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  • チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
  • 蠍の剣士、厄災となりて。

チェンジ・ロワイアル@ ウィキ

蠍の剣士、厄災となりて。

最終更新:2022年03月21日 18:09

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だれでも歓迎! 編集
ロビン、ゲンガー、ハルトマンと別れたカイジ、神楽、康一の3人は現在、西に向かって進んでいた。
彼らの目的地はD-2とD-3の境目にある施設、聖都大学付属病院だ。
3人はそこで、もしもの時の治療手段の確保を目的としている。

そして、カイジ達病院に向かおうとしている3人は今、地図とコンパスを頼りに急ぎ足で歩いている。
彼らの現在地は、C-6とC-7の境目に差し掛かる道路の上だ。
その場所からは右側に森、左側に街が見える。

そんな3人の下に、一つの人影が近づいてきていた。

「…………あっ!二人とも、一旦止まってください!森の方から誰か近づいてきています!」
「何だって!?」
「本当かネ康一!」

康一が叫び、他の2人も足を止める。

これまで、彼らはただ単に歩いていたわけではない。
康一が持つスタンド『エコーズ』をACT1で上空に飛ばし、それで周囲の様子を俯瞰しながら進んでいた。
これで危険人物が進行方向にいないかサーチしながら進もう、ということだったのだ。

だが、彼らのいる場所からは森や街の中はたくさんの木々や高い建物に遮られてよく見えなかった。
何より距離がそれなりに離れていることもあり、その中を確認することができなかった。

しかし今回、その森の中から人が現れたことにより、康一はその存在に気付き声を上げた。
これに関しては、あらかじめ備えておいた対策が功を制したと言えよう。

「……男は真っ直ぐこっちに向かってきていて、このままでは接触は避けられないと思います。多分、奴は僕たちの存在に気付いていると思います」
「………俺もそいつを確認できた。康一の言う通りみてえだな」
「私にも見えたネ。あの青い服の男のことアルか?」
「ええ…その通りです」

最初に発見した康一だけでなく、カイジと神楽もその男の姿を認識する。

「それから…どこか、調子が悪そうです。まるで、さっきまで誰かと戦ってたけど負けてしまったかのような…」
「どういうことネ?あいつは誰かに襲われたってことアルか?」
「だが、あいつが殺し合いに乗っていて、誰かに襲い掛かって返り討ちにあったとも考えられるんじゃねえか?」
「……確かに、僕が見た感じではその辺りの判断はつけられないと思います」

まだ少し離れている分、2人がよく見えない分の情報を康一がエコーズの目で確認し伝える。
一応それで、男がダメージを負っているらしいことは知れた。
しかし、殺し合いの場である以上カイジが推測したようなことも考えられる。

「絶対に俺たちの味方になってくれるとはまだ言えねえんじゃねえか………?」
「けれども、もし味方になってくれるなら治療してあげるべきではないでしょうか?」
「……どうするネ、マダオ、康一。あいつも一緒に病院に連れて行くアルか?」

3人は、その男を自分たち一行の中に入れるかどうか悩んでいた。
もし味方になってくれる者であれば、自分たちの行き先でもある病院に連れていき、然るべき治療を受けさせるべきだろう。
だが、もし殺し合いに乗っているような者であれば、下手に近づいて自分達が攻撃されたら、病院に向かうための時間のロスにもなってしまい問題だ。
だからといって、見つけてしまった以上ただ放置するわけにもいかない。


「……やっぱり、あれを使って確認するしかねえな」

ならば、その男も自分たちの存在に気付いている以上、彼らが男に対して使える手段は1つだけだった。

◇◇◇◆

「よかった……!人がいた…!」

男は、カイジ達の姿がはっきりと見える距離まで来て、とても嬉しそうな様子を見せる。
ダメージを負った体で、とても辛そうな様子も見せながらも、男は感激していた。

「ねえ!君たちは殺し合いに乗って…」
「そこを動くな…!!」
「え?」

男が3人に向かって話書けようとしたその瞬間、カイジが男に向かって叫んだ。
カイジは同時に、手に持ったシグザウアーの銃口を男の方へと向けた。
カイジの言葉を聞くと同時に、男の顔から喜びが消える。
そして、銃を向けられたこともあり、言われた通りにその足をその場で止めてしまう。


「ちょ、ちょっと……なんでいきなりそんなこと言うの?僕は助けてほしいだけなのに…」

男は先ほどまでとは打って変わって、今にも泣きそうな、悲しそうな顔を見せる。
そこには明らかに、3人を非難しているかのような感情も含まれていた。

「いや………確かにいきなり拒絶して悪かった。お前は今、俺たちが殺し合いに乗っているかどうか聞こうとしたんだろ?」
「う、うん……」
「先に言っとくが俺たちは殺し合いに乗っていない……。だが、俺たちはお前が殺し合いに乗っているかどうか分からない…」

カイジは男に対して、何故自分が先ほどの発言をしたのかを説明する。
同時に、先ほど男に向けた銃も下げ、あくまで自分たちに今すぐ攻撃する意思は無いことを伝えようとする。

「そんな……僕は殺し合いなんてしたくないよ!」

当然、それだけで納得されることはない。
カイジの言葉に対し男は怒っている様子を見せる。

「ああ…俺たちもそれを信じたい。だけど、その前に確かめたいことがあるんだ」
「確かめたいこと?」

カイジはそう言うと、一つのカメラを取り出した。
そして、それを男の方へと向けてシャッターを切った。

「え?な、何?何で写真を撮るの!?」

カイジの行動に対し、男は驚きうろたえた様子を見せる。


「………何だこいつは?」
「カイジさん、どうでした?」
「私たちにも見せてほしいネ」

カイジは先ほどカメラで撮影した写真の中身を確認する。
神楽と康一もカイジの下へと近づき、同じく写真を確認しようとする。

「ねえー!何をやっているのー!?」
「ごめんね。もうちょっとだけ待っていてね」

3人の行動に疑問を浮かべる男に対し、康一がまだ待機を望むことを伝える。
康一は相手の様子から精神年齢は低めだと判断して、少し優しめの口調で話した。


「こいつは何だ…?スライムか何かか………?」
「…何にしろ、こいつはゲンガーみたいに人間じゃなかったみたいネ」
「………本体が写っているわけではありませんし、スタンドとかではないと思いますね」

困惑した様子の男をよそに、カイジらはカメラで撮った写真を確認する。

そこには、紫とも、ピンクともとれる体色をした不思議な生き物が写し出されていた。

「ねえ!どうしたの!?何を見ているの!?今ゲンガーって聞こえたよ!?ひょっとして会ったの!?」
「………ん?ゲンガー?」

男のその発言に、カイジが反応した。

「………おい!ちょっとお前に聞きたいことがある!お前、ひょっとしてポケモンじゃないのか!?」

1枚目の写真を確認し終えたカイジは、男に対して質問を投げかける。

「え!?何で分かったの!?そのカメラに何かあるの!?」
「………なるほど、そうだったか」

男はかなり驚きながらも、カイジの質問に肯定の答えとなる言葉を発する。
それを聞いたカイジはどこか納得した様子を見せる。


カイジは先ほど、自分の所持品であるおくれカメラを使用した。
この場にあるおくれカメラには、何故か本来のこの道具には無い性質がある。
この場においては、本来の場所の過去を写す効果ではなく、被写対象の人物の過去を写す道具となっている。
その効果を利用して、男の正体と過去を探ったのだ。
今回写した写真には、7時間前(殺し合いが始まる前)の男の様子が写し出されている。

