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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

かんなびのさと16

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匿名ユーザー

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派手に蹴立てられる雪が、政宗の視界から武田の軍勢を覆い隠した。
「政宗殿」
 走りながらの、懐かしい呼び方。呼び捨てだって構いやしないというのに。
「何だ幸村?」
 ついでに政宗も呼び捨てた。
「そ、その。さきほどの、もう一つの異国語の意味は……」
 Coolの方じゃねえよなあ、と思いめぐらし、ああと思いあたって頷いた。
「聞くのは野暮だぜ」
「聞かねば後悔致す。愛しき人の言葉の意味も分からぬまま、この地を去るのは忍びがたい」
 そうやって、照れもせず言い切ればそれなりに見える。
だが、言葉の意味をいちいち訳すのはやはり野暮、すこし考え元々の意味の方を教えた。
「……神よ、側に居られぬ我が身の代わりに、願わくば去りゆくあなたと共に在りたまえ」
 幸村はよほど驚いたか、不意に立ち止まって政宗を見下ろした。
神などと口にする柄ではない、確かに。
だが、オレはこれから弔いの道を行く。
繰り返す春と冬、死と再生を繰り返す田畑の中、神の声聞く神和ぎの側、オレが死なせた皆を弔い続ける。
オレ自身の許しは祈らない。だが信玄公への誓い通り、万民の安らぎは祈り続けよう。
「ああ、似合わないな。……なら、ご武運を、その程度の言葉だ」
 おい、なんでそんな泣きそうなんだ。
さよならと、意地でも訳さなかったオレを見抜きでもしたのかてめえ、ワンコの癖に。
「政宗殿……出来うるならば、某の傍らにて、共にいて頂きたかっ……」
「Yes幸村、お前と一緒に戦うのもなかなか愉しそうだ。……だが」
 泣きそうな幸村の頬に唇を寄せた。挨拶のkiss、今の幸村じゃ、まあその程度だ。
弾かれたように動いた熱い頬。
「オレはここで静かに暮らす。今日これからは農村の女さ、日本一の兵のお前とは釣りあわねえ。
その上あれだけのgalleryの前で恥かかせるような女だぜ、オレは」
「気にはしておりませぬ。あの子供を、助けたかったのでござろう」
 ああ、やっぱりアンタもイイ男さ。だがお願いだ、
「……幸村。もう忘れな」
 ぽたぽた落ちてくる涙を頬で受け止め、政宗は暫しの間そのままでいた。
真冬の中の、暖かな雨のようだった。
上田城の虜72/かんなびのさと17

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