時間をしばらく遡る。
それはギニューが山中での戦いの後、B-2の洞窟にたどり着いた後のことであった。
ギニューは、自分が連れていたボンドルドの祈手に洞窟の外の見張りをするよう頼んだ。
そして先ほどの戦いで入手したデイパックの中にあるものをある程度まで確認した後、1台のスマートフォンを見つけてこれを取り出した。
ギニューは今から、これでハワード・クリフォードとのメールでの密談を試みる。
このことはおそらく、ボンドルドを含め他の主催陣営の者達には秘密になることだ。
前に皿の下の方に残されていたメッセージにも、他の者には誰にも見られないようにとあった。
これから行われることを、ボンドルドの祈手に見せる訳にはいかない。
そうしなければ、ボンドルドに自分達の企みがバレてしまうかもしれないから。
祈手とボンドルドもどこで繋がっているのかも分からない、おそらくはまだバレていないであろう間に用心しておくにこしたことはない。
だからボンドルドの祈手には誰か来ない限りは自分が良いと言うまでこちら側は見ないようにとも言っておいた。
もっとも、今のギニューの視点ではハワードも本当に信用できるかどうかは怪しいところもあったが。
それはギニューが山中での戦いの後、B-2の洞窟にたどり着いた後のことであった。
ギニューは、自分が連れていたボンドルドの祈手に洞窟の外の見張りをするよう頼んだ。
そして先ほどの戦いで入手したデイパックの中にあるものをある程度まで確認した後、1台のスマートフォンを見つけてこれを取り出した。
ギニューは今から、これでハワード・クリフォードとのメールでの密談を試みる。
このことはおそらく、ボンドルドを含め他の主催陣営の者達には秘密になることだ。
前に皿の下の方に残されていたメッセージにも、他の者には誰にも見られないようにとあった。
これから行われることを、ボンドルドの祈手に見せる訳にはいかない。
そうしなければ、ボンドルドに自分達の企みがバレてしまうかもしれないから。
祈手とボンドルドもどこで繋がっているのかも分からない、おそらくはまだバレていないであろう間に用心しておくにこしたことはない。
だからボンドルドの祈手には誰か来ない限りは自分が良いと言うまでこちら側は見ないようにとも言っておいた。
もっとも、今のギニューの視点ではハワードも本当に信用できるかどうかは怪しいところもあったが。
◇
ともかくとして、ギニューは洞窟内でスマートフォンを起動した。
付いたスマホの画面には、SNSアプリアイコンが1つだけ表示されていた。
ギニューはアイコンをタッチしてアプリを開き、その中身を確認する。
付いたスマホの画面には、SNSアプリアイコンが1つだけ表示されていた。
ギニューはアイコンをタッチしてアプリを開き、その中身を確認する。
映し出された画面には、これまでこのアプリを使った者達の対話の記録が残っていた。
その直近の内容は、どうも自分が近付いてくるといった感じの内容であった。
それを見たところ、どうやらこのスマホをエボルトに渡した奴…ナビと名乗る何者かは、特定の誰かを守りたいという極めて個人的な事情で動いていたらしい。
画面の左側寄りに表示されているナビのメッセージには、それぞれ同じアイコンが横の方に表示されている。
誰が送ったメッセージなのかを分かりやすくするためのものだろう。
しかしスマホは今はその誰かに近しい者ではなく、また別の主催と繋がろうとしているギニューの手に渡った。
果たしてギニューがこれを手にしたことで、このスマホを最初にこちら側の舞台に送り込んだ者がここで何か反応を示すのか、それとももう出てこなくなりギニューにこれを奪わせた者が出てくるのか。
ギニューは自分から何か書き込むことはせず、メッセージが来るのを待ってみた。
その直近の内容は、どうも自分が近付いてくるといった感じの内容であった。
それを見たところ、どうやらこのスマホをエボルトに渡した奴…ナビと名乗る何者かは、特定の誰かを守りたいという極めて個人的な事情で動いていたらしい。
画面の左側寄りに表示されているナビのメッセージには、それぞれ同じアイコンが横の方に表示されている。
誰が送ったメッセージなのかを分かりやすくするためのものだろう。
しかしスマホは今はその誰かに近しい者ではなく、また別の主催と繋がろうとしているギニューの手に渡った。
果たしてギニューがこれを手にしたことで、このスマホを最初にこちら側の舞台に送り込んだ者がここで何か反応を示すのか、それとももう出てこなくなりギニューにこれを奪わせた者が出てくるのか。
ギニューは自分から何か書き込むことはせず、メッセージが来るのを待ってみた。
『こんばんはギニュー。まずはご苦労様と言っておこう』
やがて、そんなメッセージが表示された。
そのメッセージは、ナビのものとは別のアイコンと共に表示された。
ギニューがこの文章を見た直後、また新たなメッセージが表示される。
そのメッセージは、ナビのものとは別のアイコンと共に表示された。
ギニューがこの文章を見た直後、また新たなメッセージが表示される。
『私はハワード・クリフォード。前の網走監獄の時は色々とすまなかったな』
そのメッセージは、前に皿の中に文章を残した"H"が確かにハワード・クリフォードであったことを示していた。
『全くだ。首輪の爆弾で脅しやがって。それに、こいつを手に入れるのにもかなり苦労したぞ』
ギニューもまたそんな皮肉交じりな返信を書く。
今はこうしてスマホ越しの密談にも応じているが、ハワードに対する不満感自体はまだ消えていなかった。
今はこうしてスマホ越しの密談にも応じているが、ハワードに対する不満感自体はまだ消えていなかった。
『あの時は私自身も何か余計なことを言わないかと見張られていたからな』
『話す内容の指示の書かれたカンペも見せられていたからな』
『話す内容の指示の書かれたカンペも見せられていたからな』
ハワードはそんな言い訳じみた返事を返してくる。
それで不満感が完全に消える訳でも無いが、これをいつまでも気にし続けても話は進まないだろう。
ここはさっさと本題に入るべきだ。
それで不満感が完全に消える訳でも無いが、これをいつまでも気にし続けても話は進まないだろう。
ここはさっさと本題に入るべきだ。
『何故俺にこの端末を奪うようにメッセージを残した?』
『貴様は俺に何をさせようとしている』
『言っておくが、何もかも思い通りに出来ると思うなよ。俺はあくまでもフリーザ様のために動くからな』
『貴様は俺に何をさせようとしている』
『言っておくが、何もかも思い通りに出来ると思うなよ。俺はあくまでもフリーザ様のために動くからな』
ギニューはそうあくまでまだ信用していないことを強調する。
『そうだな…ならばまずは、最初にしてもらいたいことを伝えようか』
『君が前にも戦った仮面ライダーディケイド…今はその精神となっているJUDOとボディ・チェンジを行い、門矢士の肉体とディケイドの力を手に入れろ』
『実はその肉体こそが、この殺し合いの本当の目的に繋がっているのだ』
『実はその肉体こそが、この殺し合いの本当の目的に繋がっているのだ』
アプリ上でハワードは語り出した。
――その話は、以前主催陣営本部内で斉木空助とポルナレフが佐倉双葉に語ったものとは異なっていた。
しかし今はまだしばらく、そのことは一旦気にせずに話を読み進めてもらいたい。
――その話は、以前主催陣営本部内で斉木空助とポルナレフが佐倉双葉に語ったものとは異なっていた。
しかし今はまだしばらく、そのことは一旦気にせずに話を読み進めてもらいたい。
何だったら読み飛ばしていただいても構いません。
◆
『まさか、そんな話を信じろと言うのか!?』
『その通りだ。この殺し合いの黒幕である亀…「テラパゴス」の企みを出し抜くには、君の協力が必要だ』
『その通りだ。この殺し合いの黒幕である亀…「テラパゴス」の企みを出し抜くには、君の協力が必要だ』
テラパゴス、それがこの場でギニューが黒幕のものとして伝えられた名前であった。
ハワードがいたポケモンと呼ばれる生物が存在する世界において、「伝説のポケモン」と称される程の特別な力を持った亀、それがテラパゴスだと説明された。
ハワードがいたポケモンと呼ばれる生物が存在する世界において、「伝説のポケモン」と称される程の特別な力を持った亀、それがテラパゴスだと説明された。
『そのテラパゴスが宿るカメラ…「ディケイドライバー」を手に入れ、その力を私たちの思うように使おうではないか』
そして以前の放送でも伝えられたカメラ、それが前にギニューも何度か見たことのあるディケイドライバーがそうであると伝えられた。
『だがしかし、全く信じられないぞ!まさかアレが黒幕だったなどと、突拍子も無さすぎないか!?』
ディケイドライバー…それは、ギニューが風都タワーの戦いでうっかり壊してしまったものだが、JUDOと再会した時には何故か直っていた変身ベルトだ。
理屈としては、あのベルトの中央にある透明のカバーが実はカメラのレンズに相当する部分だということらしい。
ベルトの仕組みとしても、中に入れたカードに描かれた仮面ライダーの図を撮影し、それを自分の体を写真用紙に見立てて写し撮る形で変身したり姿を全く別のライダーに変えたりしていると言われた。
正直、理屈としては無理がないかみたいなところもあると感じる。
理屈としては、あのベルトの中央にある透明のカバーが実はカメラのレンズに相当する部分だということらしい。
ベルトの仕組みとしても、中に入れたカードに描かれた仮面ライダーの図を撮影し、それを自分の体を写真用紙に見立てて写し撮る形で変身したり姿を全く別のライダーに変えたりしていると言われた。