1枚目の7時間前の写真から、男が人間ではないことを知った。
そして、先ほどゲンガーの名前に反応したことから、相手がポケモンであると推測した。
推測通り、その予想は当たっていたのだ。

「ねえ!君の名前は何て言うの!?」
「えっと…僕はメタモンだけど…」
「そうか分かった!これからまた写真を撮るぞ!」
「え!?何で!?」
「いいから待っているネ!」

男――メタモンに対してもう少し待つよう指示した3人は続いて5時間前のメタモンの写真も撮影した。


………この時彼らには、少し油断というものがあったのかもしれない。
1枚目の写真だけでは、メタモンが殺し合いに乗るような存在かどうかは分からない。
だけども、これまでのメタモンの様子から、彼は危険人物ではないのだろうと思っていた。
前回出会ったゲンガーのように、彼も協力者になりえる存在になることを心の隅で期待していた。
ただ念のため、他の写真も確認して、自分たちの予感を正しいものにしようとしていた。

だからこそ、2枚目の5時間前の写真を見た時、彼らは大いに驚かされることになった。


「……………はあ!!?」
「こ、これは一体どういうことネ!!?」
「そ、そんな……何故だ!?」


そこには、今のメタモンの身体のはずである金髪に青い服の男が、全身を紫色の鎧に身を包んだ謎の人物の前で首を切断された状態で死んでいる光景が写っていた。

◆◇◇◇

「おい……どういうことだ…!何でお前が死んでいるんだ!!」

驚きのあまり、カイジは手に持ったおくれカメラの写真をメタモンの方へと見せる。

「え!?そ、その写真をどうやって撮ったの!?」

本来、撮影されるはずの無い写真を見たメタモンは驚いた様子を見せる。
だが、そこには写真にあるように自分が死んでいるという光景に対する驚きは無かった。

「お前…一体何があったネ!?こいつに殺された後に生き返ったアルか!?」
「いや…殺し合い中に生き返りなんて認められるのか!?ましてや…首を切断されて首輪と頭が離れてしまっているのに!」

写真を見たことで混乱しているのは、カイジ・神楽・康一の3人も同じであった。
あまりにも予想だにしなかったその光景に、軽いパニック状態に陥っている。

「それにこの鎧野郎…ひょっとして仮面ライダーじゃねえのか!?」
「え!?こいつが!?仮面ライダーは聖剣に認められた正義の味方のはずじゃあ…」
「いや、確かハルトマンは聖剣関係ない仮面ライダーだったはずネ。確か魔法使いとか言って…」

写真から得られる情報の思いがけなさにより、3人は自分達が得られた情報を上手く整理できていなかった。


「………………なるほどね。君たちは知ってしまった、ということなのかな」

他が混乱している最中、メタモンは何かを理解したのかそう呟いた。
その言葉に反応し、3人も一旦会話を止め、メタモンのいる方へと振り向いた。
その時のメタモンは、とても冷たい目をしていた。


「……………おい、何でお前が『それ』を持っている?」

カイジ達が少し目を離した隙に、メタモンはあるものを手に持っていた。
それを見た時、3人はさらに驚かされることになった。
メタモンが持っていたものは、一振りの剣であった。

それも…2枚目の写真の中でメタモンを殺害したはずの仮面ライダーが所持していた紫色の剣であった。

「へんしん」

『HENSHIN』

メタモンはもう片方の手に持ったサソリ型のデバイス、サソードゼクターをその剣【サソードヤイバー】にはめ込む。
それと同時にメタモンの、金髪で青い服の男…リンクとしての姿を鎧で包んでいく。
そこに現れたのは、身体に走るチューブが特徴的な、重厚な鎧姿の戦士であった。

だが、この瞬間のメタモンの"へんしん"は、まだ終わってはいない。


(……!何か、まずい!!)

突然の出来事に一瞬呆けていた康一だが、何か悪い予感を感じ取った。
彼は慌てて聖剣ソードライバーと取り出し、これを腰に装着する。
『ライオン戦記!』
そして、ライオン戦記WR(ワンダーライドブック)も取り出し、これをベルトの中央部に挿し込んだ。

「変身!」

『流水抜刀!』

「はあッ!」

康一が水勢剣を横に一閃し、剣から聖なる水のエネルギーが解き放たれる。


それと同時に、メタモンはサソードゼクターの尾の部分を強く押した。

「キャストオフ」

『CAST OFF』

『CHANGE SCORPION』

電子音声が鳴り響くと同時に、鎧の戦士に更なる変化が現れる。
全身を覆っていた重厚な装甲が吹き飛んだのだ。

吹き飛ばされた装甲は、前にいる3人の下へと弾丸のように高速で飛んでいく。
だが、水勢剣から放たれた水のエネルギーが、それらの装甲を防ぐ。
それと同時に、康一の全身をその水のエネルギーが包み、彼もまた鎧の剣士へとその姿を変える。

『ライオン戦記!』

『流水一冊!』

『百獣の王と水勢剣流水が交わる時 紺碧の剣が牙を剥く!』


康一が変化した鎧の剣士『仮面ライダーブレイズ ライオン戦記』は剣の一閃で防ぎきれなかった分の装甲を、その体を盾にして他の2人に当たらないように防いだ。

「くっ…!」

だが、ブレイズとなっても、その装甲によるダメージを完全に軽減することはできなかったようだ。
状況がよければ、自分のスタンドも活用してこの装甲の弾丸によるダメージをより軽微なものにできたかもしれない。
しかし、今回はエコーズをまだ離れた場所の監視目的で遠くに飛ばしており、呼び戻すことは間に合わなかった。
装甲の弾丸に押されてしまったブレイズは、少しだけ後ずさりをさせられてしまう。

「……………おいおい、マジかよ……!」
「こいつは……まさか!」

先ほどのほとんど一瞬の出来事についていけていなかったカイジと神楽は、恐る恐る康一の背越しにメタモンのいる方向へと顔を向けた。


そこに立っていたのは、2枚目の写真でメタモンであるはずの男を殺した紫の仮面ライダーと思わしき人物であった。

◇◆◇◇

けれども、現状に驚かされていたのは、カイジ達3人だけでなかった。


「………え!?き、君も『へんしん』できたの!?」

紫の仮面ライダー――サソードに変身完了したメタモンは、ブレイズへと姿を変えた康一を見て声を上げる。
この声には、驚きだけでなく喜びの感情も含まれているようであった。

「…でも、今やらなきゃいけないことは!」

ほんの一瞬だけ、メタモンはどこか呆けていたかのような感じとなっていた。
けれども、彼はすぐに体勢を戻し次の行動へと移ろうとしていた。


「………はっ!エコーズ!あいつを止めるんだ!」

メタモンがほんの一瞬隙を見せた時、康一も何とか自分の体勢を持ち直すことができていた。
上空に行っていたエコーズを近くへと呼び戻し、メタモンの方へと向かわせる。
同時に、自らは水勢剣をその手に構え、少し離れたメタモンのいる方へと走り出した。

康一はもはや、先ほどとは打って変わって、メタモンのことを敵とみなしていた。
写真から得られた情報はまだ脳内で整理がついていない。
だが、現在の相手の様子から、また先ほど装甲を飛ばす攻撃があったこともあり、相手が自分達に対して敵対行動をとろうとしていることは判別できた。
何故こんなことになってしまったのかはまだ考える余裕が無いが、ただこの瞬間は戦わなければいけないことは判断できた。

