ここで戦闘が行われた。
地図で言えばD-8に架けられた橋を渡り切った魔王が、まず思ったのはそれだった。
地図で言えばD-8に架けられた橋を渡り切った魔王が、まず思ったのはそれだった。
橋の柵や地面に付けられた傷や、所々の赤黒い染みがその証拠。
血痕の渇き具合からして、数時間前に起きたものだろう。
戦闘に至る経緯は知る由も無いが、死人が出たのはほぼ確実と見る。
どう見てもただでは済まない程の血で草むらの一画が汚され、しかもそこは海に近い。
致命傷を負いそのまま海に落ちた、と言った所か。
血痕の渇き具合からして、数時間前に起きたものだろう。
戦闘に至る経緯は知る由も無いが、死人が出たのはほぼ確実と見る。
どう見てもただでは済まない程の血で草むらの一画が汚され、しかもそこは海に近い。
致命傷を負いそのまま海に落ちた、と言った所か。
それが分かった所で特別興味を抱く事も無い。
既に精神と身体の両方で自分の知る者は参加させられていないと分かっている以上、誰が死のうとどうでも良かった。
殺された何者かへの思考をあっさりと打ち切り、顔を上げる。
既に精神と身体の両方で自分の知る者は参加させられていないと分かっている以上、誰が死のうとどうでも良かった。
殺された何者かへの思考をあっさりと打ち切り、顔を上げる。
魔王がソレを発見したのはその時だ。
「あれは……」
視界の端にチラリと何かが映り、正体を確かめるべく近付く。
場所は島の南東側の端。集落から離れ、海上にプカプカと浮かんでいた。
場所は島の南東側の端。集落から離れ、海上にプカプカと浮かんでいた。
「船か…?」
4~5人は乗れそうな大きさのボート。
動かす為のオールなどは見当たらず、代わりに冊子が無造作に置かれている。
手に取ってページを開くと、内容に納得する。
これは内蔵された仕掛けで動くようであり、冊子には操縦方法が詳細に記してあった。
と言っても今の魔王には必要な代物でもない。
冊子を放り投げ陸に上がる。
動かす為のオールなどは見当たらず、代わりに冊子が無造作に置かれている。
手に取ってページを開くと、内容に納得する。
これは内蔵された仕掛けで動くようであり、冊子には操縦方法が詳細に記してあった。
と言っても今の魔王には必要な代物でもない。
冊子を放り投げ陸に上がる。
「何故わざわざ船を用意した?」
馬など地上の移動手段ならば分かるが、海上の移動手段など使う機会は余りないだろうに。
それをこうして設置したのには、何らかの意味があるのだろうか。
例えば、主催者が用意した施設は陸だけでなく海上にも存在する、とか。
地図を見る限りマス目状にエリアが分かれているが、A-8やB-8、H-1など島では無く海上部分も殺し合いの会場として指定されている。
と言う事はこういった地点に、船でなければ行けない施設が設置されているのかもしれない。
尤も現段階ではそこを調べようという気はほとんど無いのだが。
それをこうして設置したのには、何らかの意味があるのだろうか。
例えば、主催者が用意した施設は陸だけでなく海上にも存在する、とか。
地図を見る限りマス目状にエリアが分かれているが、A-8やB-8、H-1など島では無く海上部分も殺し合いの会場として指定されている。
と言う事はこういった地点に、船でなければ行けない施設が設置されているのかもしれない。
尤も現段階ではそこを調べようという気はほとんど無いのだが。
とにかくこれでもう用は済んだ。
ボートから離れ、本格的に島内の探索を開始した。
ボートから離れ、本格的に島内の探索を開始した。
民家がポツポツと点在する代わり映えのしない光景。
神経を尖らせ参加者の気配を探りながら歩くも、人間どころか虫一匹引っ掛からない。
それでも何時仕掛けられても即座に対処出来るよう、警戒は緩めずに奥へと進む。
神経を尖らせ参加者の気配を探りながら歩くも、人間どころか虫一匹引っ掛からない。
それでも何時仕掛けられても即座に対処出来るよう、警戒は緩めずに奥へと進む。