正直、理屈としては無理がないかみたいなところもあると感じる。
ただもし本当のことなら、これが意味することはつまり、黒幕はずっと支給品としてこの殺し合いの表舞台に出ていたということだ。
殺し合いの黒幕としては、あまりにも危険で迂闊な行動とも感じられる。
殺し合いの黒幕としては、あまりにも危険で迂闊な行動とも感じられる。
『だがあのカメラ…ベルトは、君が以前破壊したにも関わらず何故か直っていただろう?その理由こそ、アレが殺し合いの黒幕だからだ。奴自身の力で、修復したということだ』
『奴は不死身だ。だからこの殺し合いの舞台に自らの身を置くことが出来ているのだ』
『奴は不死身だ。だからこの殺し合いの舞台に自らの身を置くことが出来ているのだ』
その点についてはギニューも疑問に感じていた。
あんな風に刀で突き刺して壊してしまったのに、まるで何事もなかったかのように元に戻っていた。
それがベルト自体持つ自己修復機能によるものなら、一応そうだったのかと少しは納得できる。
自己修復が出来るのであれば、殺し合いの表舞台に立つなどという迂闊なこともある程度は問題解決していることになるのだろうか。
あんな風に刀で突き刺して壊してしまったのに、まるで何事もなかったかのように元に戻っていた。
それがベルト自体持つ自己修復機能によるものなら、一応そうだったのかと少しは納得できる。
自己修復が出来るのであれば、殺し合いの表舞台に立つなどという迂闊なこともある程度は問題解決していることになるのだろうか。
『けれども、本当にお前の言う通りにすればそいつの力を思うがままに扱えるようになるのか?そもそも、世界を破壊して作り替える力がそいつらにあることもまだ信じ切れないのだが』
ギニューがここで伝えられたこの殺し合いが開催されるまでの経緯は、以下のようなものであった。
まず最初にきっかけを作ってしまったのは、大ショッカーと名乗るあらゆる時空を超える技術を持つ組織だとのことだ。
ディケイドライバーも、元はその組織で作られたものらしい。
その大ショッカーが、ある時ハワードの住んでいた「ポケモンの世界」に現れ、テラパゴスを発見・捕獲することに成功した。
テラパゴスを使い、大ショッカーは実験を行おうとした。
テラパゴスの力を、ディケイドライバーに移そうとしたとのことだ。
しかし、そこで事故が起きた。
力を移そうとしたら、人格も一緒に移ってしまったらしい。
ディケイドライバーは元々大ショッカー首領の門矢士専用アイテムだった。
その変身ベルトの意識となったテラパゴスが、自身を装着した門矢士の意識をも乗っ取り、大ショッカーも乗っ取ってしまったということだ。
更に言うと、ベルトの人格となった時点で、テラパゴスの精神は大きく変質してしまったらしい。
まず最初にきっかけを作ってしまったのは、大ショッカーと名乗るあらゆる時空を超える技術を持つ組織だとのことだ。
ディケイドライバーも、元はその組織で作られたものらしい。
その大ショッカーが、ある時ハワードの住んでいた「ポケモンの世界」に現れ、テラパゴスを発見・捕獲することに成功した。
テラパゴスを使い、大ショッカーは実験を行おうとした。
テラパゴスの力を、ディケイドライバーに移そうとしたとのことだ。
しかし、そこで事故が起きた。
力を移そうとしたら、人格も一緒に移ってしまったらしい。
ディケイドライバーは元々大ショッカー首領の門矢士専用アイテムだった。
その変身ベルトの意識となったテラパゴスが、自身を装着した門矢士の意識をも乗っ取り、大ショッカーも乗っ取ってしまったということだ。
更に言うと、ベルトの人格となった時点で、テラパゴスの精神は大きく変質してしまったらしい。
そんなテラパゴスが何故殺し合いの黒幕になったかと言うと、殺し合いの計画自体は元々は大ショッカーが立てていたものだったかららしい。
テラパゴスがディケイドライバーになったきっかけとなった実験も、殺し合いに向けたディケイドライバーの強化実験の一環だったとのことだ。
そしてディケイドライバーに意識が移ったことで変質したテラパゴスは、より強くなることを望むようになっていた。
その強くなるための方法として、テラパゴスは大ショッカーの殺し合い計画を利用しようとした。
テラパゴスがディケイドライバーになったきっかけとなった実験も、殺し合いに向けたディケイドライバーの強化実験の一環だったとのことだ。
そしてディケイドライバーに意識が移ったことで変質したテラパゴスは、より強くなることを望むようになっていた。
その強くなるための方法として、テラパゴスは大ショッカーの殺し合い計画を利用しようとした。
殺し合い計画が立てられるきっかけとなったのは、とある1つのアイテムの存在だった。
それは、マーメイドアクアポッドというアイテムらしい。
そのアイテムは元々カメラとして使えたこともあり、ディケイドライバーとは相性が良かったらしい。
ただそのアイテムは、別に人の精神を入れ替える機能があった訳ではなかった。
本来のそのアイテムは、やる気から生じる「やる気パワー」と呼ばれるエネルギーを、それを奪う怪物から奪い返すためのものである。
しかしそのやる気パワーとやらは、どうも精神と深い繋がりがあるようで、アイテムの中でそのエネルギーが何らかの要因でごちゃ混ぜになると、結果的に精神の入れ替え現象が起きてしまうようだった。
大ショッカーはこのアイテムの副作用に目を付けた。
このやる気パワーを利用する方法で精神入れ替えを行い、その結果どんな変化が起きるかを観察しようとした。
やる気パワーは集めるて特殊な器に注ぎ込めば、不老不死になれるという記録もある。
そのため、そのエネルギーの利用方法について様々な観点から研究を行おうと思い、その1つとして精神入れ替えがあった。
それは、マーメイドアクアポッドというアイテムらしい。
そのアイテムは元々カメラとして使えたこともあり、ディケイドライバーとは相性が良かったらしい。
ただそのアイテムは、別に人の精神を入れ替える機能があった訳ではなかった。
本来のそのアイテムは、やる気から生じる「やる気パワー」と呼ばれるエネルギーを、それを奪う怪物から奪い返すためのものである。
しかしそのやる気パワーとやらは、どうも精神と深い繋がりがあるようで、アイテムの中でそのエネルギーが何らかの要因でごちゃ混ぜになると、結果的に精神の入れ替え現象が起きてしまうようだった。
大ショッカーはこのアイテムの副作用に目を付けた。
このやる気パワーを利用する方法で精神入れ替えを行い、その結果どんな変化が起きるかを観察しようとした。
やる気パワーは集めるて特殊な器に注ぎ込めば、不老不死になれるという記録もある。
そのため、そのエネルギーの利用方法について様々な観点から研究を行おうと思い、その1つとして精神入れ替えがあった。
調査を進めていく内に、もう1つ似たような別種のエネルギーも発見された。
そのエネルギーは殺意から生まれ、「殺(や)る気パワー」と名付けられた。
このエネルギーもまた、やる気パワーと似たような利用が可能かもしれないとされた。
そのため、これらのエネルギーを利用するためのより大規模な実験の1つとして、殺し合いが企画された。
様々な世界の者達の精神を入れ替えた状態で殺し合いを強制してみて、結果やる気パワーや殺る気パワーがどんな変化をするのかの観察を行おうとした。
他人の身体で動くことによる殺し合いを通じれば、やる気と殺る気、どちらのパワーによるエネルギーでもより高くなるだろうと予想されていた。
主催陣営の者達も精神入れ替えを行ったのは、実験であることと、特定の参加者のやる気・殺る気に影響を与えるための煽り以上の意味合いは無いようだ。
そのため、ハワードも全てが終わればフリーザの肉体を無事に元の持ち主に返してやると言っている。
フリーザの精神も、別の場所で安全な状態にあるらしい。
ともかく、殺し合いで発生したそれらのエネルギーについては、上記のマーメイドアクアポッドの機能を解析・応用した機能を首輪に付けて、参加者が死亡する直前に回収できるようにしたとのことだ。
そのエネルギーは殺意から生まれ、「殺(や)る気パワー」と名付けられた。
このエネルギーもまた、やる気パワーと似たような利用が可能かもしれないとされた。
そのため、これらのエネルギーを利用するためのより大規模な実験の1つとして、殺し合いが企画された。
様々な世界の者達の精神を入れ替えた状態で殺し合いを強制してみて、結果やる気パワーや殺る気パワーがどんな変化をするのかの観察を行おうとした。
他人の身体で動くことによる殺し合いを通じれば、やる気と殺る気、どちらのパワーによるエネルギーでもより高くなるだろうと予想されていた。
主催陣営の者達も精神入れ替えを行ったのは、実験であることと、特定の参加者のやる気・殺る気に影響を与えるための煽り以上の意味合いは無いようだ。
そのため、ハワードも全てが終わればフリーザの肉体を無事に元の持ち主に返してやると言っている。
フリーザの精神も、別の場所で安全な状態にあるらしい。
ともかく、殺し合いで発生したそれらのエネルギーについては、上記のマーメイドアクアポッドの機能を解析・応用した機能を首輪に付けて、参加者が死亡する直前に回収できるようにしたとのことだ。
ここまで計画を立てたところで、大ショッカーはテラパゴスに乗っ取られた。
そして計画のことを知ったテラパゴスは、これを自分のために利用しようとした。
しかもただ利用するだけでなく、自分自身も支給品として参加することで直接やる気パワー・殺る気パワーを集めようとした。
実は前にも述べた強化実験において、ディケイドライバーにもそれらのエネルギーを回収する機能が付けられていた。