しかし…

「クロックアップ!」

『CLOCK UP』

メタモンが言葉を叫び、電子音声が鳴ったその瞬間、メタモンが変身したサソードがその場から消えた。
それは、康一がエコーズと共にメタモンのいた場所へと辿り着いた時と同時であった。

「な!?」

康一とエコーズはメタモンに対し同時に攻撃を仕掛けたのだが、突如その場から消えられたことでそれは空振りに終わる。

「な、何が起こった!?」

メタモンが消えた時の様子は、カイジと神楽も目撃していた。
辺りを見渡し、彼らは見失った相手の姿を探す。

「………あっ!マダオ!あいつは後ろネ!」
「えっ、後ろ!?」


その時、神楽はほんの一瞬だけ未来を見た。
それは彼女が持つモナド(のとある世界におけるレプリカ)が見せた『未来視(ビジョン)』であった。

彼女が見たもの、それは自分たちの後ろに先ほどの紫の仮面ライダーが立っている光景であった。
見ることが出来たのはその場面だけであったが、彼女はそれを元に行動することができた。
神楽は、相手が自分たちの後ろにいるのはおそらく不意打ちを狙ってのことだろうと思った。

そして神楽はとっさに後ろを振り向きながら、カイジを守るように出てモナドを体の前で構えた。

次の瞬間のことであった。


『カシャ』

「……………へ?」

カメラのシャッターが切られる音が聞こえた。
それは、カイジが持つおくれカメラの音では無かった。
そして、その音が聞こえると同時に、ある異常が起きていた。


神楽の持つモナドが、まるで初めからこの世界に存在していなかったかのように、その手の中から消え失せていた。


◇◇◇◆

「お、おい…神楽、お前、モナドはどうした?」
「分からないアル!さっきまで確かに持ってたはずなのに!」

まさかの出来事に、カイジと神楽は狼狽する。
だが、どれだけ彼らが慌てて探そうとしても、モナドが見つかるようなことはなかった。

「み、皆さん!あいつの手を見てください!」

康一がカイジと神楽の向こう側を指さしながら叫ぶ。
その言葉に従い、2人はその方向へと顔を向ける。

そこには確かに、神楽が未来視で見た通り、紫の仮面ライダー…サソードへ変身したメタモンが確かにそこにいた。
その手には、変身に使った剣の他にも、また別の品がもう片方の手に握られていた。

「そのカメラ……まさか、それもひみつ道具か!?」

メタモンが持っていたものは、黒色をした一台のカメラであった。
そのカメラはカイジが持つおくれカメラと違い、一見だと何の変哲もないような普通のカメラに見えた。
だが、先ほどカメラのシャッター音が聞こえると同時にモナドが消えた以上、その現象を引き起こしたものはそのカメラであるとしか考えられなかった。
そんなカメラを見たカイジに、自分が所持するものと同じひみつ道具の一種なのかという考えが浮かぶ。


「ええ……何で僕がこっちに来ることが分かったの?君たちもさっきの奴みたいに見えていた…わけじゃないのかな?」

メタモンはそんなカイジの言葉を無視し、相手が何故自分のことを追えたのかについて疑問を持つ。


「おい!待ちやがれ!」

今度はカイジの方が神楽を自分の後ろに置いて守れる位置に移動し、メタモンの前に躍り出る。
おくれカメラは放るように地面の左手に置く。
そして、先ほど出会ったばかりの時のようにメタモンに向けて手に持ったシグザウアーの銃口を向けて両手で構える。
そこには、その時とは違い相手に対してはっきりとした怒りと敵意が存在していた。

「今度は脅しじゃすまさねえぞ…!」

カイジは自分が手に持つ中の引き金に指をかける。
明らかにメタモンが自分達に対して何かしたのが確かな以上、少なくとも何らかの行動は起こさなければならないと判断した。
彼はそのまま躊躇なく、その銃を相手に向けて発砲した。


だが、その弾丸は相手の命を奪うどころか、ダメージを与えるまでに至らなかった。
少々開いた距離からでは、初めて使う銃で真っ直ぐ弾を飛ばすことはできない。
銃弾は狙いを外れて相手の横をただ通り過ぎる結果となる。

「うわっ!」

けれども、発砲されたことに驚いたメタモンは自分が手に持つカメラを庇うような動きをとりながら怯んだ。

「エコーズACT2!!」

その僅かな隙に、メタモンから見て神楽とカイジの後方にいた広瀬康一は攻撃を仕掛けようとした。
康一はエコーズをACT2へと変え、メタモンの方へと向かわせる。
エコーズのパワーはACT3の方が高いのだが、今この瞬間は射程距離が足らず、せめてACT1よりはパワーの高いACT2で向かわせる。
同時に、康一もブレイズに変身した状態のままメタモンのいる方へと走って向かう。

「このっ…!」

だが、メタモンもまた康一が動き出していることに気付き、それに対抗するための行動をとる。
メタモンはカメラを持つ手を自らのデイパックの中に入れ、カメラの代わりに別の物を取り出す。

「えいっ!!」

メタモンは康一に向かってそれを投げつけた。

(…!? これは一体!?)

相手が投げつけてきた物を見て、康一は虚をつかれる。
それは、円柱の体に細い手と半球の頭だけが取り付けられた、まるで子供が作ったガラクタのような人形であった。
戦いの最中に突如視界に入ってきたその珍妙な物体に、彼もまた意識を乱される。

(何だか分からないけど、こんなもの…!)

一瞬驚かされはしたが、これだけで康一は自分の突撃を止めようとしない。
真っ直ぐに飛んできたその人形を、康一のエコーズはぶつかる直前に思いっきり払いのけた。
その人形は、康一達から見て右手の方向へと飛ばされる。
次の瞬間であった。


『ドオン!!』

人形…ジャスタウェイは爆発した。

「うわあっ!」

ジャスタウェイの爆風が一番近い位置にいた康一を襲う。
エコーズにより少し距離を離されたことで爆発の直撃は免れていた。
しかし、発生した爆風はブレイズの装甲越しでもその大きな衝撃は康一のエレンとしての身体に響く。

「うおぉっ!?」
「きゃあっ!?」

爆発の影響があったのは康一だけではない。
彼の後ろにいたカイジと神楽もまた爆風の衝撃により怯んでしまう。


「こいつ、爆弾まで………!」

康一は爆弾に怯んだものの、他の2人よりも先に、すぐに体勢を立て直して相手の方に向かい直る。

だが、彼はメタモンの行動を見て我が目を疑うこととなる。

(………な!?こ、こいつ、何をしているんだ!?)

爆風によって相手の姿が視界から一瞬遮られ、向き直したその時、
メタモンは仮面ライダーサソードの変身を解除し、リンクの姿へと戻っていた。

(でも、だからと言って、ここで止まるわけには……!)

