名簿を確認したジューダスは、南の砂浜を更に南下していた。
そうして眼前に見えてきたのは、海。
勿論泳ぐためにきたのではない。
彼が用があるのは、この海の先である。
地図によれば、この殺し合いの場は海に囲まれた島であり、周囲は海で囲まれ、そこから奥がどうなっているのか不明だ。
故にジューダスは、島の外周部近くに自分が配置されたことと、とある支給品の存在から、海の先に何があるのかを調べることにしたのだ。
そうして眼前に見えてきたのは、海。
勿論泳ぐためにきたのではない。
彼が用があるのは、この海の先である。
地図によれば、この殺し合いの場は海に囲まれた島であり、周囲は海で囲まれ、そこから奥がどうなっているのか不明だ。
故にジューダスは、島の外周部近くに自分が配置されたことと、とある支給品の存在から、海の先に何があるのかを調べることにしたのだ。
「…無駄足に終わらなければいいのだがな」
そういいながらジューダスは、とある支給品を取り出した。
それは、ハートのマークが刺繍された袋だった。
それは、ハートのマークが刺繍された袋だった。
「ラブボム…本当にこんなもので空を飛べるというのか?」
支給品の説明にはこうあった。
【ラブボム】
その名の通りハムスターのラブがつまった爆弾よ♡
これを食べると、天使になれるの♡
天使になると、空を飛べたり、悪しき力や魂を察知できたり、お得なことがたっくさん♡
さあ、グイっといって、レッツエンジェル♡
その名の通りハムスターのラブがつまった爆弾よ♡
これを食べると、天使になれるの♡
天使になると、空を飛べたり、悪しき力や魂を察知できたり、お得なことがたっくさん♡
さあ、グイっといって、レッツエンジェル♡
「……………」
正直、胡散臭いことこの上ない。
そもそも、爆弾なのに食べるとはどういうことだ。
身体の中で爆発し粉々…という結末はシャレにもならない。
とはいえ、この支給品の効果を当てにして海までやってきたのは事実。
いつまでも躊躇していても仕方ない。
覚悟を決め、ジューダスはラブボムを…食べた。
そもそも、爆弾なのに食べるとはどういうことだ。
身体の中で爆発し粉々…という結末はシャレにもならない。
とはいえ、この支給品の効果を当てにして海までやってきたのは事実。
いつまでも躊躇していても仕方ない。
覚悟を決め、ジューダスはラブボムを…食べた。
「これがラブの味というわけか…甘ったるいな」
それは、甘党のジューダスでも胸やけしてしまいそうなくらい、甘ったるかった。
「く…身体が…熱い…!」
続いて、身体が熱くなってくる。
自分の身体が、変りつつあるのを感じていた。
自分の身体が、変りつつあるのを感じていた。
そうして身体に変化が起き始めてから数分後。
ジューダスは、天使になっていた。
ジューダスは、天使になっていた。
「…なるほど、確かに天使、だな」
背中には翼が生え。
頭には星のブローチのようなものがついたハチマキのようなものが。
そしてそのハチマキにくっつく形で、頭上には天使の輪が浮いている。
黒いゴシックドレスに身を包んだ神崎蘭子の姿とは対称的な装いだが、それがある意味蘭子の魅力を引き立てていた。
頭には星のブローチのようなものがついたハチマキのようなものが。
そしてそのハチマキにくっつく形で、頭上には天使の輪が浮いている。
黒いゴシックドレスに身を包んだ神崎蘭子の姿とは対称的な装いだが、それがある意味蘭子の魅力を引き立てていた。
「なるほど、この翼で飛ぶのか」
しかしジューダスはそんな自身の姿に頓着することなく変化した身体の性能を確かめていた。
女にされたのに比べれば、天使の輪や羽が付加されるのはまだマシで、今更怒る気にもなれなかった。
女にされたのに比べれば、天使の輪や羽が付加されるのはまだマシで、今更怒る気にもなれなかった。
「コツはつかんだ。さっそく行くとするか」
空を飛ぶ練習をある程度こなすと、ジューダスは会場の外へと続く海へと飛び出していった。
そうして出発してすぐは、順調に海を渡っていた。
しかし、異変が起こるのにそう時間はかからなかった。
そうして出発してすぐは、順調に海を渡っていた。
しかし、異変が起こるのにそう時間はかからなかった。
「高度が…下がっていく?」
ジューダスの身体は、海の奥へ進めば進むほど、その高度を下げていた。
なんとか上に飛翔しようとしても、重力で押さえつけられたかのように上昇ができない。
やがて、曲げていた足が地面に着水する直前辺りで、元来た道を引き返す。
そうすると、今度はどんどん高度が上がっていき、無事に砂浜へと戻ってきた時には最初の高度に戻っていた。
砂浜に戻ってきたジューダスは、ため息をつく。
なんとか上に飛翔しようとしても、重力で押さえつけられたかのように上昇ができない。
やがて、曲げていた足が地面に着水する直前辺りで、元来た道を引き返す。
そうすると、今度はどんどん高度が上がっていき、無事に砂浜へと戻ってきた時には最初の高度に戻っていた。
砂浜に戻ってきたジューダスは、ため息をつく。
「…なるほど、飛翔高度に制限がかかっているのか」
ジューダスは天使になり、空を飛ぶことが可能になった。
しかし、その高度には制限がかかっており、地面から一定以上離れての飛行はできなくなっていた。
そして、この「地面」とは、どうやら「水」は含まないらしい。
