「まふはなふぇふぉふぉにいう」
「口に食べ物を含みながら喋ることは関心致しかねまする」
「ふむ……すまん。では、まつ、なぜここに居る?」
「口に食べ物を含みながら喋ることは関心致しかねまする」
「ふむ……すまん。では、まつ、なぜここに居る?」
まつが言うには、いざ飯を食おうとした矢先に出陣命令が出たため
殿である利家が遅れては部下に示しがつかないと
急いで戦装束を着付けさせ、半ば強引に見送ったものの
その空腹を訴えた眼差しがひどく痛々しく思えたために
まつ自身も急いで、且、密かに出陣したのだという。
飯を持って。
殿である利家が遅れては部下に示しがつかないと
急いで戦装束を着付けさせ、半ば強引に見送ったものの
その空腹を訴えた眼差しがひどく痛々しく思えたために
まつ自身も急いで、且、密かに出陣したのだという。
飯を持って。
「しかし助かったぞ。今回はかなり…危なかった」
「ふふ。犬千代様のお役に立てて、まつは嬉しゅうございます」
利家が少し情けなく微笑むと、まつはつられて微笑み返した。
「よおーし!まつのお蔭で力が出たぞ!」
「…犬千代様、まつめが戦場まで参った理由がもうひとつございまする」
空腹を満た満足した利家と対照に、まつは極めて真面目な表情をしていた。
「ふふ。犬千代様のお役に立てて、まつは嬉しゅうございます」
利家が少し情けなく微笑むと、まつはつられて微笑み返した。
「よおーし!まつのお蔭で力が出たぞ!」
「…犬千代様、まつめが戦場まで参った理由がもうひとつございまする」
空腹を満た満足した利家と対照に、まつは極めて真面目な表情をしていた。