そこでテラパゴス自身も、殺し合いの中でエネルギーの回収を行おうとした。
そのために参加者の中に自分の使用者となる門矢士の肉体を紛れ込ませ、他の参加者と条件を合わせるためにその精神に別の者を入れた。
またこれは、門矢士=仮面ライダーディケイドは、世界の破壊者と呼ばれる存在でもあり、世界を破壊と同時に新たな創造を生み出す力も秘めているらしく、その力の変質・強化・発展させることも狙ってのことだった。
その世界の破壊がまだ起きていないのは、テラパゴスがベルトの中から操作して使わせないようにしているかららしい。
そして計画のことを知ったテラパゴスは、これを自分のために利用しようとした。
しかもただ利用するだけでなく、自分自身も支給品として参加することで直接やる気パワー・殺る気パワーを集めようとした。
実は前にも述べた強化実験において、ディケイドライバーにもそれらのエネルギーを回収する機能が付けられていた。
そこでテラパゴス自身も、殺し合いの中でエネルギーの回収を行おうとした。
そのために参加者の中に自分の使用者となる門矢士の肉体を紛れ込ませ、他の参加者と条件を合わせるためにその精神に別の者を入れた。
またこれは、門矢士=仮面ライダーディケイドは、世界の破壊者と呼ばれる存在でもあり、世界を破壊と同時に新たな創造を生み出す力も秘めているらしく、その力の変質・強化・発展させることも狙ってのことだった。
その世界の破壊がまだ起きていないのは、テラパゴスがベルトの中から操作して使わせないようにしているかららしい。
そして結果としては、実験の目論見は成功だったらしい。
以前ギニューが再会した時に相手が変身した姿の顔つきがいかつく変わっていて、より強くなっていたのは、やるき・殺る気パワー良い感じに集めて利用することができたからだと言う。
なお、現在黒幕…ディケイドライバーを装着している参加者は、そこまでのことは分かっていないらしい。
自分自身の力だと認識しているとのころだ。
以前ギニューが再会した時に相手が変身した姿の顔つきがいかつく変わっていて、より強くなっていたのは、やるき・殺る気パワー良い感じに集めて利用することができたからだと言う。
なお、現在黒幕…ディケイドライバーを装着している参加者は、そこまでのことは分かっていないらしい。
自分自身の力だと認識しているとのころだ。
『そしてそいつ…JUDOはこれから、桐生戦兎達が向かった網走監獄の方にこの後追撃しに行くだろう』
『君も確認しただろうが、彼はディケイドライバーの上位互換版のベルト、ネオディケイドライバーを持っている』
『テラパゴス=ディケイドライバーはJUDOを操り、ネオディケイドライバーと融合するつもりだ』
『このため網走監獄で戦闘が起こるだろうから、それが終わって疲弊したところを狙え』
『君も確認しただろうが、彼はディケイドライバーの上位互換版のベルト、ネオディケイドライバーを持っている』
『テラパゴス=ディケイドライバーはJUDOを操り、ネオディケイドライバーと融合するつもりだ』
『このため網走監獄で戦闘が起こるだろうから、それが終わって疲弊したところを狙え』
◇
ハワードが言うには、ネオディケイドライバーの方にもやる気パワー回収機能は付けられているらしい。
テラパゴス=ディケイドライバーを持っている方は殺し合いに乗っているが、ネオディケイドライバーを渡されている桐生戦兎は殺し合いに乗るような人物ではない。
だが、殺し合いを止めるために力を尽くす正義感の高い人物である。
そのため、JUDOとはまた別種のやる気パワーを集めて強化し、後で回収するためにネオディケイドライバーを持たせたとのことだ。
大ショッカー内での強化実験が、通常とネオで分けて行われていたため、このようなことができたとのことだ。
テラパゴス=ディケイドライバーを持っている方は殺し合いに乗っているが、ネオディケイドライバーを渡されている桐生戦兎は殺し合いに乗るような人物ではない。
だが、殺し合いを止めるために力を尽くす正義感の高い人物である。
そのため、JUDOとはまた別種のやる気パワーを集めて強化し、後で回収するためにネオディケイドライバーを持たせたとのことだ。
大ショッカー内での強化実験が、通常とネオで分けて行われていたため、このようなことができたとのことだ。
『正直、お前の話は全然理解できないし、信じて良いのかも分からない』
『だがとにかく、奴の肉体を奪えということで良いのか?孫悟空の方よりも優先して?』
『だがとにかく、奴の肉体を奪えということで良いのか?孫悟空の方よりも優先して?』
『確かにシンプルな力ならサイヤ人の孫悟空の方が上回る可能性はあるが、それを手に入れるのは別に殺し合いが終わった後でも良いだろう』
『とにかく今は、ディケイドの力を手に入れることに専念した方が良い』
『どんな過程を踏もうとも、おそらくは向こうの戦いの結果は、桐生戦兎率いる集団は全滅するか、運が良ければ生存者達が逃亡し、JUDO一人だけが網走監獄に取り残されることになるだろう』
『JUDOは今も孫悟空の肉体の参加者をアイテム内に捕らえている状態だ、むしろ先にJUDOから肉体を奪えれば自動的にそいつもついてくる』
『前に言った桐生戦兎を狙えといった指令のことは、忘れてもいい』
『と言うよりは、そのことについてだが、次はお前にどう動いてもらうかはまだ決まっていないのだ』
『だから、動くのなら今の内が最良だとも考えられる』
『とにかく今は、ディケイドの力を手に入れることに専念した方が良い』
『どんな過程を踏もうとも、おそらくは向こうの戦いの結果は、桐生戦兎率いる集団は全滅するか、運が良ければ生存者達が逃亡し、JUDO一人だけが網走監獄に取り残されることになるだろう』
『JUDOは今も孫悟空の肉体の参加者をアイテム内に捕らえている状態だ、むしろ先にJUDOから肉体を奪えれば自動的にそいつもついてくる』
『前に言った桐生戦兎を狙えといった指令のことは、忘れてもいい』
『と言うよりは、そのことについてだが、次はお前にどう動いてもらうかはまだ決まっていないのだ』
『だから、動くのなら今の内が最良だとも考えられる』
『だが、いくら疲弊しているかと言って、それだけで勝てるものだろうか?』
ハワードの話はギニューにとっても初めて聞く単語が多く、はっきり言ってちんぷんかんぷんだ。
だけれども、今はJUDOが持つディケイドとやらの力がこれまでの想像以上に凄まじいものらしいことは分かって来た。
力の源となっているらしい支給品のベルトが実は黒幕自身だったと聞くと、この殺し合いはそもそもとんでもない出来レースだったことになり、その点への怒りも感じてくる。
出し抜くことが出来るのならばそうしたいとは思う。
本当に世界を破壊し作り替える力があるのなら、孫悟空の肉体よりも優先して確保するべきかもしれない。
そもそも、孫悟空の肉体がJUDOに囚われているらしいことからも、先にそれを囚えているJUDOから肉体を奪えれば、孫悟空の肉体を何時でも奪える状態になれるということも確かだ。
だけれども、今はJUDOが持つディケイドとやらの力がこれまでの想像以上に凄まじいものらしいことは分かって来た。
力の源となっているらしい支給品のベルトが実は黒幕自身だったと聞くと、この殺し合いはそもそもとんでもない出来レースだったことになり、その点への怒りも感じてくる。
出し抜くことが出来るのならばそうしたいとは思う。
本当に世界を破壊し作り替える力があるのなら、孫悟空の肉体よりも優先して確保するべきかもしれない。
そもそも、孫悟空の肉体がJUDOに囚われているらしいことからも、先にそれを囚えているJUDOから肉体を奪えれば、孫悟空の肉体を何時でも奪える状態になれるということも確かだ。
しかしやはり、そう上手くいくものなのかという疑問も浮かんでしまう。
本当にベルトが黒幕で装着者を操る力があるなら、それを装着している肉体が疲弊しているからと言ってそれに関わらず凄まじい力を発揮してくるんじゃないか、みたいな考えが浮かぶ。
それが無く、もし風都タワーの時のように自分が相手を追い詰めたとしても、本当に向こうが危なくなったら首輪を爆破されるんじゃないかみたいな考えも浮かぶ。
その前の風都タワーでの戦いの時は、こっちから離れたためにそういったことはなかったのだろうと考えられる。
もし肉体を奪えたとしても、自分が操られたら元も子もない。
ディケイドライバーとのボディ・チェンジはおそらく出来ない、相手に顔が無いのだから。
何にせよ、ハワードの話が本当なのだとしたら、それこそ言う通りに相手の身体を奪いに行くの簡単なことではないと感じていた。
本当にベルトが黒幕で装着者を操る力があるなら、それを装着している肉体が疲弊しているからと言ってそれに関わらず凄まじい力を発揮してくるんじゃないか、みたいな考えが浮かぶ。
それが無く、もし風都タワーの時のように自分が相手を追い詰めたとしても、本当に向こうが危なくなったら首輪を爆破されるんじゃないかみたいな考えも浮かぶ。
その前の風都タワーでの戦いの時は、こっちから離れたためにそういったことはなかったのだろうと考えられる。
もし肉体を奪えたとしても、自分が操られたら元も子もない。
ディケイドライバーとのボディ・チェンジはおそらく出来ない、相手に顔が無いのだから。
何にせよ、ハワードの話が本当なのだとしたら、それこそ言う通りに相手の身体を奪いに行くの簡単なことではないと感じていた。
『それならば、私に良い考えがある』
悩めるギニューに対しハワードが提案してきた。
『今は外で見張りをやらせているあの祈手…奴を最大限にまで利用しつくしてやろう』
◆