何故わざわざ強い力を得られるはずの仮面ライダーへの変身を解除したのか、
人の姿になられてはこのまま剣で斬ろうにも躊躇の気持ちが生まれてしまう。
だが、相手の行動を理解できなくとも、康一は勢いをつけてメタモン相手に何とか斬りかかろうとする。


「へんしん!」

メタモンは、先ほどサソードに変身した時と同じ言葉を発した。

「な!?」

発した言葉の通り、メタモンの姿は青服の男から別の姿へと変わっていった。
だが、それは先ほどまでのサソードの姿ではない。
それは、銀の体色をしたサソリのような異形の姿の怪物、スコルピオワームだ。

「ぐっ…!」

それでも、康一の勢いは止まらず、水勢剣の刃がスコルピオワームの身体を切る。
けれども、ワームとしての身体は普通の人間のものよりも硬く、致命傷には至らない。
康一の攻撃は、スコルピオワームの体表の上で火花を散らしながら浅い斬り傷を作るにとどまる。


「クロックアップ!」

またもやメタモンは、「へんしん」の時と同じく、先ほども叫んだ言葉を発する。
そしてやはり、それと同時にメタモンは瞬時に康一の目の前から消える。

「ぐあっ!?」

しかも今度はただ消えるだけでなく、康一の頭に大きな衝撃が走る。
康一が感じたその衝撃は、拳によって殴られたかのようなものであった。
ブレイズの仮面越しで威力は軽減されていたが、それでも多少の衝撃は届いていた。
その衝撃により、康一は右の方に転倒してしまう。

「あの野郎…!まさか、またやる気か!」

その光景は、怯みから立ち直ったカイジも目撃していた。
ほんの少し前とは姿形は全く異なるものとなっていたが、相手が発した言葉から先ほどと同じ行動をとるつもりでないかという推測が頭に浮かぶ。
「クロックアップ」と叫んだ時、メタモンは一瞬で自分たちの後ろに回り込んでいた。
カイジは今回もその時と同じく相手は後ろに回り込むつもりなのかと思い、自身の手の中の銃を構えながら再び振り向いた。

「………どこにいった!?」

だが、そこに敵はいなかった。
カイジはただ、誰もいない空間に銃を突きつける結果に終わる。

「マダオ!そっちじゃないアル!こっちネ!」
「ど、どっちだ!?」

メタモンの現在地は神楽の方が先に気づいたが、焦ったカイジはそれに着いて行けず、神楽の言う方向へとすぐに顔を向けることはできなかった。

『カシャ』

そして、カイジが一瞬焦ったその隙に、またもやカメラのシャッターが切られる音が鳴った。
それは、先ほどモナドを消した時に響いたものと同じものであった。
そのシャッター音は、今のカイジから見て右側、方角で言えば北となる方から聞こえた。


カイジがそっちの方に顔を向けてみると、そこには確かにスコルピオワームと化したメタモンがいた。
そして、その手にはやはり、先ほどモナドが消えた時と同様に黒いカメラが握られていた。

 ◆
◇◇◇

「くっ…!」

敵の位置を認識できたカイジは、再び手に持ったシグザウアーの引き金に手をかける。
今度こそ対抗するため、相手に向けて発砲を試みようとする。
しかしここで、メタモンはカイジらにとって予想外の行動にとる。

メタモンは、そのスコルピオワームの身体の背を向けながらカイジ達から離れるように走り始めた。
相手は明らかに、この場から逃げ出そうとしていた。


「はあっ!?」
「あいつ何のつもりネ!?」

てっきりこれから攻撃を仕掛けられると思っていただけに、相手のその行動に2人は拍子抜けさせられてしまう。

「くそっ!逃がすか!」

カイジは相手を逃がさまいと、手に持ったシグザウアーをもう一度発砲する。

「ぐっ…!」

今度は先ほど撃った時とは異なり、一応は相手の体に当たりはした。
だが、元々少々離れていたこともあり、標準も上手く定まらず、銃弾は相手の左肩の辺りを掠めるにとどまる。
痛みは感じたのか、小さかったが苦しそうな声を漏らす。

「私だって…!」

神楽もまた、カイジに続いてメタモンに攻撃をしかけようとする。
モナドは消されてしまったが、神楽にはまだ魔法の天候棒が残っている。
神楽自身は使い方をまだ理解しきれていないが、そもそもこれは自分の今の身体の元であるナミが使っていた武器である。
この天候棒を、身体が覚えている分だけでも何とかして使うことを試みる…

「うおりゃあああああああああっ!!」

なんてことはできなかった。
神楽は、この時点では、使い方は身体が覚えているなんてことまで考えは及んでいなかった。
彼女は天候棒を、打撃武器として使用できるよう振りかぶりながら、メタモンに向かって突進していく。

「お、おい神楽!危ねえからそっちに行くな!」

神楽が前に出たことにより、カイジはシグザウアーを持つ手を下げてしまう。
この状態で撃ってしまえば、銃弾が神楽に命中する可能性があるからだ。

そんな神楽に対し、メタモンは一回だけちらりと視線を移す。
その時も、彼はまだ背中を向けて走り続けている。
…いや、彼は追跡を逃れるためか、一つだけある行動をとった。

メタモンは再び、デイパックの中からジャスタウェイを取り出し、これを後ろに向けて投げつけた。

「うおあっ!?」

投げつけられた物が視界に入った瞬間、神楽は急に足を止めた。
それはかつて、坂田銀時が記憶喪失になった時に働いていた工場で作られていた物体。
彼女には、そのジャスタウェイが爆弾であるという知識があった。

危険を感じ取った神楽は方向転換し、メタモンの方に背を向けて慌ててカイジのいる場所へと戻る。
そして、彼女が直前までいた場所にジャスタウェイは落ち、その衝撃でまたもや爆発が起こる。

「あうちっ!」

その爆風により神楽は背中から衝撃をもらい、それによってバランスを崩し前のめりに転倒する。

「この……!逃がすか!!」

この事態に対し、康一はまだ諦めまいとブレイズに変身した状態のまま代わりにメタモンへの追撃を行おうとする。
痛みは完全に引いたわけではないが、それに耐えながら走って相手に追いつこうとする。

だが、メタモンはさらにジャスタウェイを取り出し、これを投げつける。
ただし今回は、自分を追う康一を直接狙ったものではない。
メタモンは自分の少し後ろの地面にジャスタウェイを落とし投げる。
ジャスタウェイはそこそこ勢いを付けながら地面に突き刺さるように激突する。

そしてジャスタウェイは、地面を抉るように爆発し、土や砂が勢いよく辺りに飛び散る。
康一の視界は、その爆発によって発生した砂煙に覆われ、それと爆風に押されて前に進みにくくなり、足を止められる。

「………くそっ!」

一部始終を見ていたカイジは、悔しさのあまり声を上げる。
砂煙が晴れた後、メタモンは既に遠くの方にまで走り去ってしまっていた。
カイジが見れたその時には、相手は森の中へと入って行ってしまっていた。
森の中は、たくさんの木々による影もあってか暗くなっているよう見えた。
肉眼では、森の奥の方に消えてしまったメタモンの行方をこれ以上追うことはできなかった。

◇◇◇


「康一、どうだ?」
「………ダメです。あいつは見つかりません。もう、どこに行ってしまったのかも分かりません」

康一はブレイズの変身を解き、エコーズを再び飛ばし、現在地の草原から森の中を探らせる。
しかし、それでもメタモンの姿を見つけることはできなかった。
多くの木々に視界を遮られ、遠距離用のスタンドの探索でも森の中を奥深くまで見通すことができない。
相手も全速力でさらに奥の方に行ってしまったためか、人影一つも見つけられない。


(…そういえば、さっきもあいつはあのカメラを使っていたみたいだよな。まさか、他に何か消されたか?)

