G-4から森の中へと入っていったジューダスは、すぐにある異常に気付くことになる。
(………焦げ臭い?)
その鼻に入ってきたのは、何かが燃えているかのような妙な臭い。
入口辺りではかすかなものであったが、その臭いは確かに感じられた。
ジューダスはその臭いに対して何か嫌な予感を感じながら、森の中を進んでいく。
入口辺りではかすかなものであったが、その臭いは確かに感じられた。
ジューダスはその臭いに対して何か嫌な予感を感じながら、森の中を進んでいく。
やがて、森の中を通る道路の上を歩き始めてしばらくした時、その予感は的中することになる。
「これは…火事か!?」
ジューダスが入ったその森は、彼から見て奥である東の方から火の手が迫ってきていた。
彼がそれに気づいた時には、地図上で言えばG-3の左半分ほどが既に燃え盛っていた。
火の勢いは激しく、その辺りは焔色の灯りで照らされていた。
彼がそれに気づいた時には、地図上で言えばG-3の左半分ほどが既に燃え盛っていた。
火の勢いは激しく、その辺りは焔色の灯りで照らされていた。
(くっ…!これでは奥の方まで探り入れられない…!)
ジューダスがこの森に入ったのは、その広さから何か未知の施設がある可能性を考えたため。
しかし、この状況ではそういったものを探すどころではない。
火の勢いが止まる様子は無く、立ち止まっていたらジューダスもまたこれに飲み込まれてしまう。
ラブボムの力で天使化している状態であるが、この天使は別の場所にいる変態(実はジューダスにとって一番近い位置の参加者)とは違い火への耐性があるわけではない。
消火に使えそうな道具や火に耐えるための装備等も所持してない。
しかし、この状況ではそういったものを探すどころではない。
火の勢いが止まる様子は無く、立ち止まっていたらジューダスもまたこれに飲み込まれてしまう。
ラブボムの力で天使化している状態であるが、この天使は別の場所にいる変態(実はジューダスにとって一番近い位置の参加者)とは違い火への耐性があるわけではない。
消火に使えそうな道具や火に耐えるための装備等も所持してない。
(この森で戦闘があり、その余波で燃え始めたのか?それとも、何か別の目的があって火を放ったのか?まさか自然に燃えたわけではないだろうが…)
(…誰がいて、何が起きたにしろ、この森からは離れるべきか?)
(…誰がいて、何が起きたにしろ、この森からは離れるべきか?)
この森では何らかの要因で火災が発生し、そしてそれはおそらく人為的なものであると考えられる。
だが、この火事を起こしたと思われる何者かの追跡は難しいと考えられた。
だが、この火事を起こしたと思われる何者かの追跡は難しいと考えられた。
ジューダスから見て右(北)と左(南)を比較してみれば、左の方が火の勢いが激しいように感じられる。
おそらく、火災の発生源は森の南西の方から始まったものであると考えられる。
そして、その方に向かおうと思っても、燃え広がっている炎のせいで真っ直ぐ向かうことができない。
火災の発生源と予測できる場所に行くには、遠回りする必要があると考えられた。
おそらく、火災の発生源は森の南西の方から始まったものであると考えられる。
そして、その方に向かおうと思っても、燃え広がっている炎のせいで真っ直ぐ向かうことができない。
火災の発生源と予測できる場所に行くには、遠回りする必要があると考えられた。
火事から逃げるにしろ、その原因を探すにしろ、どちらにしろこれでは森の中から出る必要が出てきてしまった。
しかしつい先ほど入ったばかりであるのに、いきなり森からでなければならないような事態になってしまったことには多少ながらも心残りが生じてしまう。
しかしつい先ほど入ったばかりであるのに、いきなり森からでなければならないような事態になってしまったことには多少ながらも心残りが生じてしまう。
(……いや、探索するにはまだ間に合うか?)
