戦国BASARA/エロパロ保管庫

花魁11

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匿名ユーザー

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「……男より先にイっちまう女郎がいるとは、閉口するな」
左腕は元就の右腕を押さえ付けたまま、差し込んだ指をゆっくり引き抜く。
蜜は絡みつき、滴って、落ちた。
その指を、元就の目の前で舐め上げて見せる。
元就は赤く上気した頬を、更に真っ赤に染め上げて、何か言いたげに俺を睨み付けた。
「そんなに良かったか、元就ぃ…普段のお前からは想像できねー程の痴態だな」
「我を愚弄するか」
涙を浮かべるその目で、きっと睨んでくる。いつもならおっかないその顔も、今はただ強がっているようにしか見えない。
「そんなんじゃねーんだ。…あぁ俺、お前を怒らせてばっかだな」
俺は馬鹿だから、思った事をそのまま言う事しかできねぇし、いっつもその物言いが、こいつの神経逆撫でしてんだろうな。
でも俺は、お前を怒らせたい訳じゃねーんだ。
そりゃ素直じゃねーお前が頭に来るっつったら、その通りなんだけど。
「いつもと違うお前が嬉しいっつったら、お前は怒るか?」
俺の動き一つ一つに、素直に反応を返す、その表情に、声に、仕草に。
愛しさが、沸いてくる。
とめどなく、溢れるように。
答える代わりに元就は、空いた左腕を俺の頬に添えてきた。
いつもは冷え切っているその手が、今は熱を帯びて汗ばんでいる。
その腕も、捕らえて、口付ければ、元就の身体はびくりと強張る。
「はっ…力抜けよ、元就…」
返事を待つ間もなく、俺は乱れた袴から完全に怒張しきったそれを取り出し、ひくりと痙攣する濡れた陰唇へあてがった。
力を抜くどころか、元就の身体は益々固くなったが、構わずその蜜壷へ先端を押し付ける。
つぷり、と亀頭が飲み込まれれば、奥まで到達するのは容易い。
だがゆっくりと、慎重に腰を進めた。
元就の、その表情を一つも逃す事のないように。
「ふ…うぅ…」
元就は、目を閉じ、受け入れるように片腕を俺の首の後ろへ絡めてきた。
押さえ付けていたもう片方を解放すれば、両腕で抱え込むように抱きしめてくる。
目の前にある乳房に吸い付けば、元就の身体はまたびくりと脈打ち、俺を締め上げた。
慣れているはずのそこは、生娘のように狭くきつい。
だが同時に、熟女のように絡みつき、吸い付いてくる。
襞の一つ一つが異物を押し出そうとしてくる動きに逆らい、俺は欲望の全てを根元まで埋めた。
暫しじっと動かず、その感触を味わう。
時折跳ねるようにびくびくと元就の中は引きつった。
その快楽に耐え兼ねて、再び腰を引き抜き、また根元まで差す。
繰り返す度に自然と動きが速くなる。
動くたびにぐちゅぐちゅと卑猥な蜜が漏れる。
苦しげな吐息が、甘い嬌声に変じる。
知らぬ間に元就も自ら足を高く上げ、俺をまるごと受け入れようとしている。
また、律動が早まる。
「元就ぃ…駄目、だな俺は、お前の前じゃ、忘八なんて、かっこつけたもんじゃねぇ」
吐く息に混じり、切れ切れに搾り出す。きっと情けない声になっている事だろう。
「お前の前じゃ、欲に溺れたただの男だ」
孝悌忠信礼義廉耻、八徳すべて忘れた者にしか務まらない遊郭の楼主忘八。
八つどころか、今は一人の女に溺れている、欲の塊だ。
こいつが、欲しくて欲しくて堪らない。
それ以外は、何もいらない。
嘲笑する俺を、元就は更に強く抱き締めた。
「それで…良い…我が惚れたのは、忘八にあらず」
一度引き離し、俺の両頬に手を添えて真っ直ぐに見つめてくる。
「ただの男だ」
その笑みに、安堵する。
熱の籠もった口付けを落とす。
舌と舌が絡み合い、熱が加速する。
「あ、あ、あっ、あぁぁぁぁっ!」
元就の躰がしなる。
跳ねる腰を押さえ付け、奥の奥まで割り入り、精を吐き出す。
と、元就はそのままぐったりと俺の腕に身体を預け、気を失った。

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