海の底を地面として認識するらしく、海の水深が上がるほど高度が下がっていったというわけだ。
しかし、その高度には制限がかかっており、地面から一定以上離れての飛行はできなくなっていた。
そして、この「地面」とは、どうやら「水」は含まないらしい。
海の底を地面として認識するらしく、海の水深が上がるほど高度が下がっていったというわけだ。
「飛翔高度は…2メートルといったところか。無駄足に終わったが、制限が分かっただけよしとするか」
海の調査が失敗に終わったジューダスは、気を取り直して地図を見る。
「…気のせいか?最初に見た時にはなかった表記があるように見えるが」
地図の変化に疑問を感じつつ、ジューダスは海を離れて北上した。
××××××××××××××××××××××××××××××××
それから数時間。
北上したジューダスは、G-4の橋付近に来ていた。
北上したジューダスは、G-4の橋付近に来ていた。
「…この数時間、やはり地図の情報が増えている」
ジューダスは考える。
地図に増える情報は、一斉に増えるわけではなく、不規則的に、ポツポツと増えている。
その増え方の間隔に、一定性はないように思える。
だとしたら、考えられるのは…
地図に増える情報は、一斉に増えるわけではなく、不規則的に、ポツポツと増えている。
その増え方の間隔に、一定性はないように思える。
だとしたら、考えられるのは…
「誰かが足を踏み入れることで、浮かび上がる…か?」
確証はないものの、頭に浮かんだ仮説をもとに改めて地図を見る。
ここから西の森には、特に施設が増えている様子はない。
仮説が事実なら、誰も足を踏み入れていないか、あるいは何もないか。
しかし、南西エリアにポツンと存在しているそれなりの規模の森に、何もないとは思えない。
当初は北の街を目指していたし、そこに増えた葛飾署という施設も気になるが…
ここから西の森には、特に施設が増えている様子はない。
仮説が事実なら、誰も足を踏み入れていないか、あるいは何もないか。
しかし、南西エリアにポツンと存在しているそれなりの規模の森に、何もないとは思えない。
当初は北の街を目指していたし、そこに増えた葛飾署という施設も気になるが…
「何かあるかもしれない…探っておくか」
こうしてジューダスは、未だ何が眠っているか未知数の森へと足を踏み入れるのだった。
【G-4 森/黎明】
【ジューダス@テイルズオブデスティニー2】
[身体]:神崎蘭子@アイドルマスター シンデレラガールズ
[状態]:健康、天使化
[装備]:エターナルソード@テイルズオブファンタジア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
1:森に何かあるか探る
2:自分の名前を知る意味でも、リオン・マグナスかジューダスを見つけたい
3:もしもリオン・マグナスが過去の自分ならば歴史改変を阻止するために守る
4:できれば短剣も欲しい
[備考]
参戦時期は旅を終えて消えた後
名簿上の自分の名前がリオン・マグナスとジューダスのどちらか分かっていません
天使の翼の高度は地面から約2メートルです
天使化により、意識を集中させることで現在地と周囲八方向くらいまでの範囲にいる悪しき力や魂を感知できるようになりました。
[身体]:神崎蘭子@アイドルマスター シンデレラガールズ
[状態]:健康、天使化
[装備]:エターナルソード@テイルズオブファンタジア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
1:森に何かあるか探る
2:自分の名前を知る意味でも、リオン・マグナスかジューダスを見つけたい
3:もしもリオン・マグナスが過去の自分ならば歴史改変を阻止するために守る
4:できれば短剣も欲しい
[備考]
参戦時期は旅を終えて消えた後
名簿上の自分の名前がリオン・マグナスとジューダスのどちらか分かっていません
天使の翼の高度は地面から約2メートルです
天使化により、意識を集中させることで現在地と周囲八方向くらいまでの範囲にいる悪しき力や魂を感知できるようになりました。
【ラブボム@とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ】
ハムスターのラブを集めて作られた、デビハムを倒すための切り札
これを食らったデビハムは、ラブパワーを浴びて天使となった
ラブボムを食らった天使の技能というのは特に描写がないが、同じ天使であるエンジェルちゃんを参考にすると、「空を飛べる」「悪しき力(作中ではデビハム)の居場所を感知する」がいった能力が使えると思われる。
ハムスターのラブを集めて作られた、デビハムを倒すための切り札
これを食らったデビハムは、ラブパワーを浴びて天使となった
ラブボムを食らった天使の技能というのは特に描写がないが、同じ天使であるエンジェルちゃんを参考にすると、「空を飛べる」「悪しき力(作中ではデビハム)の居場所を感知する」がいった能力が使えると思われる。
53:BLADE CHORD | 投下順に読む | 55:蠍の剣士、厄災となりて。 |
時系列順に読む | 32:Vは誰の手に/開幕のベルが鳴る | |
17:自分探しの旅 | ジューダス | 60:いずれ燃えゆく運命の中で |