火は確かにまだ燃え広がっており、ジューダスにこれを止める術はない。
だが、森全体で見てみれば、燃えているのはまだ半分にも満たっていないはずであった。
つまり、まだ火が燃え広がっていない東側の森はまだ探索する時間は残っていると考えられた。
だが、森全体で見てみれば、燃えているのはまだ半分にも満たっていないはずであった。
つまり、まだ火が燃え広がっていない東側の森はまだ探索する時間は残っていると考えられた。
(だが、奥と南の方は間に合いそうにないか)
先ほども述べたようにジューダスが見た所では奥である西側と左である南側の火はとくに勢いが激しい。
ここで南の方を探索しようとすると、やはり火の勢いに自身が飲まれてしまうだろう。
奥の方はこの状況ではもはや論外と言える。
ここで南の方を探索しようとすると、やはり火の勢いに自身が飲まれてしまうだろう。
奥の方はこの状況ではもはや論外と言える。
つまり、これからジューダスが森を探索するとしたら、森の北東の辺りに行くのが最良の選択だろう。
その辺りならば火災もすぐには届かず、探索のための時間もまだあると考えられる。
その辺りならば火災もすぐには届かず、探索のための時間もまだあると考えられる。
(…あまりもたもたしてもいられないな。すぐに向かうべきか)
森林火災の原因についてもまだ気になるところはあるが、ここは当初の予定通り探索を優先すべきだと判断する。
もしかしたら今から自分が向かおうとしている場所でまだ火事に気づけず逃げ遅れる者だっているかもしれない。
そんな者がもしもいて、尚且つそれがリオン・マグナスの名の参加者であれば、絶対に放っておくわけにはいかない。
そして火災が現在もなお進行していることから、これ以上悩むことにも時間をかけてはいられない。
もしかしたら今から自分が向かおうとしている場所でまだ火事に気づけず逃げ遅れる者だっているかもしれない。
そんな者がもしもいて、尚且つそれがリオン・マグナスの名の参加者であれば、絶対に放っておくわけにはいかない。
そして火災が現在もなお進行していることから、これ以上悩むことにも時間をかけてはいられない。
ジューダスは最初に火事に気付いたその位置からやや右斜め後ろ、北東の方に進行方向を転換する。
そして道路からも出て、多くの木がさらに生い茂る方へと入っていった。
そして道路からも出て、多くの木がさらに生い茂る方へと入っていった。
◆
ジューダスが進む先は、先ほど目撃したものとは違い火の気といったものは全くない。
火事の様子から大方予測した通り、森の北東の辺りには確かに火は届いていなかった。
火事の様子から大方予測した通り、森の北東の辺りには確かに火は届いていなかった。
ジューダスは自分から見て後ろの方から火が迫っていないかを気にしつつ、森の中の探索を続ける。
それからしばらく歩いた後、やがてその探索に進展があった。
彼は元から予測していた通り、確かに森の中で施設を発見することに成功した。
彼は元から予測していた通り、確かに森の中で施設を発見することに成功した。
「……無駄足にはならずに済んだようだな」
ジューダスが発見したのは、森の中にそびえ立つ大きな屋敷であった。
「ごく普通の屋敷のようだが、これは地図に載るのか?」
ジューダスは地図を見ながらその建物の様子をうかがう。
現在彼がいて屋敷もあるその場所は、地図から見ればF-4の森のやや北寄りに位置する場所。
そして今の地図においてその場所にはこんな施設があるなんて記載は一切無い。
現在彼がいて屋敷もあるその場所は、地図から見ればF-4の森のやや北寄りに位置する場所。
そして今の地図においてその場所にはこんな施設があるなんて記載は一切無い。
「…まずは確かめてみるべきか」
ジューダスは地図を片手に見ながらその屋敷へと近づていく。
そのまま彼は門に手をかけ、それを開いて建物の敷地の中へと入っていく。
それと同時に、彼が見ていた地図に変化が起きた。
そのまま彼は門に手をかけ、それを開いて建物の敷地の中へと入っていく。
それと同時に、彼が見ていた地図に変化が起きた。
ジューダスが門の内側に入ったその瞬間、地図に新たな施設の名が追記された。
その場所は、確かに彼がいるF-4の森の位置を示していた。
ジューダスが足を踏み入れたことにより新たに記されたその施設は、名を『ジョースター邸』と言った。
その場所は、確かに彼がいるF-4の森の位置を示していた。
ジューダスが足を踏み入れたことにより新たに記されたその施設は、名を『ジョースター邸』と言った。
「やはり、思った通りだったか」
ジューダスが立てた仮説の通り、地図上の施設は人が足を踏み入れることで浮かび上がることがこれにより証明されたと言える。
まさか建物の中まで入る必要はなく、玄関前の門を通った程度で記されるとまでは思っていなかったが、とにかくこれで施設が浮かび上がる条件を知ることができた。
まさか建物の中まで入る必要はなく、玄関前の門を通った程度で記されるとまでは思っていなかったが、とにかくこれで施設が浮かび上がる条件を知ることができた。
(今ここで記されたということは、この中には誰もいないということになるだろうな)
ジューダスが考える通りの条件ならば、このジョースター邸の中には殺し合いの参加者は誰もいないということになる。
