかんだ。秀吉が大柄すぎるせいだ。
普通なら、秀吉を見下ろす体勢になれるのに。
秀吉の顔が下がる。舌が胸を腹を臍を弄る。
秀吉によって開かれ敏感に作られた体は、次の刺激を予想して潤む。
知略を駆使する頭脳も、こんなときは少しも役に立たない。
男を悦ばせようと体が勝手に反応する。
舌を、感じた。粘膜の擦れるいやらしい音。敷布を必死に握りこみ、背をしならせた。
「君は、本当に、いや、らしいね……っ」
罵倒の言葉も、淫らな吐息に紛れれば何の効果も示さない。
舌先が浅く差し込まれ、肉芽を擦られ、愛液を塗り込められる。
少し前に抱かれたせいもあるだろう。過敏すぎる体は、容易く快楽に飲まれた。
首を振り、足を上げる。暴れるとでも思われたのか、秀吉が半兵衛の足を強く抑えた。
足の内側に跡をつけられた。舌が足を這う。
秀吉の口の周りには半兵衛が垂らした愛液がべったりとついている。
それがやけにやましいもののように感じ、半兵衛は秀吉から顔を背けた。
膝裏に手を感じた。強い異物感。たまらず、呻くような声を漏らす。
「んんっ……ぅ……」
強い鼓動を感じた。命の音。秀吉の命。
浅く早い呼吸を繰り返す。圧し掛かるようにして見下ろしてくる秀吉を見た。
だらしなく口を開けて呼吸をする自分の姿が、彼にはどう見えているのだろう。
動こうとしない秀吉に向けて腕を伸ばした。秀吉の腕は自分の腕よりずっと長くて、肩まで届かない。
「……大丈夫だよ」
気遣うように、小さく笑う。
この体に刻み込んで。
君の命を。君の鼓動を。
秀吉が屈み込んできた。微笑み、口付けを受け入れる。
舌と舌が触れ合うだけで、ぞくりと背筋が震えた。腕を背中に回すと抱え込まれる。
急に体勢が変わり、半兵衛は小さく悲鳴を上げた。
「ぁっ……」
擦れる部分が変わる。漏れた声が自分のものとは思えないほど甘い。
いつになく体が蕩ける。
「どうしたんだい、急に体勢を変えるなんて」
なんとか息を整え、顔を首筋に寄せて問いかける。
胎内に自分のものとは違う脈動を感じ、それだけで体が熱くなる。
繋がっている。
脈が、それを主張していた。
先ほど抱かれたときとは違う。
心が通じ合うだけで、これほどまでに満ち足りた快楽を得ることができるのか。
「お前が、潰れるような気がしたのでな」
囁かれる声はどこかぎこちない。
秀吉は褥に膝を立てる形で座ると、髪に手を差し込んで口付けてくる。くすぐったい。
「くすぐったいよ、秀吉。……僕が欲しいのは、そんなのじゃないよ」
秀吉を見上げて笑う。秀吉は唇を歪めて笑った。
半兵衛は唇を寄せた。そっと、口付けを落とされる。
手が、胸から臍、腰へと移動した。抑え込むというより支えるような手つき。
半兵衛は秀吉の背を強くつかんだ。秀吉が大柄すぎるせいだ。
普通なら、秀吉を見下ろす体勢になれるのに。




