「そっちこそ嫌そうじゃない?あ、それはないのかー。ま、心配しないで。俺様うまいからねー」
「なに、なにが」
「はいはい大人しくねー。やってみりゃ簡単だから」
小さな乳房には、闇の中でもわかるほどくっきりと手形が付いていた。
これは相当痛かっただろう。
潰れてこれ以上小さくなったら目も当てられない。
次からは加減しようと思いながら、後ろ手に裾をさばいて中に手をつっこむ。
暴れ方がいよいよ
激しくなったけど、かまわずそのまま、すべすべした腿を撫でながら奥まで手を進める。
ぴたりと閉じたそこに指が触れた瞬間、組み敷いた体が跳ね上がった。
「い、いや、だ!なに、やめ……!」
涙混じりになってきた声とは裏腹に、濡れてもいないそこは、堅く閉じているのに、これまで抱いたどの女よりも柔らかくて、子供みたいに毛も薄い。
指先に触れたほのかな温かさにまた、何かが浮かんだけど、今度も簡単に押し殺して押しつぶせる。
膝で押さえた袂が、嫌な音を立てた。
旦那の馬鹿力のおかげで今にも破けそうだ。
もったいない、高級品なのに。
ゆっくり嬲っている暇はなさそうなんで、黙らせる意味もこめて、俺は狭いそこに無理やり指をこじ入れた。
息を呑んで体が硬直した。
喉が反り返る。
その白さがいやに目に付いた。
女にとっちゃ、喉元に刃を立てられる以上の苦痛と恐怖だろう。
わかってやってるから、なんとも思わない。
女を黙らせるには、これが一番手っ取り早い。
「はいじっとしてて。これも任務任務。あんた、俺と夫婦になんなきゃいけないんでしょ?」
すくみあがって震えながら、それでも弱弱しく抵抗を続ける体を見下ろして、にっこり微笑んでやる。
「これが済んだら、俺たちりっぱに夫婦よ」
「なに、なにが」
「はいはい大人しくねー。やってみりゃ簡単だから」
小さな乳房には、闇の中でもわかるほどくっきりと手形が付いていた。
これは相当痛かっただろう。
潰れてこれ以上小さくなったら目も当てられない。
次からは加減しようと思いながら、後ろ手に裾をさばいて中に手をつっこむ。
暴れ方がいよいよ
激しくなったけど、かまわずそのまま、すべすべした腿を撫でながら奥まで手を進める。
ぴたりと閉じたそこに指が触れた瞬間、組み敷いた体が跳ね上がった。
「い、いや、だ!なに、やめ……!」
涙混じりになってきた声とは裏腹に、濡れてもいないそこは、堅く閉じているのに、これまで抱いたどの女よりも柔らかくて、子供みたいに毛も薄い。
指先に触れたほのかな温かさにまた、何かが浮かんだけど、今度も簡単に押し殺して押しつぶせる。
膝で押さえた袂が、嫌な音を立てた。
旦那の馬鹿力のおかげで今にも破けそうだ。
もったいない、高級品なのに。
ゆっくり嬲っている暇はなさそうなんで、黙らせる意味もこめて、俺は狭いそこに無理やり指をこじ入れた。
息を呑んで体が硬直した。
喉が反り返る。
その白さがいやに目に付いた。
女にとっちゃ、喉元に刃を立てられる以上の苦痛と恐怖だろう。
わかってやってるから、なんとも思わない。
女を黙らせるには、これが一番手っ取り早い。
「はいじっとしてて。これも任務任務。あんた、俺と夫婦になんなきゃいけないんでしょ?」
すくみあがって震えながら、それでも弱弱しく抵抗を続ける体を見下ろして、にっこり微笑んでやる。
「これが済んだら、俺たちりっぱに夫婦よ」
床の上から見上げる濡れた目が、限界まで見開かれた。
そのまま押さえつけた体から、すうっと力が抜けた。
そのまま押さえつけた体から、すうっと力が抜けた。
俺を押しのけようと、必死に動いていた腕が、足が、力なく弛緩する。
絶え間なく震えながら、それでも抵抗はぴたりと止めて、そらされた青い顔に、俺も思わず
動きを止めた。
「……どしたの?」
真っ暗闇の床の上、返答はない。
夜目にも白い頬が震えているだけだ。