ジョースター邸がこれまで発見されなかったことから、そもそも周囲には誰もいない可能性も考えられる。
もしそうであれば、火事から逃げ遅れた者がいないかどうか気にする必要もないだろう。
少なくとも今すぐにおいては、自分の敵となりそうな者を警戒して動く必要もないと言える。
ジョースター邸がこれまで発見されなかったことから、そもそも周囲には誰もいない可能性も考えられる。
もしそうであれば、火事から逃げ遅れた者がいないかどうか気にする必要もないだろう。
少なくとも今すぐにおいては、自分の敵となりそうな者を警戒して動く必要もないと言える。
「火は今のところは来ていないようだが…」
ジューダスは後方へと振り返り、森の奥の方の様子をうかがう。
南西の方から迫っていると考えられる火の手は、少なくとも現時点においてはジョースター邸の周囲の方にまではまだ届いていなかった。
南西の方から迫っていると考えられる火の手は、少なくとも現時点においてはジョースター邸の周囲の方にまではまだ届いていなかった。
「しかし、いずれは時間の問題か?」
今すぐは心配をしなくとも、いつか自分がいるこの位置にまで火災が広がってくる可能性は十分に考えられる。
もしその時が来ると考えると、木造建築と思われるこの屋敷の中に居てはやはり火に巻き込まれるのではないかと考えられる。
森の火事が何者かによって消し止められない限り、目の前の建物の中に入ることは危険な可能性があった。
もしその時が来ると考えると、木造建築と思われるこの屋敷の中に居てはやはり火に巻き込まれるのではないかと考えられる。
森の火事が何者かによって消し止められない限り、目の前の建物の中に入ることは危険な可能性があった。
(だが、何もない施設をこうやって地図に記すことも考えづらい。やはり中に入って何かがないか探すべきか?)
(それでも、ここに長くいれば火が迫ることもまだ考えられる。探索するにしても時間はあまりかけるべきではないだろう)
(……とにかく、まずは中に入ってみるか)
(それでも、ここに長くいれば火が迫ることもまだ考えられる。探索するにしても時間はあまりかけるべきではないだろう)
(……とにかく、まずは中に入ってみるか)
不安な要素はまだあるが、ここも悩むより先にまずは行動するべきと判断する。
ジューダスは意を決してジョースター邸の扉に手をかけ、その中へと入っていった。
【F-4 森 ジョースター邸/早朝】
【ジューダス@テイルズオブデスティニー2】
[身体]:神崎蘭子@アイドルマスター シンデレラガールズ
[状態]:健康、天使化
[装備]:エターナルソード@テイルズオブファンタジア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
1:ジョースター邸の中を探ってみる
2:自分の名前を知る意味でも、リオン・マグナスかジューダスを見つけたい
3:もしもリオン・マグナスが過去の自分ならば歴史改変を阻止するために守る
4:森の火事に用心。現在地に迫ってくるようであれば早めにこの建物から出る
5:可能であれば火事の原因を探っておきたい
6:できれば短剣も欲しい
[備考]
参戦時期は旅を終えて消えた後
名簿上の自分の名前がリオン・マグナスとジューダスのどちらか分かっていません
天使の翼の高度は地面から約2メートルです
天使化により、意識を集中させることで現在地と周囲八方向くらいまでの範囲にいる悪しき力や魂を感知できるようになりました。
[身体]:神崎蘭子@アイドルマスター シンデレラガールズ
[状態]:健康、天使化
[装備]:エターナルソード@テイルズオブファンタジア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない
1:ジョースター邸の中を探ってみる
2:自分の名前を知る意味でも、リオン・マグナスかジューダスを見つけたい
3:もしもリオン・マグナスが過去の自分ならば歴史改変を阻止するために守る
4:森の火事に用心。現在地に迫ってくるようであれば早めにこの建物から出る
5:可能であれば火事の原因を探っておきたい
6:できれば短剣も欲しい
[備考]
参戦時期は旅を終えて消えた後
名簿上の自分の名前がリオン・マグナスとジューダスのどちらか分かっていません
天使の翼の高度は地面から約2メートルです
天使化により、意識を集中させることで現在地と周囲八方向くらいまでの範囲にいる悪しき力や魂を感知できるようになりました。
【ジョースター邸@ジョジョの奇妙な冒険】
F-4の森の北寄りに設置された施設。
ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーが共にその青春時代を過ごした場所。
もしかしたら、中には石仮面が存在するかもしれない。
F-4の森の北寄りに設置された施設。
ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーが共にその青春時代を過ごした場所。
もしかしたら、中には石仮面が存在するかもしれない。
59:不安の種 | 投下順に読む | 61:その魂は、否定させない |
時系列順に読む | ||
54:(何かある)かもしれない探索でいけ | ジューダス | 65:運命を解き放つ |