ここで出てきた提案…それは、祈手をビルド・ニンニンコミックフォームに変身させた後、分身を作らせ、それを前にギニューが変身してみせたアークワンにして、本物のギニューの存在を一時的に隠す囮作戦であった。
祈手が持たされたアイテムは本人しか使えないよう細工がされてあるが、本来参加者用のアイテムを使う分にはそういった制限は無く使用させることは可能のため、このような作戦も立てることができた。
祈手が持たされたアイテムは本人しか使えないよう細工がされてあるが、本来参加者用のアイテムを使う分にはそういった制限は無く使用させることは可能のため、このような作戦も立てることができた。
ニンニンコミックの分身には実体がある。
だが、その体に存在する機能の全てが本体と同じではない…というよりは、そうであるかどうかは不明と言えた。
ここでは、ニンニンコミックの分身の仕組みは、4コマ忍法刀の先端にあるリアライズペンエッジというペン型装置のに備わっている絵を実体化させる機能の応用だと解釈する。
この機能で絵から実体化された物体は、描き手のイメージ通りの能力や効果を持つ。
逆に考えれば、描き手のイメージさえあれば、不必要な能力を付与しない・外すことも出来るのではないだろうか。
そしてこれを更に応用できれば、ニンニンコミックの分身からベルトを外した状態で実体化させることも可能なのではないだろうか。
だが、その体に存在する機能の全てが本体と同じではない…というよりは、そうであるかどうかは不明と言えた。
ここでは、ニンニンコミックの分身の仕組みは、4コマ忍法刀の先端にあるリアライズペンエッジというペン型装置のに備わっている絵を実体化させる機能の応用だと解釈する。
この機能で絵から実体化された物体は、描き手のイメージ通りの能力や効果を持つ。
逆に考えれば、描き手のイメージさえあれば、不必要な能力を付与しない・外すことも出来るのではないだろうか。
そしてこれを更に応用できれば、ニンニンコミックの分身からベルトを外した状態で実体化させることも可能なのではないだろうか。
これを確かめるために一旦、祈手を呼び戻して実験してみた。
祈手をビルド・ニンニンコミックフォームにして前述のような分身を作れないかどうかをやらせてみた。
その試みは、成功した。
また、その上に更に別のライダーの変身ベルトを付けて使わせてみるという実験も、上手くやることができた。
もっとも、アークドライバーワンの方は、一度使えば2時間使えなくなるらしいため、ここに来てから新たに存在を確認したゲネシスドライバーの方を使わせることになった。
結果、ニンニンコミックの分身を斬月・真の姿に更に変えることが出来た。
この結果を受けて、アークドライバーワンの方も同じような使い方が可能と結論付けられた。
実験が終わった後は、祈手にはもう一度見張りの方をやるようにと言って遠ざけることとなった。
祈手をビルド・ニンニンコミックフォームにして前述のような分身を作れないかどうかをやらせてみた。
その試みは、成功した。
また、その上に更に別のライダーの変身ベルトを付けて使わせてみるという実験も、上手くやることができた。
もっとも、アークドライバーワンの方は、一度使えば2時間使えなくなるらしいため、ここに来てから新たに存在を確認したゲネシスドライバーの方を使わせることになった。
結果、ニンニンコミックの分身を斬月・真の姿に更に変えることが出来た。
この結果を受けて、アークドライバーワンの方も同じような使い方が可能と結論付けられた。
実験が終わった後は、祈手にはもう一度見張りの方をやるようにと言って遠ざけることとなった。
なお、アークワンの方については、ニンニンコミックの分身に変身させてもそこまで強くならないだろうという懸念事項もあった。
アークワンは変身者の悪意を力に変える機能を備えているのだが、本体に操られるだけの分身体に悪意は存在しない。
おそらく、アークワンとしては最弱の状態になるのだろう。
けれども、今回はそれでも問題はなかった。
今回の目的は相手を倒すことではない、むしろ倒してしまったら困るところだ。
アークワンとしての力が弱まるのは、むしろ都合の良いことだ。
アークワンは変身者の悪意を力に変える機能を備えているのだが、本体に操られるだけの分身体に悪意は存在しない。
おそらく、アークワンとしては最弱の状態になるのだろう。
けれども、今回はそれでも問題はなかった。
今回の目的は相手を倒すことではない、むしろ倒してしまったら困るところだ。
アークワンとしての力が弱まるのは、むしろ都合の良いことだ。
ともかく、ニンニンコミックの分身に対する実験結果を元にして、JUDOに対する襲撃計画はより練られることになった。
まず第一段階として、祈手にギニューが持つアイテムの内必要そうなもの…ベルト2つと武器類、それにモノモノマシーンで使う用の3つの首輪を渡して一人で網走監獄の方に行かせることになった。
今のタイミングで3回もモノモノマシーンを使えれば、祈手が1人でJUDOと戦う上で役立つものが出てくるとのことだった。
どのタイミングで突入させるかは、JUDOが1人になったタイミングを見極めてハワードの方から連絡してくると言ってきた。
まず第一段階として、祈手にギニューが持つアイテムの内必要そうなもの…ベルト2つと武器類、それにモノモノマシーンで使う用の3つの首輪を渡して一人で網走監獄の方に行かせることになった。
今のタイミングで3回もモノモノマシーンを使えれば、祈手が1人でJUDOと戦う上で役立つものが出てくるとのことだった。
どのタイミングで突入させるかは、JUDOが1人になったタイミングを見極めてハワードの方から連絡してくると言ってきた。
ただ、この第一段階においても、大きな問題はあった。
それは、祈手はギニューからあまり遠くへは離れられない・離れようとしないようになっていることだった。
しかしそれは、ある方法を使えば誤魔化せるものかもしれなかった。
それは、祈手はギニューからあまり遠くへは離れられない・離れようとしないようになっていることだった。
しかしそれは、ある方法を使えば誤魔化せるものかもしれなかった。
それは、ギニューが今の肉体であるゲルトルート・バルクホルンのウィッチとしての力と専用装着アイテムのストライカーユニットの力で、空高い場所で待機するという方法であった。
物理的な距離としてはかなり離れた場所だとしても、地図を上から見た時のXY座標上では離れてなければ、重力に任せて落下して行けばすぐに合流出来るほど近い距離として判定してもらえるかもしれないと考えられた。
こじつけな詭弁であるかもしれないが、祈手自身を説得してこの理論を飲み込んでもらうことは出来るものであった。
ボンドルドの方も、これで祈手を連れ戻さないようにハワードの方から説得するという話になった。
物理的な距離としてはかなり離れた場所だとしても、地図を上から見た時のXY座標上では離れてなければ、重力に任せて落下して行けばすぐに合流出来るほど近い距離として判定してもらえるかもしれないと考えられた。
こじつけな詭弁であるかもしれないが、祈手自身を説得してこの理論を飲み込んでもらうことは出来るものであった。
ボンドルドの方も、これで祈手を連れ戻さないようにハワードの方から説得するという話になった。
またギニューが上空で待機するということには、もう1つ利点があった。
それは、空の上から落下しながらボディ・チェンジを成功させることが出来たならば、そのまま相手を地面に叩きつけて落下死させることに繋がるということだ。
そしてこれこそが、この作戦の要の第二段階でもあったのだ。
それは、空の上から落下しながらボディ・チェンジを成功させることが出来たならば、そのまま相手を地面に叩きつけて落下死させることに繋がるということだ。
そしてこれこそが、この作戦の要の第二段階でもあったのだ。
タイミングが合わず失敗したら死ぬのはギニューの方になるかもしれないが、もしもそういうことになりそうならば、地面との衝突をギリギリ回避して曲線を描くようにその場で再び飛ぶことを注意深く意識してみれば良いと言われた。
ギニューの方はもしものために体勢を整え直す心の準備をしていたとしても、相手側は突然入れ替えられたらそんなことはできずになす統べなく地面に叩き付けられるだろうと言われた。
ギニューの方はもしものために体勢を整え直す心の準備をしていたとしても、相手側は突然入れ替えられたらそんなことはできずになす統べなく地面に叩き付けられるだろうと言われた。
相手に上を見られたらバレる可能性があることについては、今は暗い真夜中であることと、かなり高いところまで昇っておけば見つかりにくいだろうと言われた。
それでもまだ心配ならば、デイパック内にある「魔法のじゅうたん」を使ってみれば良いことを指摘された。
この絨毯は本来、人を乗せた状態では低空飛行しか出来ないほどに浮くための推進力はそこまで強い訳ではない。
それでも、例え高いところに持っていったとしても、浮こうとして絨毯の下からは浮力が発揮されるはずだ。
これならば、例え絨毯単体で飛ぶことはできなくとも、高い場所でも地面に対して水平な状態になれるかもしれない。
その絨毯で自分の姿を下から見えないように隠してみると良いかもしれないとアドバイスを受けた。
それこそ真っ暗な真夜中であるため、絨毯の下…裏側の方は色も暗く、星や月の光で影ができ、遥か高い場所なら下から上空を見てもより分かりにくくなるだろうとのことだ。
それでもまだ心配ならば、デイパック内にある「魔法のじゅうたん」を使ってみれば良いことを指摘された。
