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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

かんなびのさと12

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匿名ユーザー

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 いつきは政宗と幸村の顔を交互に見やる。
「……見えねえ。なんか、でっかいワンコみてえだ」
 ぶふうと信玄が吹いた。おいおい、信玄がかよ。つられて佐助が吹いた。忍びもかよ……
背後で農民達が、口々にそう言えばワンコみたいだべなあ、ウチのシロ思い出すだよ、と同意している。
………………農民もかよ。
幸村が恥ずかしさの余り、仁王立ちのままぶるぶる震えている。
悪い。本当悪い、だが堪えてくれ。
「それに、姉ちゃんが迷うくらいの人が、悪い奴のわけねえだ」
 純真な瞳が、信頼しきった様子で政宗を見る。もう、泣き虫の目には見えなかった。
「Yes,落ち着いたないつき。じゃあこんどは、お館様を見てみな。
スゲエだろ?オレはオレの力が未熟で、天下を狙える器じゃないと知った。だから、お館様……
信玄公にその夢を預けた。いつき、お前は、お前の夢をこのお方に預けられるか?」
 大きな、榛色の瞳が困ったように政宗を見る。
「甲斐の民は、みなこの方を慕っている。オレの身柄も、信玄公が引き取ってくれた。
甲斐にはな、信玄堤っていう堤防があるんだ、そのおかげで皆が水害から救われた。
山深い、綺麗な土地だ。富士の山が近い、麓の湖は広くて綺麗な水をたたえて、緑深い山々を映している。
お前が大人になった頃には、天下はきっと治まっている。農閑期にでも行ってみるといい。お前もきっと気に入るぜ」
 やさしく語りかけるうち、いつきはこくりと頷いた。
「解っただ……怖ぇけど、悪いお人じゃないんだな」
「Yes.賢いな。ならいつき、誤解して一方的に責め立てたんだ、どうしたらいいかはお前なら解るだろう?」
 いつきは素直に頭を下げた。腰からぺこりと下げる、稚い謝り方。
「済まなかっただ……おら、姉ちゃんが泣いてるって、勝手に思いこんでいただ」
 に、と政宗は笑う。
 あとは、争乱の責を負うだけだ。
「ではお館様、見ての通り、いつきに反抗心はねぇ。安請け合いをしたオレが煽動したようなもんだろう。
だから一揆の責はオレが負う。そもそもいつきは、この髪が示すとおり神の声を聞く、神に捧げられ愛された娘だ。
人の法を及ぼしていい子じゃねえだろ」
「姉ちゃん!?」
 獣の中に、時折真っ白い子が生まれることがある。
それは神の使い、見つけ出しても決して狩ってはならず、もしも仕留めてしまったのなら、神への供物に捧げる。
人の子のなかにも、時折色を持たない子が生まれる。
大抵は長く生き延びないが、その子らもやはり神に愛された印だと尊ばれ、巫となる。
いつきの肌はそこまで白く抜けておらず、瞳も暖かな榛の色合いだ。
だが、髪はうす青い陰りを帯びた白金。
西海の海賊をふと思い出した。あの真っ白な髪、あいつも海神に愛されていた。
オレぁただの先祖返りだぜぇ、と笑ってはいたが。
「左様、名もいつきと言ったか……斎姫とは良き名を頂いたものよ」
 呼ばれ視線を信玄へと向け、次いで全身で拒んだ。
「お……おらは怖くねえだ!姉ちゃんは何も悪くねえ!どうして姉ちゃんが!」
 その小さな唇をもう一度ついばんで言葉を止め、頭をさらさらと撫でる。
間違いを認められても、一揆を起こすことが悪いとは決して認めない。
誰も悪くないだろうと思っていることが、よく解った。
だがな、それじゃ済まないんだぜ、いつき。
上田城の虜68/かんなびのさと13

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