ふと、先ほどメタモンが自分たちの側方に移動した際に、シャッター音が鳴っていたことを思い出す。
最初にその音が聞こえたと同時に、カイジを庇って前に出た神楽の持つモナドが消えた。
その時と同じように、相手は自分たちの持ち物を消したのではないかということがカイジに思い浮かぶ。
先ほどは自分たちが攻撃されるかと思いそこまで思考が追い付いてはいなかった。
今、そのことに気づいたことで何か無くなっている物はないかと辺りを見渡す。
そして、メタモンによって消された物が何であるかはすぐに分かった。

「おくれカメラが、無い!なるほど…そういうことだったのか…!」

カイジが地面に置いたおくれカメラもまた、初めからこの場なかったかのように消えていた。
それと同時に、カイジは相手が何故先ほどのような行動をとったのか、その理由を察した。

「どうしたマダオ!?あのカメラもあいつに消されたアルか!?」
「ああ…。おそらく、これがあいつの主目的だったんだ…!」
「まさか、おくれカメラを消すためだけに仮面ライダーに変身したのか!?」
「そういうことだ。それに、その前は自分が殺し合いに乗っていることを隠して俺達に近づこうとしていたんだ…!」

カイジ達は、メタモンが何故先ほどのような行動をとったのか、その推測を話し合ってまとめる。
メタモンは最初、無害な者を装ってカイジ達に近づこうとしていた。
さらに言えば、奴は既に自分が殺した人物の姿に化けていた。
おそらく、その人物に成り代わることを目的として殺したのだろう。
おくれカメラが写したのはその殺害の決定的瞬間であった。
カイジ達の反応から自分の正体がバレることを察したメタモンは、元から考えていた作戦(おそらく不意打ち)を実行することを諦めた。
そして、自分の正体を見抜いた道具であるおくれカメラをここで始末することを最優先としたのだ。

次に3人は、メタモンが使っていた能力についての話を始める。

「あいつの本来の姿…この殺し合いで最初に与えられた身体は…名前は分かんねえが、おそらくあの銀色の怪人だ」
「てことは、他人に化ける能力も、クロックアップとか言ってた能力も、あの怪人の力ってことカ?」

「あのクロックアップという能力…僕が見たところでは瞬間移動の類ではありません。あいつが移動する際、確か、残像のようなものが見えた気がします」
「それはつまり…超高速で動けるようになる能力ということか?」
「今のところは…僕もそんな風に考えています」
「なるほど…そう考えると合点はいくな」

「そういやあいつ、紫のライダーに変身していた時もクロックアップを使っていたよな。音声も鳴っていたし…ライダーと怪人の両方で使えるということなのか?」
「だとしたら…かなり厄介アルな」
「連続で使っていなかったところを見るに、一応の使用制限はあると思いますが…」
「それを怪人とライダーの姿で使い分けることで補っているってことなのか?どちらにしろ気を付けるべきか」

「それと、あいつの人に化ける能力…あれもこれからよく警戒しなければならねえ」
「人に化ける…擬態……ひょっとして、あの身体の怪人の名前は名簿にあった『擬態型』だったりするのでしょうか?」
「そうかもしれねえな。けれどあの怪人が一体何にしろ、あの力でまた別の奴に化けて近づいてくる可能性も考えられる。怪しいと思ったらすぐにでも行動しなくちゃならねえ」


「……そういえば俺ら、あいつの前でゲンガーの名前出しちまった!もしかしたら、俺たちに化けてゲンガーに近づいて襲いかかるんじゃねえか!?」
「いや…それだけじゃありません。この殺し合いでは共通点のある者同士で精神の入れ替えが行われている可能性がある…もしかしたらあいつは同じポケモンであることを理由に、能力を知っているかもしれないゲンガーを口封じしに行くかもしれない…!」

「それにあいつは、『アイテムを消滅させることができるカメラ』や爆弾まで持っていやがる。下手に近づきゃ、また何か消されるかもしれねえぞ」
「あの爆弾…確かにジャスタウェイとか言った奴だったネ。まさかあんなものまで支給されているなんて…」
「神楽さん、あの爆弾について何か知っているのですか?」
「ジャスタウェイはジャスタウェイ以外の何物でもないし、それ以上でもそれ以下でもないネ。とりあえず、爆弾って思っておけばそれでいいアル」
「お、おう……分かった」
「…カメラのこと、ロビンさんに謝るべきでしょうか」
「……ああ、ここであのカメラを失ったのは痛いな」


「…結局のところどうするネ、やっぱ今すぐ森の中に入ってあいつを追った方がいいアルか?」
「だが…病院はどうする?俺たちはもう、そっちの方に行くって書き置きも残しちまった。それに、森の中に入ったってあいつに追いつけるとも限らねえ」

彼らが悩むのは、逃げていったメタモンを追跡・対策と当初の目的である病院への直行をどうするか。
メタモンのような危険人物を放っておけば、自分達の知らぬ間に犠牲者が出る可能性がある。
だが、書き置きを残したこともあり、やはり先に病院で治療手段を確保しておきたいという思いもある。


ここで、カイジが提案を出した。

「……なあ、ここは一旦二手に分かれねえか?お前ら2人で先に病院に向かってくれねえか?」
「私ら2人でって…マダオはどうするつもりネ?」
「…俺はゲンガーたちのいる方に戻って、メタモンのことを伝えに行く」

「ちょっと待ってください!ここで1人で行動するのは危険です!」
「私も反対ヨ。お前はただでさえ私らより戦いは苦手なはずアル。もしもの時はどうするつもりネ」

その提案には、当然異が唱えられる。
ただでさえメタモンのような危険な存在がさっきまで近くにいたというのに、単独行動をしてしまえば襲われる確率はより上がる。
それに、この中で特に戦闘経験のないカイジをそんな状況には晒せない。

「いや…あいつらと分かれた砂浜からはあまり離れてねえ。まだ遠くには行ってないだろうから早めに合流できるはずだ。それに、俺のような足手まといがいるよりはお前たちが安全に病院に辿り着けるかもしれねえ」
「そんなだったらさっきの戦いでモナドを消された私の方が足手まといアル!ゲンガーたちの方には私が行くネ!」
「………神楽、お前の武器は今、その使いこなせない天候棒だけだろ?銃のある俺の方が1人でも戦えるんじゃねえか?」
「お前…!マダオのくせに…!」
「ちょ、ちょっと2人とも…落ち着いて…」

誰が1人で引き返すか、その議論はだんだん口論じみた剣呑な雰囲気のものになってきている。
ただしそれは、互いが互いに相手のことを思って1人で行こうとして起きていた事態だ。

「とにかく!ゲンガーたちには俺が知らせに行く。お前たち2人なら病院まで安全にたどり着けるはずだ。頼むから、ここは俺にやらせてくれ…!」

カイジは、自分が1人で連絡しに行くことを譲らない。
神楽と康一はまだ納得した様子を見せていない。
だが、カイジの気迫に押されて2人もその提案を受け入れる方に気持ちが揺らいでいた。

「……カイジさん、本当にそれで大丈夫ですか?」
「ああ、そもそも俺はせっかくのおくれカメラをみすみす消されちまっている。その責任を取る意味も込めて俺に行かせてくれ」
「………そんだったら、私だってモナドを…」
「神楽、お前の気持ちは分かった。だが、ここは俺が行くべきだと思う。何か、そんな気がするんだ」