この絨毯は本来、人を乗せた状態では低空飛行しか出来ないほどに浮くための推進力はそこまで強い訳ではない。
それでも、例え高いところに持っていったとしても、浮こうとして絨毯の下からは浮力が発揮されるはずだ。
これならば、例え絨毯単体で飛ぶことはできなくとも、高い場所でも地面に対して水平な状態になれるかもしれない。
その絨毯で自分の姿を下から見えないように隠してみると良いかもしれないとアドバイスを受けた。
それこそ真っ暗な真夜中であるため、絨毯の下…裏側の方は色も暗く、星や月の光で影ができ、遥か高い場所なら下から上空を見てもより分かりにくくなるだろうとのことだ。
そしてこの作戦におけるもう1つの問題として、そもそも分身をアークワンにしても中身がギニューではないこともいずれバレるだろうということもある。
分身は全く喋らないし、動きもギニューとは違う。
だからその対策の一つとして、祈手にギニューが覚えた全集中の呼吸を少し教えることになった。
ちょっと教えた程度じゃ物真似程度の不自然な技しか出来ないことは百も承知。
ヒノカミ神楽も今の身体では使いこなせる状態になく、ここで教えられるのはそれっぽい形だけになるが、それも大きな問題にはならない。
あくまで、ほんの一瞬だけでも誤魔化せればそれで良い。
むしろ、そこも気付く要因になってくれて、ギニュー側のことを迂闊な奴らだと少しだけ侮ってもらえれば良い。
本命の対策としては、ニンニンコミックの分身をもう1つ出して、それを斬月・真に変身させた状態で待機させることにあった。
アークワンが偽物であることに気付いた頃に斬月・真が不意打ちしに来れば、そちらの方をギニューだと認識する可能性も考えられる。
そうなれば、本物は上空の方にいることに気付くのにより遅れてくれることになる。
斬月・真の方も偽物だと気付くのも時間の問題だろうが、その頃に相手にとって致命的なタイミングでの落下中のボディ・チェンジが出来るようになっていれば良い。
分身は全く喋らないし、動きもギニューとは違う。
だからその対策の一つとして、祈手にギニューが覚えた全集中の呼吸を少し教えることになった。
ちょっと教えた程度じゃ物真似程度の不自然な技しか出来ないことは百も承知。
ヒノカミ神楽も今の身体では使いこなせる状態になく、ここで教えられるのはそれっぽい形だけになるが、それも大きな問題にはならない。
あくまで、ほんの一瞬だけでも誤魔化せればそれで良い。
むしろ、そこも気付く要因になってくれて、ギニュー側のことを迂闊な奴らだと少しだけ侮ってもらえれば良い。
本命の対策としては、ニンニンコミックの分身をもう1つ出して、それを斬月・真に変身させた状態で待機させることにあった。
アークワンが偽物であることに気付いた頃に斬月・真が不意打ちしに来れば、そちらの方をギニューだと認識する可能性も考えられる。
そうなれば、本物は上空の方にいることに気付くのにより遅れてくれることになる。
斬月・真の方も偽物だと気付くのも時間の問題だろうが、その頃に相手にとって致命的なタイミングでの落下中のボディ・チェンジが出来るようになっていれば良い。
ギニューにとっては、もし本当にJUDOと入れ替わることに成功したとしても、ディケイドライバーに操られる可能性があることも問題の一つだ。
それについては、入れ替わった直後ならばディケイドライバーの中のテラパゴスも驚いて一瞬だけ隙が出来るだろうとアプリの中のハワードは言う。
その隙に、急いでベルトだけ先に外せばその瞬間に操られる心配は無いと言ってきた。
ベルトを外すことが出来た後は、自分にもう一度連絡するようにとも言われた。
その時、次にどうすれば良いのかを教えるとのことだった。
それについては、入れ替わった直後ならばディケイドライバーの中のテラパゴスも驚いて一瞬だけ隙が出来るだろうとアプリの中のハワードは言う。
その隙に、急いでベルトだけ先に外せばその瞬間に操られる心配は無いと言ってきた。
ベルトを外すことが出来た後は、自分にもう一度連絡するようにとも言われた。
その時、次にどうすれば良いのかを教えるとのことだった。
また祈手を囮にする都合上、祈手が敗死する可能性もある。
だがむしろ、そちらの方が都合の良いとのことだ。
今は一応ギニューに着いていっているが、祈手は本来完全にボンドルド側の存在だ。
いつまでも残しておくと何をしでかすか分からない。
利用できるだけ利用したら、後は処理してしまった方が良いとのことだ。
何だったら、今のところは死ねと言われたら死ぬようにはなっているから、空にいるギニューへの合図として盛大に自爆してもらうという手もあった。
そのために使えそうなアイテムとして、圧裂弾というものもあった。
暗くて見えにくいのはギニューも同じこと。
だからタイミング良く自爆してもらい、その明かりでJUDOの位置を分かるようにすれば良いとのことだ。
だがむしろ、そちらの方が都合の良いとのことだ。
今は一応ギニューに着いていっているが、祈手は本来完全にボンドルド側の存在だ。
いつまでも残しておくと何をしでかすか分からない。
利用できるだけ利用したら、後は処理してしまった方が良いとのことだ。
何だったら、今のところは死ねと言われたら死ぬようにはなっているから、空にいるギニューへの合図として盛大に自爆してもらうという手もあった。
そのために使えそうなアイテムとして、圧裂弾というものもあった。
暗くて見えにくいのはギニューも同じこと。
だからタイミング良く自爆してもらい、その明かりでJUDOの位置を分かるようにすれば良いとのことだ。
遥か高い場所に行ってしまうと、自由落下するだけでは時間がかかるかもしれないことも考えられた。
その場合だと、ボディ・チェンジが可能になる距離まで来る前に気付かれて、避けられる可能性も考えられた。
けれどもそれについては、ストライカーユニットを稼働させて加速して落下速度を上げれば良いと言われた。
その方が、もしもの時に空に再上昇するのもやりやすいだろうとのことだ。
その場合だと、ボディ・チェンジが可能になる距離まで来る前に気付かれて、避けられる可能性も考えられた。
けれどもそれについては、ストライカーユニットを稼働させて加速して落下速度を上げれば良いと言われた。
その方が、もしもの時に空に再上昇するのもやりやすいだろうとのことだ。
また、デイパック内にあったフリーガーハマーという銃火器のミサイルを使うことも提案された。
祈手が爆発してまだ驚いている最中の時にミサイルを先に落とせば、JUDOは空の方を見上げてしまうだろうということだ。
それならば、ボディ・チェンジもやりやすくなるというものだ。
祈手が爆発してまだ驚いている最中の時にミサイルを先に落とせば、JUDOは空の方を見上げてしまうだろうということだ。
それならば、ボディ・チェンジもやりやすくなるというものだ。
◇
『しかしその作戦は良いとしてだな、更にもう1つ問題がある』
『今の俺はどうも魔力というものが足りないかもしれない。作戦通りに空中で待機することが出来ないかもしれない』
『今の俺はどうも魔力というものが足りないかもしれない。作戦通りに空中で待機することが出来ないかもしれない』
ギニューにはもう1つ懸念事項があった。
これまでの戦いにより、今は肉体内の魔力を多量に消費してしまっている状態だった。
そのため、使用者の魔力を動力とするストライカーユニットを空中で静止するために使い続けられるかどうか、難しいかもしれないことと感じていた。
これまでの戦いにより、今は肉体内の魔力を多量に消費してしまっている状態だった。
そのため、使用者の魔力を動力とするストライカーユニットを空中で静止するために使い続けられるかどうか、難しいかもしれないことと感じていた。
『それならば、もう一度デイパックの中のもっと奥の方を探ってみるといい』
ギニューの言葉に対しそんな返信が返ってくる。
それを見たギニューは少し考え込んだ後、少し渋い顔をしながらデイパックの中を探り始める。
デイパック内を探すこと自体は、少し前に既にやったことだった。
しかしその時は特に魔力回復に役立ちそうなものは見つからなかった。
そのため、自分が見付けられてないだけで本当に役立つものがあるのかどうか、少し懐疑的な気分になっていた。
それでもギニューは一応、デイパックの中をもっと深いところまでということを意識しながら探ってみていた。
それを見たギニューは少し考え込んだ後、少し渋い顔をしながらデイパックの中を探り始める。
デイパック内を探すこと自体は、少し前に既にやったことだった。
しかしその時は特に魔力回復に役立ちそうなものは見つからなかった。
そのため、自分が見付けられてないだけで本当に役立つものがあるのかどうか、少し懐疑的な気分になっていた。
それでもギニューは一応、デイパックの中をもっと深いところまでということを意識しながら探ってみていた。
そしてやがて、ギニューの手が何かを掴んだ。
それは、何やら生温かくて、ヌルヌルしているような感触があった。
それは、何やら生温かくて、ヌルヌルしているような感触があった。
ギニューは恐る恐る、そのままデイパックの中から手を引き抜いていった。
やがて出てきたその手の中には、確かにギニューがこれまで確認できていなかった物体が握られていた。
やがて出てきたその手の中には、確かにギニューがこれまで確認できていなかった物体が握られていた。
それは、まるで男性器(ち○こ)のような形状をした、大型の気色の悪い虫のような生物であった。
「…………………ヴ゛ィ゛ーーーーーッ゛!!!???」
ギニューは驚きのあまり、変な声を出しながら気持ち悪い虫を洞窟の奥の方に思いっきりぶん投げてしまった。