やがて集落を抜け島の北部にある池に近付いた時、奇妙な物体が視界に入って来た。
「…何だこれは」
少女の顔らしきものが描かれた、人型の箱らしきもの。
銅像かとも思い軽く小突いてみたが、違うらしい。
周囲を見渡しても、これと同じような物は存在しない。
景観を更に見栄え良くする為に像を置くのなら分かるが、こんなものが設置されていても不自然でしかないだろう。
銅像かとも思い軽く小突いてみたが、違うらしい。
周囲を見渡しても、これと同じような物は存在しない。
景観を更に見栄え良くする為に像を置くのなら分かるが、こんなものが設置されていても不自然でしかないだろう。
何の意図があってこれを置いたのか、僅かに眉を顰める。
ひょっとすると罠かもしれない。
この箱に気を取られた隙に襲う、そんなお粗末な仕掛けのつもりだろうか。
が、相変わらず参加者の気配は全くしない。
ひょっとすると罠かもしれない。
この箱に気を取られた隙に襲う、そんなお粗末な仕掛けのつもりだろうか。
が、相変わらず参加者の気配は全くしない。
箱をどかしてみると下からはぬいぐるみが現れた。
別段おかしな部分は無い、女児が好みそうな普通の玩具だ。
強いて言えば箱に描かれた顔と心なしか似ている気がするくらいである。
別段おかしな部分は無い、女児が好みそうな普通の玩具だ。
強いて言えば箱に描かれた顔と心なしか似ている気がするくらいである。
益々何がしたいのか分からない。
使い物にならない支給品があったから、ここに放置した?
それならわざわざぬいぐるみを隠すようにして箱を被せるのは、少々不自然な気もする。
念の為にとぬいぐるみを掴み上げ、そこでようやっと箱を置いて行った意味を理解した。
使い物にならない支給品があったから、ここに放置した?
それならわざわざぬいぐるみを隠すようにして箱を被せるのは、少々不自然な気もする。
念の為にとぬいぐるみを掴み上げ、そこでようやっと箱を置いて行った意味を理解した。
ぬいぐるみの底にあったのは一枚の紙切れ。
拾い上げて書かれた分にざっと目を通せば、そこには箱を置いただろう人物からのメッセージ。
『俺達』という書き方から、二人以上で行動しているだろう人物は、ここからずっと西にある病院へ向かったらしい。
彼らが何時島を発ったかは分からず、既に病院へ到着したのか、まだ移動の最中なのかは不明。
どちらにせよ、殺し合いに反対の連中が徒党を組むべく書き置きを残したのだろう。
拾い上げて書かれた分にざっと目を通せば、そこには箱を置いただろう人物からのメッセージ。
『俺達』という書き方から、二人以上で行動しているだろう人物は、ここからずっと西にある病院へ向かったらしい。
彼らが何時島を発ったかは分からず、既に病院へ到着したのか、まだ移動の最中なのかは不明。
どちらにせよ、殺し合いに反対の連中が徒党を組むべく書き置きを残したのだろう。
そうと分かれば残しておいてやる理由は無い。
書き置きを乱雑に放り投げ、破壊の剣を抜き放つ。
数回振るえば、ヒラヒラと舞っていた紙切れは箱とぬいぐるみ共々切り刻まれる。
ぶち撒けられたぬいぐるみの綿を踏みながら、魔王は再度集落へと戻って行った。
書き置きを乱雑に放り投げ、破壊の剣を抜き放つ。
数回振るえば、ヒラヒラと舞っていた紙切れは箱とぬいぐるみ共々切り刻まれる。
ぶち撒けられたぬいぐるみの綿を踏みながら、魔王は再度集落へと戻って行った。
取り立てて注目する箇所の無い民家と違い、目を引く建造物が一つだけあった。
ギャンブル場。数時間前にバトルロワイアルから無念の退場となった、伊藤開司のスタート地点だった施設。
無遠慮にズカズカと足を踏み入れ、探索を開始する。
サイコロなど博打に必要な品が転がっているが目もくれない。
ギャンブル場。数時間前にバトルロワイアルから無念の退場となった、伊藤開司のスタート地点だった施設。
無遠慮にズカズカと足を踏み入れ、探索を開始する。
サイコロなど博打に必要な品が転がっているが目もくれない。
(何故ここは地図に記さない?)