「……神楽さん、行きましょう。こんなところでもたもたして手遅れになったらそれこそまずいです」
「………そうアルな」

神楽の方がまだ納得の色を見せていないが、一応はここからは康一と2人で行動することを了承した。

◇◇ ◇

3人は草原から道路の上に戻り、そこから二手に分かれることになった。

「それじゃあカイジさん、一先ずお別れですね。皆さんのこと、よろしくお願いします」
「康一、お前も気を付けて行けよ」
「………カイジ、マダオの身体を下手に扱うなヨ」
「…………ああ、神楽。分かっているさ。長谷川さんの身体は大切にする」

「それから、もし俺達が再会できたとしても、メタモンの野郎が化けているかもしれねえから十分注意してくれ」
「ええ…そちらこそ、気を付けてくださいね」

どこか言いよどみながらも、カイジは2人に対しての別れの挨拶を返す。
そして、2人が西に向かって走り去るのを確認しながら、カイジもまた東に向かって元来た道を引き返していく。

(……………言い方、悪かったかもしれねえな)

カイジは、先ほどの会話において、自分の話の運び方が少々強引で、2人の意見を無視するような形になり、言葉にトゲがあったことを悔いる。

(でも……これは俺がやらなくちゃならねえ)

それでもカイジは、一時的に1人となるリスクを背負っても今回の選択をした。


(…もしもこれを使う時としたら、あいつらには…いや、誰だろうと仲間には見せられねえ)

カイジはそんなことを考え、ある物を取り出して見つめながら歩いていた。
今回、カイジが1人で戻ることを選択したのは何もモナドやおくれカメラのことで責任を感じたからだけではない。

カイジは、切り札にするつもりであるリスクがある支給品を隠し持っている。
そのリスクとは、簡単に言えば体に害があるというものだ。

『それ』は、体内に直接差し入れることで、超人がごとき力を得ることができる。
しかしその代わり、使用者には『それ』に含まれていた人体に有害な毒素までもが入って来ることになる。
その毒素は精神に影響を与え、高確率で中毒性を引き起こし、場合によっては使用者が暴走したり、乱用を繰り返せば死に至る可能性もある。
それこそまるで、麻薬のような代物だ。
もしカイジがこれを使うとした場合、その悪影響を受けることになるのはカイジだけでなく、身体の長谷川泰三もまた同様だ。

だからこそ、カイジはこれを皆に話さなかった。
こんなものを切り札として温存しておきたいと言えば、味方からの信用を失うかもしれない。
ましてや、長谷川泰三と知り合いであった神楽にはなおさら秘密にしようと思っていた。
知り合いの身体にこんな麻薬と同等なものを使用されると思って、いい気分にはならないだろう。
本音としてはこんなものは使わずに終われば良いとは思っている。
ただ、念のため取っておくと既に心の中で決めてしまった以上、今更捨てるか壊すという選択肢を取るのは心理的に少々難しかった。

それに、現在のカイジはたった一人の状況だ。
本当にもしものことがある場合、銃だけでなくその支給品で戦う必要性が出てくるかもしれない。
そんな状況になったらやはり、自分がこれを使うところを人に見せにくいという思いが彼にある。

戦力の分散には不安な思いもあるが、こうなってしまった以上仕方がないと納得するしかない。
心残りは少々あるが、現状ではこれが最良の選択だと思うしかない。

そんな風に考えながら、カイジはその『リスクある支給品』を眺める。

それは、まるでUSBメモリのような形をしたアイテムであった。
そのメモリには、アルファベットの「W」の文字が書かれている。
その「W」は日光、雨、雷、竜巻であしらったデザインで描かれている。


そしてカイジはそこまで考えが及ばず、そもそもこの推論が間違いの可能性もあるが、
もしかしたらこの支給品こそが、カイジと神楽を運命的に引き寄せたのかもしれないのだ。

その支給品の名は『T2ウェザーメモリ』。
使用者を『ウェザードーパント』という強力な怪人に変身させるためのアイテムだ。


【C-6とC-7の境目 道路/早朝】

【伊藤開司@賭博堕天録カイジ】
[身体]:長谷川泰三@銀魂
[状態]:健康
[装備]:シグザウアーP226(残弾:13/15、予備弾倉×3)@現実、超硬質ブレード@進撃の巨人
[道具]:基本支給品、タケコプター@ドラえもん、サイコロ六つ@現実、肉体側の名簿リスト@オリジナル、T2ウェザーメモリ@仮面ライダーW
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らず生き残る
1:すぐに戻ってゲンガー達にさっきのことを知らせなくては……!
2:神楽、康一、病院の方は任せた…!
3:メタモンの野郎…こんな時に狙ってくるんじゃねえぞ…!
4:メタモンが味方に化けて近づいてくるかもしれねえ…気を付けなくては
5:ロビンさんはなかなか頭が良いな、頼りになりそうだ、話も聞くことが出来たらいいが…
6:マリオ達や俺の身体が巻き込まれてなくて良かったぜ…俺が死んだら24億は頼んだぞ二人とも…
7:道中に人がいたら無視は出来ないな
8:この最後の切り札(T2ウェザーメモリ)…使う時が来なければいいんだけどな…。長谷川さんの身体にも悪いし…
[備考]
※時系列は24億手に入れてキャンピングカー手に入れてそこで寝ている時です。
※【おくれカメラ@ドラえもん】は消えました。カメラが破壊・消滅したとしても元に戻ることはありません。
※T2ウェザーメモリと適合するかどうかは後続の書き手にお任せします。


【C-6 道路/早朝】

【神楽@銀魂】
[身体]:ナミ@ONEPIECE
[状態]:ダメージ(小)、膝に擦り傷、気分が落ち込み気味
[装備]:魔法の天候棒@ONEPIECE
[道具]:基本支給品、タケコプター@ドラえもん
[思考・状況]基本方針:殺し合いなんてぶっ壊してみせるネ
1:カイジ…なんで1人になるネ
2:早く病院に行って、悪党どもにめちゃくちゃにされるのを防がなくちゃネ
3:メタモンの野郎…今度会ったらただじゃおかないネ
4:銀ちゃん、新八、今会いに行くアル、絶対生きてろヨ、後身体もな
5:私の身体、無事でいて欲しいけど…ロビンちゃんの話を聞く限り駄目そうアルな
[備考]
※時系列は将軍暗殺編直前です
※【モナド@大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL】は消えました。カメラが破壊・消滅したとしても元に戻ることはありません。


【広瀬康一@ジョジョの奇妙な冒険】
[身体]:エレン・イェーガー@進撃の巨人
[状態]:頭部に痛み(既にだいぶ引いてきている)
[装備]:今は持っていない
[道具]:基本支給品、仮面ライダーブレイズファンタステックライオン変身セット@仮面ライダーセイバー、スペクター激昂戦記ワンダーライドブック@仮面ライダーセイバー
[思考・状況]基本方針:こんな殺し合い認めない
1:吉良吉影を一刻も早く探さなくちゃ多くの犠牲者が出る!!
2:僕が神楽さんを守り切ってみせます!!この仮面ライダーの力で!!
3:メタモンにまた会ったら絶対に倒さなくては!
4:メタモンが僕らの味方に化けて近づいてくる可能性も考えておかなきゃ
5:三人とどうか無事に合流出来ますように…そして承太郎さん、早く貴方とも合流したいです!!
6:DIOも警戒しなくちゃいけない…
7:この身体凄く動きやすいです…!!背も高いし!!
8:仗助君の身体良い人に使われていると良いんだけど…
[備考]
※時系列は第4部完結後です。故にスタンドエコーズはAct1、2、3、全て自由に切り替え出来ます。
※巨人化は現在制御は出来ません。参加者に進撃の巨人に関する人物も身体もない以上制御する方法は分かりません。ただしもし精神力が高まったら…?その代わり制御したら3分しか変化していられません。そう首輪に仕込まれている。
※戦力の都合で超硬質ブレード@進撃の巨人は開司に譲りました
※仮面ライダーブレイズ、ファンタステックライオンへの変身が可能になりました。