投げられた後のその虫は、地面に叩き付けられそこを少しバウンドしながら、ピクピクとその場で少し痙攣しているかのような様子を見せる。
投げられた後のその虫は、地面に叩き付けられそこを少しバウンドしながら、ピクピクとその場で少し痙攣しているかのような様子を見せる。
『その虫は刻印虫というものだ』
『そいつは5歳の女の子の純潔を破ってそれで流れた血を啜ったものらしく、その結果魔力をたくさん体内に蓄えたものらしい』
「な、何だそりゃ!?気色悪っ!!!」
『そいつは5歳の女の子の純潔を破ってそれで流れた血を啜ったものらしく、その結果魔力をたくさん体内に蓄えたものらしい』
「な、何だそりゃ!?気色悪っ!!!」
概要は見た目以上におぞましいものだった。
何でそんなものがここにあるんだと思ってしまう。
これまで色々な星でフリーザに命じられるまま様々な非道を働いてきたギニューではあったが、流石にこの虫がしたことにはドン引きだった。
何でそんなものがここにあるんだと思ってしまう。
これまで色々な星でフリーザに命じられるまま様々な非道を働いてきたギニューではあったが、流石にこの虫がしたことにはドン引きだった。
『魔力を回復がしたいなら、そいつを食えばいいだろう』
「嫌だよ!!!!」『嫌だよ!!!!』
「嫌だよ!!!!」『嫌だよ!!!!』
思わず、スマホでの返信より先に大声を出してしまう。
そのすぐ後に、返信の方でも同じことを書いて送っていた。
魔力回復のためとはいえ、こんな色んな意味でヤバい代物を口にするなど絶対に考えられないことであった。
こんなゲテモノ食いはサイヤ人の領分だ。
そんな風に思いながら、ギニューは嫌悪感を多いに露にしていた。
そんな時だった。
そのすぐ後に、返信の方でも同じことを書いて送っていた。
魔力回復のためとはいえ、こんな色んな意味でヤバい代物を口にするなど絶対に考えられないことであった。
こんなゲテモノ食いはサイヤ人の領分だ。
そんな風に思いながら、ギニューは嫌悪感を多いに露にしていた。
そんな時だった。
『ピクッ』
「えっ?」
「えっ?」
放り捨てた虫が勝手に動き始めた。
虫は自分の体勢を変え、ギニューと顔を向き合うような形になった。
虫は自分の体勢を変え、ギニューと顔を向き合うような形になった。
『ズザザッ』
「うおおっ!?」
「うおおっ!?」
虫は地面を這いながら、すごいスピードでギニューのいる方に近付いて来た。
ギニューはそれに対応しきれず、止められない。
急に激しく動き出したことに驚いて、つい口を大きく開けてしまう。
そこに目掛けて、虫は跳んできた。
ギニューはそれに対応しきれず、止められない。
急に激しく動き出したことに驚いて、つい口を大きく開けてしまう。
そこに目掛けて、虫は跳んできた。
「モガッ!?」
虫はギニューのバルクホルンとしての肉体の口の中に無理矢理潜り込んできた。
そして、ギニューがそれに対して歯を立てる暇もなく、喉の奥の方へと進んでいった。
そして、ギニューがそれに対して歯を立てる暇もなく、喉の奥の方へと進んでいった。
『ゴクン』
ギニューはその虫を、完全に飲み込んでしまった。
「ぐっ…があ…っ!?」
虫が喉元を通り過ぎたと感じた時、異変が起きる。
腹の中を起点として、激しい痛みがギニューを襲った。
まるでそこから、内臓の肉を噛みつかれているかのような感触があった。
腹の中を起点として、激しい痛みがギニューを襲った。
まるでそこから、内臓の肉を噛みつかれているかのような感触があった。
「う゛お゛え゛えええぇぇぇぇ……ぐえ゛ええぇぇ…」
『おい かってにはいってきたぞ』
『おい かってにはいってきたぞ』
ギニューはえずきながら、手を震わせながらメッセージを送る。
メッセージの文字を漢字に変換する精神的余裕はなかった。
額には、彼が怒りを感じていることを表す青筋も浮かんでいた。
メッセージの文字を漢字に変換する精神的余裕はなかった。
額には、彼が怒りを感じていることを表す青筋も浮かんでいた。
『君の魔力が少ないことを察して、自分から回復させてやろうとでも思ったんじゃないか?』
『もしくは、嫌だと言われてプライドが傷ついてムカついて、そんな言うなら食ってみろとでも思ったのかもしれんな』
『もしくは、嫌だと言われてプライドが傷ついてムカついて、そんな言うなら食ってみろとでも思ったのかもしれんな』
「んなわけあるかあ…」
ギニューは痛みに悶えながらそんな声を漏らす。
だが、返信の内容を否定しようとしても、それで何か変わるわけではない。
虫のことを吐こうとしても、出すことはできない。
虫は今、蓄えた魔力を宿主に供給するために、内側の肉を食い破ってそこから直接魔力を与えられるように一部を作り替えている。
ギニューが感じているのは、それによる苦しみだ。
だが、返信の内容を否定しようとしても、それで何か変わるわけではない。
虫のことを吐こうとしても、出すことはできない。
虫は今、蓄えた魔力を宿主に供給するために、内側の肉を食い破ってそこから直接魔力を与えられるように一部を作り替えている。
ギニューが感じているのは、それによる苦しみだ。
◇
「ぐうう…(くそっ…確かに魔力とやらが回復しているような感覚も出てきた…)」
ギニューはかなり気分を悪くさせられたが、虫の効果は本物のようであった。
(………やはり、言う通りに奴の肉体を奪いに行くべきか?)
ギニューは段々とそんな気分になっていく。
アプリのメッセージ越しのハワードの話はどこまでが本当のことかは分からない。
JUDOの着けていたベルトが本当に黒幕で、肉体の方を奪ってそれをすぐ外して無力化できたとしても、そこから本当にどうにかできるかも疑わしい。
だがもし本当のことだったら確かにそうでもしないと出し抜けないし、本当じゃないとしても元々向こうが持つ力は強力な方だ。
それに孫悟空の肉体を何らかのアイテムの中に確保していることも、やはり先にJUDOの方から奪うことはどちらにしろ自分にとって良い手だとは考えられる。
その方法として立てられた作戦はどちらかと言えば卑劣なものであり、あまり気が進まないところもあったが、それもこの際仕方がないところがあった。
アプリのメッセージ越しのハワードの話はどこまでが本当のことかは分からない。
JUDOの着けていたベルトが本当に黒幕で、肉体の方を奪ってそれをすぐ外して無力化できたとしても、そこから本当にどうにかできるかも疑わしい。
だがもし本当のことだったら確かにそうでもしないと出し抜けないし、本当じゃないとしても元々向こうが持つ力は強力な方だ。
それに孫悟空の肉体を何らかのアイテムの中に確保していることも、やはり先にJUDOの方から奪うことはどちらにしろ自分にとって良い手だとは考えられる。
その方法として立てられた作戦はどちらかと言えば卑劣なものであり、あまり気が進まないところもあったが、それもこの際仕方がないところがあった。
それともう一つ、ギニューは今の身体を捨てたいと正直思っていた。
今、虫を食ってしまったからだ。
体の中に虫がいると思うだけで気分は最悪だった。
それ以外にも、体の中を食い破られるような苦痛もまだ続いていた。
出来ることなら、すぐにでもこの身体から離れたかった。
だから、ハワードの話にも乗ろうかという気分になっていた。
今、虫を食ってしまったからだ。
体の中に虫がいると思うだけで気分は最悪だった。
それ以外にも、体の中を食い破られるような苦痛もまだ続いていた。
出来ることなら、すぐにでもこの身体から離れたかった。
だから、ハワードの話にも乗ろうかという気分になっていた。
『こうなったら仕方がない。とりあえず今回はお前の言葉に乗ってやる』
『そうか、感謝する』
『そうか、感謝する』
ギニューは了承の返答を送る。
それに対する感謝を表す返事を確認する。
そこまで見た後、アプリを閉じて荷物をまとめる。
それに対する感謝を表す返事を確認する。
そこまで見た後、アプリを閉じて荷物をまとめる。
そして洞窟の外で見張りをやらせていた祈手に声をかけ、作戦の内容の詳細な説明を行った。
もちろん、誰と相談しながら立てたものかは伏せてだ。
そして、JUDOに対する誤魔化しのために、全集中の呼吸による剣術の型をこの時少しだけ教えておいた。
ここまである程度までの準備を終えたら、共に作戦のための次の目的地に向けて移動し始めた。
もちろん、誰と相談しながら立てたものかは伏せてだ。
そして、JUDOに対する誤魔化しのために、全集中の呼吸による剣術の型をこの時少しだけ教えておいた。
ここまである程度までの準備を終えたら、共に作戦のための次の目的地に向けて移動し始めた。
◆◇◆
それから少し歩き、網走監獄の外の方で待機を始めた。
少し待った後にスマホにJUDOが1人になったという連絡が来て、そこから作戦は開始された。
ギニューはボンドルドの祈手に対しストライカーユニット、魔法のじゅうたん、フリーガーハマーのミサイルを1つ、それからスマホ以外の持ち物を祈手に預けた。
祈手には作戦の要となる部分について説明し、他の細かい部分はお任せする形になった。
そしてストライカーユニットのフラックウルフFw190D-6を装着し、魔法のじゅうたんも持ちながら真上の方へと上昇していった。
スマホについては、自分が持ったまま落下したらその衝撃で壊れてしまう可能性もあるため、クッション代わりに前に奪ったもう1つのデイパックの中に先に入れてから、そのデイパックごと元々持っていたデイパックの方に入れる形にしておいた。
落下したら壊れてしまう可能性があるものとしては、フリーガーハマーも同じため、必要となるだろうミサイルを1つだけ持っていった。
専用の砲台から発射するのではなく、手で投げて使うためだ。