定時放送でサイキクウスケなる少年は、参加者が施設内に足を踏み入れれば名前と場所が浮かび上がると説明した。
だがデイパックから取り出した地図を確認しても、今魔王がいる島に施設名は追加されていない。
まさか地図の仕掛けに不備でもあるのかと思い、ややあって理由に気付いた。
だがデイパックから取り出した地図を確認しても、今魔王がいる島に施設名は追加されていない。
まさか地図の仕掛けに不備でもあるのかと思い、ややあって理由に気付いた。
「地図に名前が載るのは参加者と縁のある施設のみ、か?」
それならば納得はいく。
ギャンブル場のような娯楽施設は地図に載せず、ジョースター邸といった個人の家を載せるのはそういう理由からだろう。
となれば、魔王に縁のある施設が設置されている可能性も有る。
真っ先に思い浮かぶのは中世での活動拠点である自身の城。
勝手知ったる我が家、と言うのもおかしな話だがもし魔王城が会場の施設として存在するのなら、寄って行く価値はある。
尤も本当に魔王城があるかどうかは確証が持てない為、現段階では積極的に探す気は起きない。
散々探し回って結局ありませんでしたとなっては、時間と体力の無駄だ。
ギャンブル場のような娯楽施設は地図に載せず、ジョースター邸といった個人の家を載せるのはそういう理由からだろう。
となれば、魔王に縁のある施設が設置されている可能性も有る。
真っ先に思い浮かぶのは中世での活動拠点である自身の城。
勝手知ったる我が家、と言うのもおかしな話だがもし魔王城が会場の施設として存在するのなら、寄って行く価値はある。
尤も本当に魔王城があるかどうかは確証が持てない為、現段階では積極的に探す気は起きない。
散々探し回って結局ありませんでしたとなっては、時間と体力の無駄だ。
一応頭の片隅に留めて置き、部屋を一つ一つ覗いてみる。
博打に使う道具が置いてあるだけで、戦闘や魔力の回復に使えそうな物は何も無い。
或いは置いてあっても、書き置きを残した連中によって持ち去られた後とも考えられる。
僅かながらに落胆しつつ、とうとう最奥の扉の前まで到達した。
ここにも無ければさっさと島を出る。そう考えてドアノブを捻った。
博打に使う道具が置いてあるだけで、戦闘や魔力の回復に使えそうな物は何も無い。
或いは置いてあっても、書き置きを残した連中によって持ち去られた後とも考えられる。
僅かながらに落胆しつつ、とうとう最奥の扉の前まで到達した。
ここにも無ければさっさと島を出る。そう考えてドアノブを捻った。
その部屋は他とは違っていた。
そこそこの広さにも関わらず、あるのは真ん中にポツンと置かれたナニカのみ。
他は幾ら見回しても、椅子の一つも無い。
明らかに異質な空間へ臆する事無く足を踏み入れ、部屋の中央へと近付いた。
そこそこの広さにも関わらず、あるのは真ん中にポツンと置かれたナニカのみ。
他は幾ら見回しても、椅子の一つも無い。
明らかに異質な空間へ臆する事無く足を踏み入れ、部屋の中央へと近付いた。
設置されたソレが何なのか、魔王には分からない。
何せジャキとして生を受けた古代にも、魔王として活動していた中世にも存在しなかったもの。
カプセルトイの販売機、俗にガチャガチャやガシャポンとも呼ばれる機械だ。