◆

「あーあ、また失敗しちゃったなあ…」

メタモンは、森の奥の方で岩の上に腰かけて休んでいた。
その姿は、先ほどまで"へんしん"していたリンクの姿ではない。
現在のメタモンは、最初の姿であった神代剣の姿に戻っていた。

今回、メタモンが元々しようとしていたことは、おおむねカイジらが推測した通りのものである。

森の中であらかじめリンクの姿をとり、殺し合いに反対する者達に自分の正体を隠して接近しようとしていた。
怪しまれないよう、デイパックの中身も一つにまとめておいた。
ただ…実は今回に関して言えば、不意打ちをすることは計画に入れていなかった。

「一緒に行きたかったなあ……あの声は多分、さっきいた村の方からだったよね…」

メタモンはカイジらを発見する少し前、西の方からある声を聞いた。
彼が聞いたのは、ほんわかした雰囲気を感じさせる女の子の声であった。
どうやらその女の子は、何らかの放送機器を使って声を届けていたようであった。

ただし、メタモンはその放送の細かい内容までは聞き取れなかった。
距離があったことや木々によってほとんどの音が遮られたためか、その声はかすれたものに聞こえた。
それにより内容がほとんど分からないため、放送の主が何のために声を届けたのかも分からない。。
ただ、声の聞こえてきた方角から、その放送は自分が数時間前にいたC-5の村からなのではという推測は立つ。

自身の目的から鑑みれば、すぐにでもその声の主を殺しに行くべきだろう。
だが、声の主が殺し合いに乗っているかいなか分からないという状況がメタモンを迷わせた。
メタモンは体に大きなダメージを負っており、下手に真正面から戦えばクロックアップがあったとしても敗北することも考えられた。
その女の子が殺し合いに乗っているとすれば、罠を仕掛けるなどで待ち構えている可能性も考えられた。
人がいることは分かっても、相手の戦力が分からない以上その村の方に向かうことに躊躇が生まれた。
もしも今、自分が大ダメージを負っている状況じゃなければ、相手が戦うために待ち構えていたとしても1人で行こうとしただろう。
だが、このダメージにより自身が敗北する可能性を考えてしまったため、足を止めてしまった。

そんな風に考えてしまい、どうしようか悩んでいたところ、メタモンは森の中から外を見て、少し離れた所にまた別の人々を発見した。
それこそが、病院へと向かおうと東から西に向かって動いていたカイジ一行であった。
そこでメタモンは、この3人に先ほど聞こえた声のことを話し、共に村の方へ行くことを提案しようと考えた。
こんなところで3人組で行動していることから、おそらくは殺し合いに乗っていないのだろうと推測した。
上空の方で何か変なものが浮かんでいたことにも気づいてはいたが、時間が惜しいのでそれ以上は気にしなかった。
少々距離があったのに何故か早めに気づかれたが、相手の方から自分の方へ近づいてきてくれたため好都合ではあった。
銃口を向けられたりもしたが、今の状況では警戒してしまうのも無理はない。
銃自体はすぐに降ろしてくれたため、ちょっと気に障る程度で今は特段気にすることでもなかった。


だが、一つのカメラが全てを変えてしまった。
彼らが持っていたその道具は、メタモンが今の擬態元であるリンク(の身体となった桃白白)を殺害した瞬間を写した。
この姿の人物が死んでいるところを見られてしまった以上、これを誤魔化す方法も思いつかなかった。
だからメタモンは、この瞬間だけはそのおくれカメラをどうにかすることとした。

おくれカメラを奪い取る選択肢を取らなかったのは、前回の男のような反撃をされることを恐れてのものだ。
相手の手の内が分かってないのに下手に近づき、このダメージのある体に攻撃をもらえば、こちらが敗北してしまう可能性がある。
これと同じ理由で、今回は3人の殺害を狙うことも止めておいた。
既に自分という存在を認知されてしまった以上、3人同時に相手しなければならず、今の自分の状態で全員を殺せる確率は低くなっている。
1人を殺せたとしても、その隙に他の2人に袋叩きに合う可能性だって考えられる。
だからこそ今回は、自分の正体を見抜けるおくれカメラをここで消すことに疲れた体でも全力を注いだ。
そしてそれ自体は、達成することができた。

「でも、このカメラを余分に使っちゃったなあ…ジャスタウェイも全部使い切っちゃったし…」

けれども、メタモンは今回の結果は失敗に終わったと考えていた。

メタモンがおくれカメラを消すために使用した支給品、奇しくもそれもまたカメラであった。
これはひみつ道具などではない。どちらかと言えば呪物だ。
そしてこいつに正式名称といったものは無い。
このカメラの名は強いて言うなら、その誕生経路から『ハチワレが杖で出したカメラ』、もしくはその効果から『撮ったものが消えるカメラ』と呼ぶことになるだろう。
その名の通り、このカメラには写した対象を完全に消してしまうという効果があった。
最初におくれカメラによって写真を撮られた際は、このカメラの効果を知っていたことで少し慌ててしまった。
ただし、その強力な力があるためか、このカメラには制限が課せられていた。
例えば、参加者や首輪を消してしまうことはできない。
大きな建物や橋、山といった消してしまえば地形を変えてしまうようなものも対象外だ。
さらには、使用回数も最大3回までに制限されていた。

今回においては、初めは相手が持つおくれカメラだけを消すつもりだった。
しかし自分がそのために後ろに回った瞬間、まるで未来でも見たかのように3人の内唯一の女性(神楽)が大きな剣を持って飛び出した。
そのせいで、おくれカメラを消すつもりだったのにその剣を消してしまった。
最終的におくれカメラも消せたからいいものの、自分が持つカメラも使用できるのがあと1回までとなってしまった。
それからは、3人の行動に対して咄嗟の対応で乗り切るしかなかった。

それだけでなく、ジャスタウェイも全て使い切ってしまった。
逃げるための目くらましのためとは言え、咄嗟の状況でつい使用してしまった。
これも、神楽による行動が無ければこうなることは無かっただろう。
だけどメタモンは相手を恨むことは無い。
むしろ、武器を1つ消してしまったことで自分が殺す前に別の相手に殺されないか心配している。

「そう言えばあの人たち、ゲンガーに会ったんだよね。でも、あっちの方かあ…」

先ほどの出来事において、ゲンガーの名前が出ていたことはメタモンも覚えていた。
その名前を先に聞いた時は、絶対に自分の手で殺してあげたい相手なこともあり、喜びの感情もあった。
…だが、その名を出した3人は東の方から、つまり自分が行こうと思っていた村と正反対の方向から来ていた。
彼らがゲンガーに出会ったと考えると、ゲンガーもまたここから東の方にいる可能性が高い。

これらの要素により、メタモンは自分が進む方向についてかなり悩まされることになった。

ゲンガーを探しに行くなら東に行かなければならない。
放送の主を探しに行くなら西に行かなければならない。

そして、選択肢は一応他にも考えられる。
先ほど見つけた3人もまた、ここで逃がしてしまえば自分が殺すより先に死んでしまう可能性がある。
その内1人の男はライダーに変身したり空飛ぶ変なもの(スタンドのこと)を操っていたこともあり、そう簡単には死なないだろう、たぶん。
だが、それ以外の2人に関しては戦う時に生身だったり、持っている武器も上手く使いこなせていなかったようだったこともあり、再会する前に死んでしまわないか少々心配だった。