少し待った後にスマホにJUDOが1人になったという連絡が来て、そこから作戦は開始された。
ギニューはボンドルドの祈手に対しストライカーユニット、魔法のじゅうたん、フリーガーハマーのミサイルを1つ、それからスマホ以外の持ち物を祈手に預けた。
祈手には作戦の要となる部分について説明し、他の細かい部分はお任せする形になった。
そしてストライカーユニットのフラックウルフFw190D-6を装着し、魔法のじゅうたんも持ちながら真上の方へと上昇していった。
スマホについては、自分が持ったまま落下したらその衝撃で壊れてしまう可能性もあるため、クッション代わりに前に奪ったもう1つのデイパックの中に先に入れてから、そのデイパックごと元々持っていたデイパックの方に入れる形にしておいた。
落下したら壊れてしまう可能性があるものとしては、フリーガーハマーも同じため、必要となるだろうミサイルを1つだけ持っていった。
専用の砲台から発射するのではなく、手で投げて使うためだ。
そして空のかなり高い場所にまで上昇し、そこで体の腹の方を下ににしながら魔法のじゅうたんも片手で掴みながら自分の下に広げた。
もう片方の腕ではミサイルを抱えておいた。
その後網走監獄の敷地内の上の方にまで移動し、そこで待機を始めた。
この間もずっと虫による腹の苦痛は続いていた。
もう片方の腕ではミサイルを抱えておいた。
その後網走監獄の敷地内の上の方にまで移動し、そこで待機を始めた。
この間もずっと虫による腹の苦痛は続いていた。
祈手もそれと同じ頃にニンニンコミックフォームになり、気配を消しながら網走監獄の方に侵入した。
祈手はその後教誨堂の中に入り、そこでモノモノマシーンを使った。
そこで出てきたアイテムを確認し、すぐに使えるもの…ゴーゴー焼き山菜はその場でさっさと食した。
その後教誨堂の中で分身を2体出して、それぞれアークワンと斬月・真に変身させた。
そして作戦通り斬月・真の分身の方はそのまま教誨堂で隠して、アークワンの分身と共に外に出て跳躍してJUDOの方に向かった。
祈手はその後教誨堂の中に入り、そこでモノモノマシーンを使った。
そこで出てきたアイテムを確認し、すぐに使えるもの…ゴーゴー焼き山菜はその場でさっさと食した。
その後教誨堂の中で分身を2体出して、それぞれアークワンと斬月・真に変身させた。
そして作戦通り斬月・真の分身の方はそのまま教誨堂で隠して、アークワンの分身と共に外に出て跳躍してJUDOの方に向かった。
ギニューが空の上で待機を始めてすぐの頃に、戦闘音が聞こえてきたため祈手が動き出したことを察知した。
下の方を覗いてみた時、赤い龍が空を昇って行くところが見えた時も少し慌てさせられた。
だが幸いにも何とか、自分の存在をそこからで察知されることはなかったようだった。
やはり今が真っ暗な真夜中であることと、下の方にじゅうたんを持って体を隠していたことが功を奏したのだろう。
赤い龍がやがて倒された時は安心した。
下の方を覗いてみた時、赤い龍が空を昇って行くところが見えた時も少し慌てさせられた。
だが幸いにも何とか、自分の存在をそこからで察知されることはなかったようだった。
やはり今が真っ暗な真夜中であることと、下の方にじゅうたんを持って体を隠していたことが功を奏したのだろう。
赤い龍がやがて倒された時は安心した。
全貌が確認できたわけではなかったが、下の戦闘の際に発生した火花等でJUDOの様子が少し見えたこともあった。
その時、何かJUDOが何十人にも分身しているように見えた時は、本当に作戦通りいけるのか心配になった。
けれども最終的には、下の方で大爆発が起きた。
規模はこれまでより大きかったが、それが圧裂弾によるものであることはすぐに分かった。
だからそれを合図とし、ギニューは魔法のじゅうたんから手を離して、相手が死にやすいよう頭を下に向けながら急降下していった。
その時、何かJUDOが何十人にも分身しているように見えた時は、本当に作戦通りいけるのか心配になった。
けれども最終的には、下の方で大爆発が起きた。
規模はこれまでより大きかったが、それが圧裂弾によるものであることはすぐに分かった。
だからそれを合図とし、ギニューは魔法のじゅうたんから手を離して、相手が死にやすいよう頭を下に向けながら急降下していった。
爆発による爆炎で、辺りは少しの間照らされた。
短い時間だったがそのおかげで、ギニューは上からJUDOの位置を確認することができた。
そこからミサイルを、JUDOの少し前の方を狙って投げた。
ゲルトルート・バルクホルンの怪力の魔法を使いながら勢いよく投げたため、ギニュー自身が急降下するよりも速く地上に向かって行った。
短い時間だったがそのおかげで、ギニューは上からJUDOの位置を確認することができた。
そこからミサイルを、JUDOの少し前の方を狙って投げた。
ゲルトルート・バルクホルンの怪力の魔法を使いながら勢いよく投げたため、ギニュー自身が急降下するよりも速く地上に向かって行った。
ミサイルが地面に着弾すると同時に、ギニューはJUDOの方を見ながらボディ・チェンジのために叫んだ。
◇◆◇
そして今、2つの時間が合流する。
大首領JUDOは、叫びながら落下してきたギニューと目を合わせた。
その次の瞬間に、JUDOの視界が変わった。
JUDOの視界一杯に映ったのは、天地の逆転した世界だった。
その次の瞬間に、JUDOの視界が変わった。
JUDOの視界一杯に映ったのは、天地の逆転した世界だった。
ギニューに与えられた作戦は、成功という結果となった。
仮面ライダーディケイドに変身していた状態でも、ボディ・チェンジの効果は発動されていた。
門矢士こそがディケイドの存在そのものとも言えるためか、たとえディケイドの顔でも素顔とほぼ同じと言えるかもしれないため、ライダーの仮面を被った状態でも精神の入れ替えは可能だったのだろう。
仮面ライダーディケイドに変身していた状態でも、ボディ・チェンジの効果は発動されていた。
門矢士こそがディケイドの存在そのものとも言えるためか、たとえディケイドの顔でも素顔とほぼ同じと言えるかもしれないため、ライダーの仮面を被った状態でも精神の入れ替えは可能だったのだろう。
JUDOが空の上のギニューに気付けなかったのは、きっとギニューが仮面ライダーではなかったから。
ギニューは一度変身したことはあれど、そのためのアイテムももう捨てたような形になっていた。
それに対しJUDOは、仮面ライダーしか見てないような状態になっていた。
仮面ライダーに変身した状態の祈手とその分身達しか見てなかったから、上に隠れていたギニューに気付けなかった。
一時的に仮面ライダーの力を手離した状態になっていたために、JUDOはギニューの気配を感じ取るのが難しくなっていた。
ギニューは一度変身したことはあれど、そのためのアイテムももう捨てたような形になっていた。
それに対しJUDOは、仮面ライダーしか見てないような状態になっていた。
仮面ライダーに変身した状態の祈手とその分身達しか見てなかったから、上に隠れていたギニューに気付けなかった。
一時的に仮面ライダーの力を手離した状態になっていたために、JUDOはギニューの気配を感じ取るのが難しくなっていた。
ゲルトルート・バルクホルンの肉体に入れ替えられたJUDOは、そのまま速度を引き継いで急降下していく。
元々ウィッチだったわけでもないのに、この状態から急な方向転換ができるわけがない。
元々ウィッチだったわけでもないのに、この状態から急な方向転換ができるわけがない。
『グシャ』
そうして成す術なく、JUDOは頭から地面に叩きつけられる。
かなりの高所から勢い付けられたそれによる衝撃は、ゲルトルート・バルクホルンとしての肉体の脳天を砕き、全身の骨も粉砕し、内臓も潰れる。
頭部から潰れていったことで、見ただけではそれが元々誰の肉体だったのか分からないくらい頭部・顔面も酷い有り様となる。
脚に履かれていたストライカーユニットのフラックウルフFw190D-6も、落下の衝撃で壊れてバラバラになっていた。
そんな風に無惨な肉塊となったそれは、体を逆さに頭が先端だけ地面に少しの間埋まった形になった後、やがて仰向けに倒れ込む。
それから少しした後、空の上からギニューが持っていた魔法のじゅうたんがひらひらと近くに落ちて来た。
かなりの高所から勢い付けられたそれによる衝撃は、ゲルトルート・バルクホルンとしての肉体の脳天を砕き、全身の骨も粉砕し、内臓も潰れる。
頭部から潰れていったことで、見ただけではそれが元々誰の肉体だったのか分からないくらい頭部・顔面も酷い有り様となる。
脚に履かれていたストライカーユニットのフラックウルフFw190D-6も、落下の衝撃で壊れてバラバラになっていた。
そんな風に無惨な肉塊となったそれは、体を逆さに頭が先端だけ地面に少しの間埋まった形になった後、やがて仰向けに倒れ込む。
それから少しした後、空の上からギニューが持っていた魔法のじゅうたんがひらひらと近くに落ちて来た。
こうして、古より人類の歴史の陰で暗躍し、様々な悪の組織を操ってきた大首領、
彼の世界における仮面ライダーの祖と言える存在であり、今は仮面ライダーの破壊者となっていたそいつは、ここで自分に何が起きたのかも認識できるようになる前に、その精神を砕かれた。
因縁深い仮面ライダー達と全く無関係な形で、その巨悪は滅ぼされることとなった。
彼の世界における仮面ライダーの祖と言える存在であり、今は仮面ライダーの破壊者となっていたそいつは、ここで自分に何が起きたのかも認識できるようになる前に、その精神を砕かれた。