現代人ならば至る所で目にするものであり、スーパーマーケットに足を運べば高確率で置かれている。
何せジャキとして生を受けた古代にも、魔王として活動していた中世にも存在しなかったもの。
カプセルトイの販売機、俗にガチャガチャやガシャポンとも呼ばれる機械だ。
現代人ならば至る所で目にするものであり、スーパーマーケットに足を運べば高確率で置かれている。
正体を全く知らず訝し気に眺める魔王だが、知る機会は即座に訪れた。
『とうとう見つかっちゃったみたいだね~。うぷぷぷぷ』
突然聞こえて来た何者かの声。
剣を構え周囲を警戒するも姿は無い。
魔王の反応など知った事ではないとばかりに、声は続ける。
剣を構え周囲を警戒するも姿は無い。
魔王の反応など知った事ではないとばかりに、声は続ける。
『見事このモノモノマシーンを発見したオマエラの為に、ボクが説明してやるから耳の穴をかっぽじってよ~く聞いておくんだよ?』
声の主は姿を見せないが、どこから聞こえて来るかは分かった。
部屋の中央に置かれた、声の主の言うモノモノマシーンなる物からだ。
魔王は聞きなれない単語に顔を顰めるも、取り敢えず耳を傾ける。
部屋の中央に置かれた、声の主の言うモノモノマシーンなる物からだ。
魔王は聞きなれない単語に顔を顰めるも、取り敢えず耳を傾ける。
『モノモノマシーン、それは開けてビックリ夢の機械!首輪一つにつき一回チャレンジ可能!
何が出るかはカプセルを開けてみてのお楽しみ!運が良ければ物凄い武器が手に入るかもしれないんだ。これはやってみるしかないよねぇ~?
ま、役に立たないのが入ってる時もあるけど、人生なんてそんなもんだよ』
何が出るかはカプセルを開けてみてのお楽しみ!運が良ければ物凄い武器が手に入るかもしれないんだ。これはやってみるしかないよねぇ~?
ま、役に立たないのが入ってる時もあるけど、人生なんてそんなもんだよ』
モノモノマシーンを見てみると、何かを投入する部分があった。
大きさ的にも、そこへ首輪を入れるのだろう。
大きさ的にも、そこへ首輪を入れるのだろう。
『ん?首輪なんか持ってないだって?はぁ~……、わざわざ説明してやったボクの時間を返してよ。
うぷぷぷぷ、でもまぁボクは優しいからね。首輪を持ってないオマエラへの特別大サービス!
参加者を殺した人は最初の一回だけ首輪無しでもチャレンジ可能!どう?一人でも殺していれば回せるなんてお得だと思わない?
えっ?まだ誰も殺してないだって?そんなダメダメな奴の事までは面倒見切れないよ。
一応言っとくけど、モノモノマシーンを壊して中身を奪おうなんてのはルール違反だからね?破ったらキツ~いオシオキが待ってるよ?
それじゃあレッツチャレンジ~。うぷぷぷぷぷ……』
うぷぷぷぷ、でもまぁボクは優しいからね。首輪を持ってないオマエラへの特別大サービス!
参加者を殺した人は最初の一回だけ首輪無しでもチャレンジ可能!どう?一人でも殺していれば回せるなんてお得だと思わない?
えっ?まだ誰も殺してないだって?そんなダメダメな奴の事までは面倒見切れないよ。
一応言っとくけど、モノモノマシーンを壊して中身を奪おうなんてのはルール違反だからね?破ったらキツ~いオシオキが待ってるよ?