予想していなかった反応に、俺の中にちょっとだけ戸惑いが浮かんだ。
「……まさか、何されそうになってるか、わかんないわけじゃないよね」
「……そこまで、阿呆ではない」
そりゃよかった。
「じゃあなんで?」
やっぱり答えは返らない。
床に広がった髪と、打ち掛けと、膝の下で震える体と、指先を締め上げるほのかな熱。
また何かが、胸の奥でじわりと広がった。
「なに、いやなの?」
「……」
「いやなら逃げれば?」
「……」
「逃げなよ。……あんたは、逃げてよ」
絶え間なく震えながら、それでも抵抗はぴたりと止めて、そらされた青い顔に、俺も思わず
動きを止めた。
「……どしたの?」
真っ暗闇の床の上、返答はない。
夜目にも白い頬が震えているだけだ。
予想していなかった反応に、俺の中にちょっとだけ戸惑いが浮かんだ。
「……まさか、何されそうになってるか、わかんないわけじゃないよね」
「……そこまで、阿呆ではない」
そりゃよかった。
「じゃあなんで?」
やっぱり答えは返らない。
床に広がった髪と、打ち掛けと、膝の下で震える体と、指先を締め上げるほのかな熱。
また何かが、胸の奥でじわりと広がった。
「なに、いやなの?」
「……」
「いやなら逃げれば?」
「……」
「逃げなよ。……あんたは、逃げてよ」
あれ、俺今なんていった?
自分の口から出た言葉の意味がわからなくて、一瞬ぽかんと旦那を見下ろす。
同時に旦那もおずおずと、背けていた顔を戻して俺を見上げた。
関節一本分とはいえ、体に刺さったまんまの指がやっぱり怖いのか、眉をしかめて子供みたいな泣き顔だ。
相変わらず震えながら、それでも気丈に俺を見上げると、子犬のような茶色の目がゆっくりと瞬きをした。
「に、逃げずに大人しく、しておれば、佐助は某の婿になるか?」
「は?」
「嫌でも、が、我慢して、いてくれるか?これからも、どこにも行かぬか?」
「……なにいってんの?」
訳のわかんないことを言う口元を覗き込もうと、身じろぎしたせいで指がちょっと深く入ったらしく、ひ、とまた小さな悲鳴が上がった。
つま先が床板を掻いてがりり、と耳障りな音を立てる。
短い息を何回か吐いて俺を見上げ、迷うように目を逸らし、また見上げて、ようやく震える声が途切れ途切れの言葉をつむいだ。
「お、おやかた、様が」
「お館様?」
「お館様が、む、婿を取ったら、佐助を世話役から解任する、と、仰ったのだ」
同時に旦那もおずおずと、背けていた顔を戻して俺を見上げた。
関節一本分とはいえ、体に刺さったまんまの指がやっぱり怖いのか、眉をしかめて子供みたいな泣き顔だ。
相変わらず震えながら、それでも気丈に俺を見上げると、子犬のような茶色の目がゆっくりと瞬きをした。
「に、逃げずに大人しく、しておれば、佐助は某の婿になるか?」
「は?」
「嫌でも、が、我慢して、いてくれるか?これからも、どこにも行かぬか?」
「……なにいってんの?」
訳のわかんないことを言う口元を覗き込もうと、身じろぎしたせいで指がちょっと深く入ったらしく、ひ、とまた小さな悲鳴が上がった。
つま先が床板を掻いてがりり、と耳障りな音を立てる。
短い息を何回か吐いて俺を見上げ、迷うように目を逸らし、また見上げて、ようやく震える声が途切れ途切れの言葉をつむいだ。
「お、おやかた、様が」
「お館様?」
「お館様が、む、婿を取ったら、佐助を世話役から解任する、と、仰ったのだ」
婿取りの打診をされて、誰でもいいと言い切ったその夜に。
当主となるものにもう、お守りは必要ない。
だから、婿を取れば世話役はお役御免。
ついでに真田の忍び頭の任も解いて、武田の本陣の忍び頭として召抱える、と。
当主となるものにもう、お守りは必要ない。
だから、婿を取れば世話役はお役御免。
ついでに真田の忍び頭の任も解いて、武田の本陣の忍び頭として召抱える、と。