因縁深い仮面ライダー達と全く無関係な形で、その巨悪は滅ぼされることとなった。
【大首領JUDO@仮面ライダーSPIRITS(身体:ゲルトルート・バルクホルン@ストライクウィッチーズシリーズ) 死亡】
◆
ボディ・チェンジが成功した後、ギニューは直ぐ様腰からディケイドライバーを少し強引気味に取り外す。
それにより彼は手に入れた門矢士としての姿をその場に晒す。
それにより彼は手に入れた門矢士としての姿をその場に晒す。
「スゥー…ハァー…」
ギニューは一度深呼吸する。
その後腹を押さえながら、前の身体にあった腹痛が今の身体では存在しないことを確かめる。
その後、辺りを見回して現状の様子を確認する。
その後腹を押さえながら、前の身体にあった腹痛が今の身体では存在しないことを確かめる。
その後、辺りを見回して現状の様子を確認する。
(生きている奴は誰もいないようだな…)
そうしてギニューは、この網走監獄にいるのが今は自分1人だけであることを確かめる。
先ほどの連絡でもあった通り、桐生戦兎が率いていた一行の生存者達は、この場から既に逃亡してしまったようであった。
先ほどの連絡でもあった通り、桐生戦兎が率いていた一行の生存者達は、この場から既に逃亡してしまったようであった。
(!………そうか、奴らが死んだか)
見回している内に、ギニューは今自分が作ったもの以外の死体を2つ発見する。
それこそまさに、前に自分が狙えと指示された桐生戦兎の肉体であった佐藤太郎と、自分が少し腹立った宇宙人であるエボルトの肉体となっていた桑山千雪の死体であった。
これらは、自分達が来る前の戦いでJUDOが殺害した者達なのだろう。
死体は2つとも首を切断されており、首輪を取り外されている。
外された首輪はどちらも、現在自分が背負っているデイパックの中の方に入れられている。
そして桐生戦兎が死亡したことは、以前の指令にあったように彼を狙う必要が無くなったということだ。
彼は首輪を外せる可能性があったらしく、もうこれで彼を頼りにして首輪を外すことは考えられないこととなった。
もっとも今のギニューとしては、首輪はもう外す必要は無いかもしれないと認識しているが。
本当にこの手に持つディケイドライバーが黒幕で、その力を引き出すには今の肉体の門矢士も必要なら、今着けている首輪も爆弾の無いダミーのものかもしれないと考えているからだ。
また、桐生戦兎が殺されていることは、彼に支給されていたネオディケイドライバーもJUDOに奪われたことを意味する。
その証拠に、今自分が奪った肉体に装着されていたのは、ネオディケイドライバーの方だった。
おそらく、先ほどの話にあったように白いディケイドライバーとの融合を果たしたのだろう。
今はまだ確認していないが、その証拠として確かにディケイドライバーはJUDOが持っていた荷物の中からは消滅していた。
それこそまさに、前に自分が狙えと指示された桐生戦兎の肉体であった佐藤太郎と、自分が少し腹立った宇宙人であるエボルトの肉体となっていた桑山千雪の死体であった。
これらは、自分達が来る前の戦いでJUDOが殺害した者達なのだろう。
死体は2つとも首を切断されており、首輪を取り外されている。
外された首輪はどちらも、現在自分が背負っているデイパックの中の方に入れられている。
そして桐生戦兎が死亡したことは、以前の指令にあったように彼を狙う必要が無くなったということだ。
彼は首輪を外せる可能性があったらしく、もうこれで彼を頼りにして首輪を外すことは考えられないこととなった。
もっとも今のギニューとしては、首輪はもう外す必要は無いかもしれないと認識しているが。
本当にこの手に持つディケイドライバーが黒幕で、その力を引き出すには今の肉体の門矢士も必要なら、今着けている首輪も爆弾の無いダミーのものかもしれないと考えているからだ。
また、桐生戦兎が殺されていることは、彼に支給されていたネオディケイドライバーもJUDOに奪われたことを意味する。
その証拠に、今自分が奪った肉体に装着されていたのは、ネオディケイドライバーの方だった。
おそらく、先ほどの話にあったように白いディケイドライバーとの融合を果たしたのだろう。
今はまだ確認していないが、その証拠として確かにディケイドライバーはJUDOが持っていた荷物の中からは消滅していた。
(……アレらも壊されたか)
ギニューは次に、祈手に渡した変身ベルトが2つとも粉々に破壊されてしまっていることを確認した。
もっとも、今のギニューにとってそれらはもう必要は無さそうなものであった。
ディケイドライバーに自己修復機能があると聞いたために、前の自分がやったみたいに壊されたとしても、すぐに直るものだと認識していた。
それならば、代わりのベルトは必要無い。
むしろ、何かのきっかけで敵に奪われて使われたりでもしたらと考えると、それを防ぐために破壊してしまった方が良いのかもしれない。
それこそ例えば、前回の戦いで自分がエボルトから荷物ごとベルトを奪って使ってみた時のように。
もっとも、今のギニューにとってそれらはもう必要は無さそうなものであった。
ディケイドライバーに自己修復機能があると聞いたために、前の自分がやったみたいに壊されたとしても、すぐに直るものだと認識していた。
それならば、代わりのベルトは必要無い。
むしろ、何かのきっかけで敵に奪われて使われたりでもしたらと考えると、それを防ぐために破壊してしまった方が良いのかもしれない。
それこそ例えば、前回の戦いで自分がエボルトから荷物ごとベルトを奪って使ってみた時のように。
◇
そういったことまで確認した後、ギニューはゆっくりと歩きながら先ほどまで自分が中にいた肉体の死体の方に近付いていく。
そしてその背に背負われたデイパックを取り外し、中からもう1つのデイパックを更に取り出し、その中からスマホを取り出す。
ハワードはここまで終わったら次にどうすれば良いかの連絡を行うというメッセージを送っていた。
だからやることが終わったことを報告し、次に何をさせるつもりだったのかを聞き出そうとしていた。
そしてその背に背負われたデイパックを取り外し、中からもう1つのデイパックを更に取り出し、その中からスマホを取り出す。
ハワードはここまで終わったら次にどうすれば良いかの連絡を行うというメッセージを送っていた。
だからやることが終わったことを報告し、次に何をさせるつもりだったのかを聞き出そうとしていた。
ギニューがスマホを起動してみると、アプリのアイコンにメッセージが来ていることを表すマークが付いていた。
(………何だ?通知がたくさん来ている…?)
ギニューはアプリに付いた通知のマークを見て違和感を覚える。
そのマークは、アプリに来ている新たなメッセージが十数件も来ていることを表していた。
まだこちらの状況を報告していないのに、大体は言われた通りのことをやってみせたのにこんなに連続で多量のメッセージが来ているのは何かおかしいような気がした。
ギニューはアプリを開き、新たに来ていたメッセージを画面に表示した。
そのマークは、アプリに来ている新たなメッセージが十数件も来ていることを表していた。
まだこちらの状況を報告していないのに、大体は言われた通りのことをやってみせたのにこんなに連続で多量のメッセージが来ているのは何かおかしいような気がした。
ギニューはアプリを開き、新たに来ていたメッセージを画面に表示した。
『この大馬鹿者が!!!』
「!?」
「!?」
アプリを開いて早々に現れたのは、大きな怒りを表す言葉であった。
上に少しスクロールしてみれば、『おい』『待て』『一旦止まれ!』『やめろ!』『話を聞け!』『こっちを見ろ!!』等といったメッセージがいくつか届いていた。
まるで、ギニューが先ほどまでやっていたことを止めようとしていたかのようだった。
自分に今回の作戦をやるように提言したのは、これらのメッセージを送ってきたハワードのはずなのに。
何故このようなメッセージが届いていたのか、その答えはすぐに分かることになる。
上に少しスクロールしてみれば、『おい』『待て』『一旦止まれ!』『やめろ!』『話を聞け!』『こっちを見ろ!!』等といったメッセージがいくつか届いていた。
まるで、ギニューが先ほどまでやっていたことを止めようとしていたかのようだった。
自分に今回の作戦をやるように提言したのは、これらのメッセージを送ってきたハワードのはずなのに。
何故このようなメッセージが届いていたのか、その答えはすぐに分かることになる。
『ようやく見たか!』
ギニューがメッセージを開いたことで既読の印が付き、相手側もギニューが今メッセージを見たことを認識した。
『おい、どうした?』
ギニューはそれに対し疑問を呈する返事をする。
これに対する返答も、すぐに来ることになる。
これに対する返答も、すぐに来ることになる。
『最初に言っておく。これまでお前とここで対話していたのは、私ではない!』
『私が本物のハワード・クリフォードだ!』
『さっきお前が知った殺し合いの真実の情報は全てデタラメだ!』
『テラパゴスは黒幕でないしやる気パワーは集めておらんしディケイドライバーに自己修復機能は無い!』
『お前は騙されていたんだ!!』
「…………は?」
『私が本物のハワード・クリフォードだ!』
『さっきお前が知った殺し合いの真実の情報は全てデタラメだ!』
『テラパゴスは黒幕でないしやる気パワーは集めておらんしディケイドライバーに自己修復機能は無い!』
『お前は騙されていたんだ!!』
「…………は?」
新しく届いていたメッセージ群の意味、それはギニューが先ほど山中の洞窟でやり取りしていた相手は、ハワードになりすましていた別人だったということだった。