それじゃあレッツチャレンジ~。うぷぷぷぷぷ……』
それ以上説明する事はないのか声は止んだ。
妙に神経を逆撫でする口調だったが、要は首輪と引き換えに道具がランダムで手に入る装置と言う事だろう。
妙に神経を逆撫でする口調だったが、要は首輪と引き換えに道具がランダムで手に入る装置と言う事だろう。
「もしこれを破壊したらどうなる?」
オシオキという言葉でボカしていたが、具体的に何があるのかを尋ねてみる。
問答無用で首輪を爆破されるのだろうか。
だが魔王の質問に答えは返って来ない。意図的に無視しているのかと思いきや、ややあってまたあのダミ声が聞こえた。
問答無用で首輪を爆破されるのだろうか。
だが魔王の質問に答えは返って来ない。意図的に無視しているのかと思いきや、ややあってまたあのダミ声が聞こえた。
『とうとう見つかっちゃったみたいだね~。うぷぷぷぷ』
但し質問への返答ではなく、さっきと同じモノモノマシーンに関する説明。
魔王が聞いたばかりの内容が一文字も変わらずに流れる。
どうやら参加者がモノモノマシーンの近くにいれば、自動で音声が繰り返される仕組みらしい。
参加者の質問に受け答えする機能は無い。
魔王が聞いたばかりの内容が一文字も変わらずに流れる。
どうやら参加者がモノモノマシーンの近くにいれば、自動で音声が繰り返される仕組みらしい。
参加者の質問に受け答えする機能は無い。
モノモノマシーンを破壊した時に何をされるかは不明だが、わざわざ警告してきたのなら余計なリスクを背負う必要は皆無。
とにかく役立つ道具が手に入るかもしれないなら、使わない手はない。
説明通りなら参加者を殺害している自分は、首輪を投入しなくても一度だけ回せる。
物は試しとハンドルらしき部分を操作すれば、掌に収まるサイズのカプセルが取り出し口に落ちて来た。
こんな小さい容器に何が入っているのかと開けてみると、出て来たのは明らかにカプセルより大きい瓶詰の液体。
思わずカプセルと瓶を見比べるも、そう驚く事では無いと冷静になった。
大きさを無視して収納可能な入れ物、参加者に配られたデイパックと同じ仕組みとなっているのだろう。
とにかく役立つ道具が手に入るかもしれないなら、使わない手はない。
説明通りなら参加者を殺害している自分は、首輪を投入しなくても一度だけ回せる。
物は試しとハンドルらしき部分を操作すれば、掌に収まるサイズのカプセルが取り出し口に落ちて来た。
こんな小さい容器に何が入っているのかと開けてみると、出て来たのは明らかにカプセルより大きい瓶詰の液体。
思わずカプセルと瓶を見比べるも、そう驚く事では無いと冷静になった。
大きさを無視して収納可能な入れ物、参加者に配られたデイパックと同じ仕組みとなっているのだろう。
同封していた説明書を読むと、魔王は躊躇せずにコルクを開け中身を口にする。
無味無臭の液体を飲み干した瞬間、失われていた魔力が回復するのを感じた。
完全に元通りとまではいかないものの、戦闘を行うには全く問題ない。
このような道具が手に入るのならば、モノモノマシーンを使う為に首輪も回収すべきか。
今後の方針に一つ付け加え、空き瓶を投げ捨てる。
首輪が手元にない以上ここに留まる理由も無く、ギャンブル場を後にした。
無味無臭の液体を飲み干した瞬間、失われていた魔力が回復するのを感じた。
完全に元通りとまではいかないものの、戦闘を行うには全く問題ない。
このような道具が手に入るのならば、モノモノマシーンを使う為に首輪も回収すべきか。
今後の方針に一つ付け加え、空き瓶を投げ捨てる。
首輪が手元にない以上ここに留まる理由も無く、ギャンブル場を後にした。
島の探索を終え本島へ移動しようとした魔王だったが、新たな問題が発生した。
自分がここへ来る前に戦闘でもあったのか、C-7に架けられた橋が破壊されている。
橋が使えないなら向こう側へ移動する手段は、来た道を引き返すしかないがそれでは大幅に時間を消費する。
と、この問題を解決する物をさっき見つけたと思い出した。
島へ到着した際に発見したボート、アレを使えば遠回りの必要も無い。
自分がここへ来る前に戦闘でもあったのか、C-7に架けられた橋が破壊されている。