3人に関しては自分の存在を認知されただけでなく、擬態できる姿の一つを知られてしまった。
自分が擬態できること言いふらされてしまうと思うと、どうにも彼らを追った方がいいのではないかという思いが出てきて不安になる。
ただ、今すぐ戻ったとしても、対策を講じられて返り討ちにされるとか、そもそも既に逃げてしまっており追跡不可能なことも考えられる。

「そもそも、今すっごく疲れているんだよなあ……本当にどうすればいいんだろう……」

さらに言えばメタモンは、その体に大きなダメージを蓄積している。
今回積極的に戦うことを選ばず、目的を果たしたら逃げることに集中したのもこのためだ。
先ほどの3人と交渉してから休憩しようかとも思っていたが、それは叶わなかった。

身体を痛めながらも、クロックアップも駆使しながら、全速力で走って逃げて来たこともあり、その疲労はピークに達していた。
村やゲンガーがいると思われる方向に行こうとしても、そもそもそれに身体がついていけない可能性があるのだ。
急ぎたいと思っても、それを実現することができないのかもしれないのだ。
今のメタモンは、言わば八方塞がりの状況にあった。


「………だけど、あの青いの、仮面ライダー…だっけ。いいなあ。僕もあの仮面ライダーに『へんしん』したいなあ……」

そしてメタモンは最後に、先ほどの攻防で見た青いライダーのことについて考えていた。
ライダーに変身した男は、腰に巻いた妙なベルトに小さな本のようなアイテム、そして青い剣をベルトから抜刀することで変身していた。
まさか自分が持つサソードゼクター以外にも『へんしん』を可能とするアイテムが存在していたことには驚かされた。
それと同時に、メタモンはその『へんしん』があったという事実に心を踊らされた。

「あのベルトとか、欲しいなあ…絶対に手に入れなくちゃなあ…」

メタモンは次の行動はどうするかを悩み、決断することができなかった。
しかしそれでも、新たに現れた自分の『へんしん』を増やせる可能性が現れたことにメタモンの気持ちは大いに弾んだ。
この殺し合いにいるメタモンは、自身の『へんしん』のためならば何だってするつもりだ。
メタモンは、絶対に先ほどの男からあの仮面ライダーに『へんしん』するためのアイテムを殺して奪うことを決意していた。

そして、その対象はそのライダー…ブレイズだけにとどまらない。
自分や先ほどの男だけでなく、他にも『へんしん』のための支給品が存在するかもしれないことをメタモンは考える。
もしかしたら、仮面ライダー以外の何かに『へんしん』できるものだってあるかもしれない。
そんな未知の支給品に対してもまた、メタモンは絶対に手に入れてみせる。
それらのアイテムがもし主を選ぶようなものであれば、擬態を使ってでも絶対に自分のものにしてみせる。

たとえ今はまだ動けなくとも、メタモンはその決意だけでも固いものとした。


【C-6 森/早朝】

【メタモン@ポケットモンスターシリーズ】
[身体]:神代剣@仮面ライダーカブト
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、背中に鈍痛、胸の辺りに斬り傷、左肩に痛み
[装備]:サソードヤイバー&サソードゼクター@仮面ライダーカブト
[道具]:基本支給品×2、魔神の斧@ドラゴンクエストシリーズ、撮ったものが消えるカメラ(残り使用回数:1回)@なんか小さくてかわいいやつ、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]
基本方針:参加者を殺して、変身できる姿を増やす
1:あの仮面ライダー(ブレイズのこと)、僕も『へんしん』したい
2:居場所が大体予想ついたし、ゲンガーを探しに行きたい
3:でも、さっき聞こえた(たぶん)村の放送?も気になる。そっちにも行ってみたい
4:だけどそもそも、疲労もダメージも大きいし休んだ方がいいのでは
5:休むか、それとも無理してでも動くか、どうしよう…
6:状況を見て人間の姿も使い、騙し討ちする
7:ゲンガーを見つけたら苦しめずに殺してやる
8:さっきの男(耀哉)を警戒。今度は迷わずクロックアップで頸を斬る
9:自分の正体を知った人たち(カイジ、神楽、康一)の口を封じておきたいけど…
10:他にも『へんしん』ができるアイテムがあったら手に入れる
[備考]
※制限によりワームの擬態能力は直接殺した相手にしか作用しません
※クロックアップの持続時間が通常より短くなっています。また再使用には数分の時間を置く必要があります
※現在リンクに変身可能です
※ブレイズのような、アイテムが資格者を選ぶようなタイプの仮面ライダー等の変身者を殺害した場合、その変身資格を擬態によって奪い取れるかもしれません。


【T2ウェザーメモリ@仮面ライダーW】
伊藤開司への支給品。
『気象』の記憶を内包したガイアメモリ。
T2ガイアメモリ共通の特性として、適合した人間と惹かれ合う。
またT2ガイアメモリの特性により、適合する人間にはスロット処置をせずとも体内へ侵入、ウェザードーパントへ変身する。
ただし、これを使ってドーパントへ変身するとメモリの毒素に精神や身体が影響を受ける。
場合によっては暴走して無差別に暴れ回る可能性もある。

【撮ったものが消えるカメラ@なんか小さくてかわいいやつ】
メタモンへの支給品。
写真を撮った被写体を消去する効果のあるカメラ。
制限により参加者、首輪、山や橋など地形に関わる大きな物体等は消すことができないようになっている。
また、使用回数は3回までとなっている。
このカメラを出した杖が破壊された場合、カメラは消滅するが、その杖がこの舞台に存在するかどうかは現状不明とする。
原典において、カメラが無くなっても消えた被写体が元に戻った描写はない。
ここにおいても、カメラが破壊・消滅したとしても消えたものは元に戻らない。

54:(何かある)かもしれない探索でいけ 投下順に読む 56:World is mine
52:逆境の中で研ぎ澄まされし爪 時系列順に読む
38:分かつ希望の光、輝くのか、消えるのか 伊藤開司 67:Wの悲劇/悪魔と悪魔
神楽 82:人生は選択肢の連続
広瀬康一
40:Good morning my fear メタモン 78:ふと迷う僕らの背を憧れがまた押している

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本編

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 ・【51~100】
 ・【101~150】
 ・【151~200】
  • 時系列順
 ・【第一回放送までのSS】
 ・【第二回放送までのSS】
 ・【第三回放送までのSS】
 ・【第四回放送までのSS】
  • 追跡表
  • 書き手紹介

登場話

  • 【登場話候補作】
  • 【登場話候補作】(採用)

番外編

  • 没SSまとめ

資料

  • ルール
  • 地図
  • 現在位置
 ・定期放送時の参加者現在地図(身体)
  • 参加者名簿
 ・参加者名簿(組み合わせ)
 ・参加者名簿(参加者向け)
 ・参加者名簿(ネタバレ)
  • 死亡者情報
 ・第一回放送までの死亡者
 ・第二回放送までの死亡者
 ・第三回放送までの死亡者
 ・第四回放送までの死亡者
  • 死亡者名鑑
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 ・支給品一覧
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 ・タイトル元ネタ【0~50】
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