橋が使えないなら向こう側へ移動する手段は、来た道を引き返すしかないがそれでは大幅に時間を消費する。
と、この問題を解決する物をさっき見つけたと思い出した。
島へ到着した際に発見したボート、アレを使えば遠回りの必要も無い。
足早に島の南東へ移動し、ボートをデイパックへと仕舞う。
破壊の剣が入っていた事から確信はしていたが、やはり大きさに関係無く収納が可能らしい。
重さも変わらず余計な負担が増えないのは有難い。
再び橋があったであろう地点まで来るとボートを取り出し、マニュアルとにらめっこしながら何とか動かす。
少々苦戦しつつも一度動き出せばあっという間に砂浜へ到着した。
移動を終えるとボートはデイパックへと仕舞う。
限られた場所のみとはいえ、他の参加者の為に移動手段を残しておく必要も無いだろう。
破壊の剣が入っていた事から確信はしていたが、やはり大きさに関係無く収納が可能らしい。
重さも変わらず余計な負担が増えないのは有難い。
再び橋があったであろう地点まで来るとボートを取り出し、マニュアルとにらめっこしながら何とか動かす。
少々苦戦しつつも一度動き出せばあっという間に砂浜へ到着した。
移動を終えるとボートはデイパックへと仕舞う。
限られた場所のみとはいえ、他の参加者の為に移動手段を残しておく必要も無いだろう。
それにしてもと内心で独り言ちる。
海上の移動手段に魔力の回復を可能とする道具。
苦も無く立て続けにそれらが手に入るなど、少々都合が良過ぎる気がしないでもない。
海上の移動手段に魔力の回復を可能とする道具。
苦も無く立て続けにそれらが手に入るなど、少々都合が良過ぎる気がしないでもない。
(それとも…運が良いと言い換えるべきか?)
テュケーのチャームと名付けられたアクセサリーを眺め、そんなどうでも良い事をふと思った。
それも僅かな間のこと。
思考を切り替えここからどう動くか頭を働かせる。
書き置きを残した連中を仕留めるべく病院を目指すか。その者達以外にも、治療手段確保の為に病院へ向かう参加者は少なくないだろう。
しかし参加者が多く立ち寄りそうな場所は他にもある。
一番近いのはここから南西にある街だ。
地図には三つもの施設が記されており、それらと縁のあるものに釣られてやって来る者がいるかもしれない。
思考を切り替えここからどう動くか頭を働かせる。
書き置きを残した連中を仕留めるべく病院を目指すか。その者達以外にも、治療手段確保の為に病院へ向かう参加者は少なくないだろう。
しかし参加者が多く立ち寄りそうな場所は他にもある。
一番近いのはここから南西にある街だ。
地図には三つもの施設が記されており、それらと縁のあるものに釣られてやって来る者がいるかもしれない。
参加者を狩る準備はとっくに完了している。
優勝するという意思は微塵も揺らいではいない。
決意を打ち砕き、願いを踏み躙り、与えるのは逃れられない絶対の死。
魔王の脅威は、すぐそこまで近付いていた。
優勝するという意思は微塵も揺らいではいない。
決意を打ち砕き、願いを踏み躙り、与えるのは逃れられない絶対の死。
魔王の脅威は、すぐそこまで近付いていた。
【C-7 砂浜/昼】
【魔王@クロノ・トリガー】
[身体]:ピサロ@ドラゴンクエストIV
[状態]:魔力消費(小)
[装備]:破壊の剣@ドラゴンクエストシリーズ、テュケーのチャーム@ペルソナ5
[道具]:基本支給品、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル、電動ボート@ジョジョの奇妙な冒険、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:優勝し、姉を取り戻す
1:どこへ向かうか。
2:強面の男(承太郎)は次に会えば殺す。
3:剣を渡した相手(ホイミン)と半裸の巨漢(志々雄)も、後で殺す。
4:ギニューという者は精神を入れ替える術を持っている可能性が高いため警戒する。
5:悲鳴嶼行冥や他に似たような気質(殺しても止まらない)を持ちそうな者達と戦う際は、例え致命傷を与えても油断するべきではないだろう。
6:モノモノマシーンを使う為に、可能な限り首輪も手に入れる。
7:魔王城があるかもしれない。(現状の探す優先度は低い)
[備考]
※参戦時期は魔王城での、クロノたちとの戦いの直後。
※ピサロの体は、進化の秘法を使う前の姿(派生作品でいう「魔剣士ピサロ」)。です
※回復呪文は通常よりも消費される魔力が多くなっています。
※ギニューと鳥束の精神が入れ替わった可能性を考えています。
[身体]:ピサロ@ドラゴンクエストIV
[状態]:魔力消費(小)
[装備]:破壊の剣@ドラゴンクエストシリーズ、テュケーのチャーム@ペルソナ5
[道具]:基本支給品、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル、電動ボート@ジョジョの奇妙な冒険、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:優勝し、姉を取り戻す
1:どこへ向かうか。
2:強面の男(承太郎)は次に会えば殺す。
3:剣を渡した相手(ホイミン)と半裸の巨漢(志々雄)も、後で殺す。
4:ギニューという者は精神を入れ替える術を持っている可能性が高いため警戒する。
5:悲鳴嶼行冥や他に似たような気質(殺しても止まらない)を持ちそうな者達と戦う際は、例え致命傷を与えても油断するべきではないだろう。
6:モノモノマシーンを使う為に、可能な限り首輪も手に入れる。
7:魔王城があるかもしれない。(現状の探す優先度は低い)
[備考]
※参戦時期は魔王城での、クロノたちとの戦いの直後。
※ピサロの体は、進化の秘法を使う前の姿(派生作品でいう「魔剣士ピサロ」)。です
※回復呪文は通常よりも消費される魔力が多くなっています。
※ギニューと鳥束の精神が入れ替わった可能性を考えています。
※C-8にあったカイジの書き置きと中須かすみセット@現実&ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の仕掛けは破壊されました。
【電動ボート@ジョジョの奇妙な冒険】
ブチャラティチームが移動に使っていたボート。
ローマへ到着した際にチョコラータのカビから逃れつつ上陸する為に、ミスタによって爆破された。
ブチャラティチームが移動に使っていたボート。
ローマへ到着した際にチョコラータのカビから逃れつつ上陸する為に、ミスタによって爆破された。
【ハイエーテル@クロノ・トリガー】
味方一人のMPを60回復する消費アイテム。
各地の宝箱から入手できる他、原始のショップにて購入可能。
モノモノマシーンで魔王が入手。
味方一人のMPを60回復する消費アイテム。
各地の宝箱から入手できる他、原始のショップにて購入可能。
モノモノマシーンで魔王が入手。
[モノモノマシーン@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生について]
※首輪一個につき一回ずつ回せます。
※参加者を一人でも殺害した者ならば、一度だけ首輪を投入しなくても回せます。
あくまで最初の一回のみであり、殺した人数分回せるのではありません。
※何が手に入るかはランダム。参戦作品出典・現実出典どちらでも可。
カプセルはデイパックと構造が同じなので、大きさに関係無くアイテムが入っています。
※マシーン本体を破壊しアイテムを奪おうとした者には、何らかの厳重な処罰が下されます。
※ギャンブル場以外の場所にもモノモノマシーンが設置されているかは、後続の書き手に任せます。
※首輪一個につき一回ずつ回せます。
※参加者を一人でも殺害した者ならば、一度だけ首輪を投入しなくても回せます。
あくまで最初の一回のみであり、殺した人数分回せるのではありません。
※何が手に入るかはランダム。参戦作品出典・現実出典どちらでも可。
カプセルはデイパックと構造が同じなので、大きさに関係無くアイテムが入っています。
※マシーン本体を破壊しアイテムを奪おうとした者には、何らかの厳重な処罰が下されます。
※ギャンブル場以外の場所にもモノモノマシーンが設置されているかは、後続の書き手に任せます。
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